奈良寺社めぐりの旅もpart.7になりました〜♪
この後は、京都に移動して東寺にお参りしましたので、こちらが奈良の最終目的地になります。最後は興福寺。言わずと知れた奈良の超有名寺院で国宝のオンパレード。2018年には中金堂が落慶され話題となりましたね。
それでは、行ってみましょう〜!
<画像でご紹介〜お寺の様子〜>
▼春日大社側から向かう途中に「菩提院大御堂」という興福寺の子院のひとつがあります。公開は毎年大晦日の除夜の鐘の時間帯のみだそうですが、山門に紅葉が大変美しく輝いていました。
▼興福寺に到着。個人的には10年ぶりの参拝でした。
▼国宝の「東金堂」と「五重塔」です。
▼10年前にも同じような写真を撮っていました笑(↓↓2010年8月撮影↓↓)
▼こちらは東金堂の拝観受付です。
▼東金堂の内部は、御本尊の薬師如来坐像を中心に、白鳳時代の日光・月光菩薩、国宝の十二神将、四天王などがおわします。
▼「国宝館」です。有名な迦楼羅や阿修羅など八部衆立像の他、十大弟子のお像や大きな千手観音さま、天燈鬼・龍燈鬼立像などの仏像をはじめ、大変多くの国宝や重要文化財があります。
▼中金堂の拝観受付です。
▼2018年に落慶された「中金堂」。大変大きな建造物で圧倒されます。
御本尊・釈迦如来さまや四天王さまがおわします。また、普段は正月の7日間のみご開帳されている「厨子入り木造吉祥天倚像」が特別開帳されており、拝見することができました。
▼正面からの中金堂。
▼中金堂と、画像左端には南円堂が。
▼次は「南円堂」にお参りしました。
▼堂内には、本尊・不空羂索観音菩薩坐像、四天王立像、法相六祖坐像がお祀りされています。
▼南円堂の並びには「一言観音堂」があります。
▼南円堂の向かい側にある「不動堂」。毎月1、15、28日には御護摩祈祷が行われます。
▼最後に、国宝の「北円堂」です。普段は入れませんが、春と秋に特別開扉期間が設けられます。堂内には中尊の弥勒仏を中心に、有名な無著・世親像、四天王立像がお祀りされています。次回はぜひ開扉期間に来たいものです。
中尊の台座内部の銘記には慶派仏師の名がずらりと。
・中尊を源慶、静慶(運慶の弟子)
・四天王を湛慶、康弁、康運、康勝(運慶の長男〜四男)※現在祀られている四天王像は別のもの
・世親を運賀、無著を運助(運慶の五男、六男)
そして、運慶は惣大仏師として全体統括をしていたと考えられるようです。
▼「中金堂」。
▼「東金堂」。
▼「千手観音」。
<南円堂の納経所でいただいた御朱印>
▼「南円堂」。
▼「一言観音」。
これで奈良の旅は終了です!
天候に恵まれたのもとてもありがたかったですが、素晴らしい寺社にお参りでき、様々な仏像にご縁をいただけたことが何よりありがたいことと思いました〜。
奈良はまたゆっくり来たいです♪
<興福寺>寺院情報
【宗派】
法相宗
【御本尊】
釈迦如来
【公式サイト】
【御朱印まっぷ】
<今回の旅で巡ったルート>
◎1日目:「金峯山寺」→「當麻寺」
◎2日目:「春日大社」→「不空院」→「新薬師寺」→「福智院」→「興福寺」→(京都に移動して)「東寺」
※ひとつ前の「福智院」の記事は↓↓↓