今日は朝のうち晴れで
午後から曇り空が続く大阪


そしてそして
てつじぃちゃん



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今日も元気に朝散歩♪

広場をササッと抜けて
運命の分かれ道へ



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ここを右に行くと神社
左に行くと裏山です

さぁ今日はどっちに行く?


よく しつけの先生が
『散歩時は飼い主が行く方向を決めて
愛犬に主導権を握らせてはダメ』

なんて言われる事もありますが

私の場合 分かれ道などでは
行きたい方向を選ばせる派で

それに私が付いて行きます 笑


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今朝てつじぃちゃんが選んだのは
左側の道・裏山でした♪

やっぱり
その日の気分もあると思うし
行きたい方向もあるだろう

どっちに行こうか考えている姿は
可愛らしくもあるので

しつけ的にはNGかもしれないけど
私は選ばせる派です☆



そんな事を言いながら
山の頂上へ到着



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頂上は平面に整備され
キノコイスとテーブルがあり
運動するような置物もあります

ここは
地元の人しか知らない場所

ウォーキングされている人も
山はサッと通り抜ける程度なので
ここ人がいるのを見たのは
数年に1回程度?というくらい

いつ来ても
誰とも会わない静かな場所



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そんな場所で
かなり前に1度だけ

きっちりスーツを着た男性が
じっと前を見据えて微動だにせず
キノコイスに座っていた事があり

人がいると思っていなかったし
妙に怖く感じて

じんくん&てつじぃちゃんを
両手で抱きかかえて
走って山を下りた思い出が...



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きちんと膝に手を置いて
姿勢良く微動だにしない様子が

なんだかわからないけど
怖くて怖くて...

怒涛のスピードで山を下りましたが

もしただ単に休憩していただけなら
姿を見た瞬間に走って逃げるって
かなり失礼な事をしたな 笑

でも怖かったんです
本当に



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『 ここに座っとったんやで 』

そうです
この子供用の小さなキノコイスに
きちっと座っていたのです


それはそうと
てつじぃちゃん

白内障の症状が進んできて
目の真ん中が
ほんの少し白くなってきました

この写真は
白いのがわかりやすいですね



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山から見る景色

そんなに高さは無く
5階建てのビルくらいかな?
いや 3階建てくらい?



そしてこの山には伝説があり

明治時代に
大雨で淀川が氾濫した時
隣町・隣の隣の町の方々が

ここを目指して
一斉に避難されたとか


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淀川からは
かなり距離があるのですが
山の下は洪水でやられたそうで

いま私が歩いているこの場所で

当時 たくさんの方々が
氾濫した水から身を守ったのです



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そして昭和の半ば頃に
遊歩道としての整備のため
山の土を掘り返していると

全国的にも珍しい
雄鹿の頭部(埴輪)が発見され

調査の結果

遥か昔は今の何十倍もある
広くて大きな山で
我が家がある山の麓の町内一帯
古墳群だったとか

なんだかロマンがあります


淀川氾濫の話をしてくれた
今は亡き 近所のおばあさんは
お母さんから話を聞いたそうです

記録と記憶の伝承ですね



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『ほな伝説ちゃうやん 完全な実話やん ハハハ!』


そうです

川の氾濫も
雄鹿頭部も古墳群も
スーツ着て微動だにしない男性も

全て実話です

いつも散歩をしている場所にも
いろんな物語があるなーと

歴史とロマンを感じながら
山での散歩を楽しんだ

今朝のてつじぃちゃんでした♪





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