この記事の中で書いた、サンクスギビング休暇に予定されていた義母と義継父のハワイ旅行が延期が決定しました!!
これ、この良い結果が出るまで、先々週から先週前半に掛けて、この件でホントに怒りで髪の毛が全焼するか、ストレスで全部抜け落ちるか・・・って思った。
9月頃からダディは二人は今旅行を控えた方がいいと判断してたの。年齢はマミーんちのおババより10歳は若い、60代半ばなんだけど、特に継父は何しろ巨体だから恐らくコロナ菌に対しては感染したら命を落とすリスクが高いから。そして、秋から冬に向かって感染者数の拡大は悪化する予想がついていたから。
ただ、「いい年して女々しくいじけるとしつこく長い」義母の性格上、ダディは私たちが説得して予定を変更させた場合に受けるコチラの精神的ダメージが大きいことが分かっていたので、こちらから説得するよりは、実際のコロナ感染の状況からロックダウン、旅行規制、自己隔離、などで旅行が困難または危険だという事実から変更を余儀なくされる状況になって、自ら予定を変更するのが私たちへの被害を最大減にできるので、その方向で運ぶように毎日拝んでいた。
ところがね、ハワイは2回目のロックダウンによって感染状況は好転するし、同じタイミングで米本土からの旅行者の受け入れの軟化が始まったため、義母は浮かれるばかりになっちゃってね。。。。アマゾンでボードゲーム買って送って来たり。そこから、ハワイは今のところ感染状況はずっと抑えられてて優等生なんだけど、米本土でhsやっぱり大統領選の集会やら、冬の訪れなんかで第3波がガッツリ来ててね、笑っちゃうくらいトランプが勝った州ほど、感染者が多いって自体で。特に義母が住んでいるユタ州なんて全米ワースト10位に入っちゃうほどで・・・
もう、その辺からは、義母から滞在中の計画を持ちかけられるたびに、超間接的に説得するために、いろんな数値のグラフや、ニュース記事を送るダディ。普通はそこで「空気読む」ってやつで、相手の思いが予想できそうなものなんだけど、義母は鈍いんじゃなくて、強い!読みたくない空気の時は、空気さえ無視出来るスキルがある。【感染者数の爆発的拡大】の記事とか、【ユタ州に緊急事態令発令!】なんていうタイミングいいニュース送っても「あら、知らなかったわ〜。」くらいで流されると、もうこれは最終的にはダディが恐れていたような、言いにくいことをハッキリとガツンといってトドメを刺さないと無理なんだ、って雰囲気になって来てたの。
でも、実際はトドメをさして「今回はいい状況じゃないから、変更してほしい!」と言うところまでは至らなかったの。その前にね、向こうがキレたというか。。。
コボちゃんの学校や、ラニのリハビリ施設では、毎回出入りする度に聞かれるコロナ感染対策の質問事項に「米本土からのビジターと接触したことがありますか?」というのがあって、今までは九官鳥のように全ての質問に「いいえ」「いいえ」・・・と答えていればよかったけど、義母たちが来るとなると、我が家の離れに泊まるからいつも最後に聞かれるこの質問に「はい」と答えなければならないと、どのような処置がとられるのか?問い合わせてみたのだ。すると学校と施設の答えは両方とも同じで、「到着後3日後もう一度PCR検査をして陰性結果を提出することによって出入りが許されるようになります。」ということだった。義母の到着予定のサンクスギビング前日(11月25日)まで迫っていたので、予定変更が最大の策だけど、もしそう出来ない事態のために、こちらに来てからの予定に入れておいてもらうために、到着後検査も通達したのだ。。。
それがね?たった1週間の滞在のために、2週間自己隔離を避けるための到着前検査結果を提出して、そしてさらに孫たちが学校やその他公の施設に入るために、自分たちが到着後も再度検査を受けなくてはいけない事態は、先週月曜日までマスク着用さえ義務付けられていなかったユタ州の住人にとっては、「はぁ~?」って感じだったらしい。 特に到着後テストを受けることを拒んだわけじゃないんだけど、喧嘩でも売られたと思っちゃったのかなぁ~。いきなり義母がチョッとキレた感じになっちゃったのよね。(注)義母とのやり取りは全て電話のテキストメッセージかメールです。「ハワイは随分神経質にコントロールしてるのね!」みたいな。。。そこから、ダディが「この数字を見るとユタやサウスダコタは大変なことになるから・・」とか「人が動くと菌が動くからね・・・」とかのコメントに対して、とうとう、
「ああいうニュースの数字はデマカセなのよ!」とか、「あたしたちが誰かを殺すとでも言ってるの?」みたいな発言が出てきちゃって・・・
え~っと、
もう・・・
シ〜ン…。
呆れてものが言えないってこの事だと思った。
口開いてものを言ったとしたらおそらく、
バカなの!?
って言っちゃってたと思う。
でもね、どれだけダディがマミーの両親を大事にしてくれるかを考えると、そんなこと口が裂けても言えないのよぉ~
あ、言ったよ。
「グランマーはものすごくディスアポインティング(ガッカリ)なこと言ったね」って。
でも、それ以上は・・・言えないな。
も、ホントにこういう事件がある度に「ムリ!」と思うけど、
ダディのマミーの両親への思いやりと優しさへの感謝だけが、義母達とのつながりを保っているんです。
で、ここで逆に心に決めたの。
これは、ここで縁が切れるものじゃないんだから、
もう家族になった運命で受け入れるしかない!!
もう、到着後検査はもちろん、全てを周到に用意して、ハワイに来てもらって、心残りなくこのイベントを済ませたほうがいい!!
って。
でも、もうダディ自身、これ以上テキストで会話もしたくなかったし、会話を続けたとしたら、それこそ言わない方がいいような意地悪なこと言っちゃいそうだったらしく、その日はそれ以上携帯もみませんでした。
ダディもすごくストレスを感じてて、
もう我が家の中はその晩「やるせない」っていう
空気が漂ってたね。
そして、恐らく義母も頭冷やして考えてみたんでしょうね。
そう、カッカと来ちゃったときは、
その場しばらくを離れるのが一番。
翌日にダディにメールしてきました。
「○○(義継父)と話しあって、今は旅行するベストの時じゃないって判断しました。次のイースターにしようかと思います。航空券を急いで変更する必要があるので、至急お返事をください。」
って。
分かってくれて良かった〜。
ん?
あら?
あらららららら???
航空券が制限付きので、
これ以上は延ばせないからどうのって
言ってなかったけか!?
いや、この際、
そんなことはヤブ蛇だから聞かないの。
ということで、
コロナは血縁関係をも崩壊させるね。
(しなかったけど。)
無事、危険回避です。
ハワイの陽性者率は現在3%ほど。
それを2.49%以下にならないと
10人以上の集まりが許可されないのです。
一方、
ユタ州の陽性者率は24.4%とか・・・。
ところ変われば・・・ですね。
とりあえず今回ホットしました。
長文お付き合いいただきありがとうございました。
おわり。