人妻の気紛れで自堕落な生活

人妻の夜遊びとか不倫とか時々仕事とか

ホステス時代(プラトニック営業)

これは、昔わたくしがお水の世界にいたころのお話で、今とは世界もずいぶん違うのかもしれません。バブル前→バブル崩壊→不景気時代をずっとお水してました。そんな遠い記憶の物語…(だからクレームとか受け付けません、私の経験と主観です)

 

ホステスは自分の客を口座として、客の売掛を担当する。

だけど売掛が未収の場合は、自分の借金として持たなくてはならないってことは、前にも書いた。で、客の未収というのはどんな理由?だいたい思いつくのは倒産とか夜逃げとか?

実は、ホステスと「ヤレない」と判断した客が、突然バックレて未収になる確率が高いのだ。色恋営業の成れの果てだよね。だからホステスにも一部責任はあると思う。

 

ホステスの裏話はこちら↓

jurinrin.hatenadiary.com

クラブは大人の社交場、かりそめの恋愛を楽しむ場、などとカッコいい事言っても、結局そこにいるのは男と女なので、客は女を自分のものにしたがり、女は商売だから出来るだけセックスしないで引っ張りたいのが本音。

もちろん最初から身体を張るホステスもいるし、太いパパだけで売り上げを作る子もいる。だけど一般的には中の上くらいの客をたくさん持って、セックスしないでしばらく通ってもらいたい。中にはどうしても生理的に無理って客もいるし。

 

そうなると、最後は客が「あんなに貢いだのに騙された」と言い出し、ホステスは「仕事だから相手してたのに」となって決裂。そうして売掛を踏み倒されるのだ。

踏み倒された売り上げの回収は、実はやり方がある裏社会。だから売掛回収できなくて風俗に売り飛ばされるとかってドラマみたいな話は、実際にはそんなにない。まぁホステスはそれなりに損はするけどね。それでも風俗よりは、高級クラブの方が稼げるしね。

 

この色恋営業、口座持ちのホステスじゃなくても同じ修羅場に陥りやすい。なんだかんだと言っても男の下心を操ってお金巻きあげるのが仕事なんだからさ、仕方ないとは思う。

それで私がどうしていたのかというと、実は殆どの客とはプラトニックで通してきた。

 

自分が寝たい男だけ、数名たまには味見したことはある(笑)

たとえばキンちゃんとか↓

jurinrin.hatenadiary.com

 

それ以外の客には、セックスしないで済むように、真実を織り交ぜた半分嘘の私を演じてた。もちろん他にもやり方はある。友情が成立することも稀にはある。

 ただ、私の嘘は、客がたくさん貢いでくれるので、ホステスビジネスとしてはとても有益だった(この話、何度か色んなところで言ったことがあるから知ってる人もいるかも?)

実は私…酷い性的虐待を受けていた過去があって…詳しくは言いたくないけど。というか言えないの。思い出すとPTSD?…うん、辛くて…

 

うんそれで…実は直腸膣瘻という病気で。何度か手術はしたけど良くならなくて。

それでね、実はその病気のせいで、セックスが出来ない身体なの。治療は続けてるけどなかなか良くならなくて…ごめんなさい(涙)

 

…だからあなたの事、とても好きだと思うけれど、私は女としては機能しないの…こんな汚らわしい女でごめんね。

嫌いになっちゃうよね、ほんとごめんなさい(涙)

 

嘘と真実を織り混ぜた告白。

この瞬間の男の顔を見るのは、堪らなく愉しくて麻薬のように病みつきになる。男を完璧に手の中に納めた快感、この瞬間の偽りの私を愛してしまった男の顔。

結局男は、弱くて悲しい女が好きだ。本当の私なんか何にも見えてない。

 

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それでいい、これは仮初めだから、商売だから。

そして私の、男への復讐だから。

 

ほぼ100%の確率で、辛かったね、嫌な事言わせてごめんね、そんなつもりじゃないよ、セックスなんかどうだっていいんだよ、俺はじゅりんちゃんが好きになったんだ、俺にできることをさせてほしいよ、一緒に治療していこう、頑張ろう…そんなことを言い出す。

 

『ほぼ100%』なのは、夫だけは少し違ったから。

そうなんだ、大変だったね、それでもいいよ。もしそれが真実ならば、と夫は言った。

夫だけは、私を見抜いてた。

 

私の告白によって調教された客たちは、私とはプラトニックでお付き合いしていると思い込み、足繁くお店に通い、少しでも一緒にいたいと同伴もしてくれる。

当時の私のノルマは月4だったけど、多い月は3倍達成するからノルマは楽勝だった。

 

たまに私の住むマンションに来たいと言い出す人もいたが、妹も一緒に住んでるからと嘘をついて断った。

客達は色んなものを私に買い与えたけれど、私が妹と暮らしてる前提なので、食べ物が二倍になるのは少し辛かった。お寿司とか鯛飯とかスイーツとか、気を利かせて妹の分も準備してくれる。有難いんだけど日持ちしないものはちょっと辛かったな(苦笑)

 

パトロンじゃないから、お金を直接受け取ることは殆ど無かったけど、お洋服を買ってもらったり、携帯や光熱費代を払ってもらったり(振込用紙を見せるだけで、だいたい支払ってもらえた)パソコンスクールの代金や、マッサージやエステ代もお願いしてたな。

 

デートと言えば出勤前の同伴と、お店の後にタクシーで家の近くまで送ってもらうことと、昼間私の職場近くでランチすること位。ちなみにマンションは、自分が住んでる手前のファミリータイプのマンションを指さして「ここに妹と住んでるよ」と告げていた。

手繋ぎと、せいぜいキスの間柄。男が大人の年齢だからこその純愛。

 

私は、男を手玉に取って、いい気になってたんだと思う。

その後バチが当たることになるので、そのことはまた今度。

 

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