Dear violin Students 私の大切な生徒たちへ

ヴァイオリンを学ぶ方々と分かち合いたいたくさんのこと

ヴァイオリン奏者の腱鞘炎 治癒過程

日本に滞在し、高齢の母や、障がいのある弟のためのリサーチや手続きなどに明け暮れた、睡眠3時間の日々もかなり続いた、かなり厳しく、また充実した日々を終え、アメリカに戻ってまいりました。(くたくた…)

 

今日は、11月20日頃発症した左手首、左親指の腱鞘炎の治癒過程をメモしておこうと思います。

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12月8日に演奏のお仕事がありましたが、その後は基本的にレッスンで教えるとき以外はヴァイオリンを弾かず、常に(入浴時以外はずっと!)上の Futuro の親指用サポーターをつけています。カイロの先生に、親指と手首がつながったタイプのサポーターがあるので、それを使うようにすすめられたからです。アメリカのものなので、S/Mサイズでも少し大きいですが、これがなかったら、1日中痛みにもだえ苦しんでいただろう時期もあり、本当に重宝しています。

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手を広げられるよろこび!

1月20日くらいからでしょうか、痛みが軽減している感じと、やっと手を広げられる感覚がでてきました。(まだその際には少し痛んだりはしますが、うれしい!)腫れはすっかりひいたようで、親指のところの腱がみえるようになりました。(腫れがあったときには、この腱がみえませんでした。)そろそろ動かしてもいいかと、おととい、昨日と、できる範囲で動かしたり、腱やそれを取り巻く筋肉をマッサージしたりしはじめました。

快方に向かっている感覚が強いので、今日は10分ほどでしたが、ヴァイオリンも弾いてみました。スケールだけ。ヴィブラートをつけて、ポジション移動のない2オクターブのスケールをファーストポジションから半音ずつ上がっていきます。第六ポジションあたりでもう下がってきましたが、2,3ポジション下がってきたところで少し痛みがでてきたので、終了。すぐにアイシングをしました。

11月20日以降、はじめてサポーターなしでヴァイオリンを弾きました!

 

基本的には自然治癒と考えていましたし、お医者様にかかっても、とにかく安静とおっしゃられるだろうと思っていましたが、機会があったので、念のため、日本では整形外科を訪れました。

女医さんのおっしゃることは、やはり安静。そして、痛みがひどければお注射。ただ、お注射も短い期間内にたくさんすると、腱が弱まり、切れてしまうこともある ということでした。また、手術もある ということでしたが、やはり私は注射にも、手術にも興味がないので、お話しだけうかがい、診療所を後にしました。

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ロキソニンS ジェル

インターネットの検索で、日本には ロキソニンS(私はジェルを選びました)という腱鞘炎のための薬があると知ったので、それも念のため購入しました。

***のちに知ったのですが、腱鞘炎のためだけのお薬ではありませんでした。

薬局へ行くと、薬剤師の方がいないと購入できないとのことで(そのようなタイプの薬があるとは知りませんでした。)、2度目でようやく購入できました。薬に対してのきちんとした説明を受け、使用量をきちんと守ること、効果も100パーセントでない可能性もあること、使い続けるには自己責任でなどということもお話しいただいたうえでの購入でした。お値段は1000円と少しだったと覚えています。 

実は、日本滞在中は、母の腰痛のための湿布薬をいただいて、使用。ロキソニンSジェル はほとんど使用しませんでした。母の湿布薬にも同じような成分が入っていて、その間はそちらが効いた気がします。日本滞在中は1度、また、昨日、今日もロキソニンSジェルを使用し、意識をしてその効果を感じようとすると、やはりある程度は効果を感じます。もうすでに腫れも引いていて、あと少し!という状態、軽度の腱鞘炎には効果があるのかもしれません。

12月24日にカイロの先生に診ていただいた際に、しばらくヴァイオリンを弾かなくてもよいのなら、この機会に治しちゃいましょう!と言っていただいたのですが、その後も快方をみず、少し肩を落としていましたが、いよいよそのときがきたようです。あともう少し!

 

 

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