Dear violin Students 私の大切な生徒たちへ

ヴァイオリンを学ぶ方々と分かち合いたいたくさんのこと

先生、僕、オーディションに落ちたくないんだ

(今日はあなたのオーケストラのオーディションの前、最後のレッスンでしたね。

あなたは5年生。前回、あなたがまだ別の先生についていた頃、1年前にオーディションを受けて、ダメだったって 言っていたわね。)

 

あのね、オーディションの結果は、あなたにも、私にも、決めることができないの。

でも、今回のオーディションに向かって、前回よりも、一所懸命、準備したんじゃない?

「うん。」

今日は、レッスンで オーディションを想定した演奏の練習もしたね。

あなたは今、いろいろなことを学んでいて、よくなってきているわ。

先生はその過程を約2ヶ月間一緒に歩んできて、あなたにAをあげることができる。

だから、あまり心配しすぎずに、オーディション会場へ行って、

今のあなたができる演奏をジャッジの先生と分かちあっておいで。

「うん。先生、ありがとう。」

 

こんなことがあった昨晩

眠る前に

あなたのうつむきかげんで

心配そうな顔が浮かんできたわ。

夜おそ~くにね。

あなたの知らないところで

先生は 祈っているからね。