大企業の中で自由に異動する方法【大企業サラリーマンの標準装備】
こんにちは。
今回は大企業内で転職する方法についてです。
大企業ってローテーション等で勝手に異動先決められちゃって自分の意思で仕事や職場を選べないと思っている人が多いのではと思いますが、案外そうでもないのです。
もちろん、人事を尽くしても役員の鶴の一声で全てひっくり返る可能性はあるものの、だからといって座して死を待つほど劣悪な環境でもないです。
ここでは、大企業の中で自分の好きな仕事や職場に応募して異動する方法について書きます。
下ごしらえ
何はともあれ、高い人事評価や同僚からの高い信頼、広い人脈など、社内でちょっと認められておく必要はあります。
そのための方法論は以下参照。
異動を実現する4つの方法
- FA制度
- 一本釣りを狙う
- 新しい部を作る
- メガンテ
FA制度
掲示板とかに各部署からの求人表が出ていて、社員が自らそれに応募するようなやつです。
条件は勤続年数だったり人事考課だったりいろいろかと思いますが、だいたいどこの会社にもあるはずです。
そんな制度知らないという人はストレートに人事に問い合わせましょう。
人事への心証が悪くなるとか、異動を画策していることが今の職場にばれたら、とか不安になるかもしれませんが、いいとこ見つかったら結局出ていって迷惑はかけますし、こういう制度を使おうという時点で安心な社畜生活を捨てようとしているので、細かいこと気にしてもしょうがないです。
ドライにいきましょう。
FAのプロセス
会社によると思いますが、
- 書類選考
- 面接
をやって決めるところが多いようです。就活と同じですね。
書類
- 志望理由
- 異動先での活躍の約束
- 約束を裏付ける自身の成果のアピール
このあたりをしっかりやっておきましょう。
私は応募書類の空きスペースに自身が開発したもののパワポ資料を大量に貼って出したら通りました。
面接
基本的にはマッチングの場なので、
- 異動先の部署の紹介
- 自己PR
といった感じで進みます。就活と同じですね。
書類に書いたことは淀みなく話せるようにしておきましょう。
私の働いていた会社にもあって、その制度を使って異動したこともあります。
私の場合、如何に自分が活躍するつもりか、プレゼン資料を作って持っていったのと、自身の成果をアピールするために開発したものを面接に持ち込みました。
で、FAに成功しています。
後に開発品を面接会場に持ち込んだのは君だけだと言われたのでインパクトはあったのでしょう。
引き継ぎは丁寧に
引き継ぎは相手が驚くくらい丁寧にやりましょう。その丁寧さや責任感が自身の企業内ブランド力になります。
私は基礎理論、開発の経緯、今後のアイデアをまとめた教育資料を作って、入れ換えで入る人や興味のある人向けに勉強会開いたりしました。このときの勉強会に参加してくれた人が後々引き抜きの案件をくれました。
一本釣りを狙う
いきたい部署の部長さん以上の偉い人と仲良くなる方法です。
プライベートで仲良くなってもお声はかからないので仕事で仲良くなりましょう。
- いきたい部署の仕事を直接手伝う
- いきたい部署と現部署との共同プロジェクトを作る
このどちらかをやってやる気と能力を示しましょう。
そのあと一緒に飲みにでも行って異動したい旨を相談したら悪いようには進みません。
自分のやりたいように仕事を設計する技は前記事を参照。
ちなみに私の事例ですが、
ある部署に対しては、そこの部長にことあるごとに話に行ってそこで働きたい旨相談しました。
ある部署に対しては共同のプロジェクトを立ち上げ一緒に開発を進めました。
当然のことながら前者からはついぞお誘い頂けず、後者からはしょっちゅう引き抜きの相談が来ました。この相談に前向きに反応すると、その部長と自分の部の部長とで会合がもたれ、ついで人事へと話が進んでいきました。
行きたい部がないなら作ればいい
ある意味一番かっこいい方法ですね。
たまにやってる人見かけますがどうしてそれができるのかよくわかりません。
ただ、役員とにぎっているのだけは確かです。