DMM英会話のDAILY NEWSに「The Hardest Languages for English Speakers to Learn」という教材があります。

それによると、1947年に設立されたThe US Foreign Service Institute(米国外務職員局, FSI)は、英語母語話者が職場環境で使えるほど各言語を学習するのにかかる平均時間を調べています。

必要学習量は言語によって異なりますが、super-hard-languages(アラビア語、日本語、韓国語、北京語、広東語)では、88週間にわたって2,200時間の授業が必要だそうです。単純計算では毎日3時間半です。かなり集中的な学習ですね。しかも、これは授業時間であり、それ以外に個人の努力が必要かもしれません。いずれにしても、かなり本気で勉強しないと身につかないことが分かります。

日本人が英語を「General Professional Proficiency in Speaking (S3)」のレベルまで習得するのに必要な時間は明記されていませんが、およそ数千時間と考えて良いと思います。今日のブログでは、およそ2200時間だと仮定します。

これはあくまで概算であり、個人差もあるでしょうが、200時間では無理だし20,000時間も必要だとは思いません。




さて、ケンペネEnglishでは1日20分・たった60日でネイティヴ英会話が身につくそうです。これは実質的には20時間です。FSIが推定した2200時間の1/110です。ちなみに、とあるウェブサイトに、40~50歳代女性の100メートル走平均タイムは20秒前後と書いてありました。20秒の1/110は0.18秒です。

ケンペネールしずこ(瀬川靜子)さんは、100メートルを0.2秒以内で走れるのでしょうか?


今、大学進学希望の高校3年生の中に、英語の点数が伸びずに志望校選びに苦心している人がいると思います。でも、実質20時間でネイティヴ英会話が身につくなら、大学入試なんか楽勝でしょう。

明日からケンペネEnglishに取り組めば、11月には偏差値70も夢ではありません。もうバカバカしくて、高校3年生の夏まで英語学習なんかやってられませんよ。2ヵ月ほど片手間で取り組めば、全国模試で上位に入れるわけですから。


蛇足ですが、皆さんは世界最速ヒーロー「フラッシュ」をご存知ですか。第1話では時速400kmを超える走りを見せてくれるそうですが、世界最速の女性はもちろん、ケンペネールしずこさんです。100メートルを0.2秒で走るというのは、時速1800kmです。