四角を落とした板材を意図したルアーの形に近付ける為 ナイフにて丸みを出して行きます。


前回も書きましたが 私はこの削りが一番好きな訳です🎵


八角形になった板が丸みを帯びてルアーになって行く。


「ルアー作ってるな~」と感じる 最高の時間ですw



そんな最高の時間ですから ブログ書いてるくせに 写真も撮らずに一気に削ってしまい 毎回途中経過の写真が無い⤵️



学習能力低過ぎですねw



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と言う訳で 削りの作業は無事終了です。



この削りの作業ですが、私はこの時点でルアーとしてのフォルムを完成させる位の気持ちで削っています。


つまりペーパーがけは あくまでもナイフの刃跡を消す為だけにかける感じにしています。


ナイフの刃が入り易い、つまり削り易いと言われる木材でも サンドペーパーである程度フォルムを修正しようとすると結構大変です。


だから納得行くまでナイフで削った方が形を出しやすいと思っています。





さて お次はサンディングですね。


この作業が嫌いな訳では無いですし 出来を左右する大切な工程なんですが、歳のせいか とにかく首や肩が疲れるのと 木屑が舞って作業机が粉だらけになってしまうので少しずつ のんびりとやって行こうと思います。



私の場合は サンディングブロックに取り付けた180番の空研ぎペーパーで削って行くのですが この時必ずマスクを着用しています。


マスクをしないと木粉で鼻が大変な事になりますので。


粉塵用がベストでしょうが、風邪をひいた時に使う使い捨てマスクでも効果が有ると思います。
(時期的に手に入り難くはなってますが…)



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今日は三本程削りました。


180番で削っただけなので 丸みは出ましたが まだ表面は荒れています。



ここから400番に番手を上げて仕上げに入りますが バスウッドやジェルトン等はこのやり方で綺麗に仕上がるのですが、桧や杉等の木目が硬い木材の場合 どうしても表面が波打つ事が有ります。


これは ペーパーをかけた時に硬い目の部分だけが削れずに浮き出てしまう為に起こるのですが、そんな時は浮き出た木目の部分だけにナイフをあてて「そぐ」ように削り 240番位のペーパーで軽くサラってやると目立たなくなります。



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下がナイフで削った物で 上は180番のペーパーをかけた物です。


因みに この材はジェルトンですので この後400番のペーパーをかければルアーブランクとして完成です。




さて もうしばらくはペーパーをかけて木粉にまみれる日々が続きそうですw









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