第20話 お写経関係の本「禅、ていねいな生き方」より② 写経の目的
(日の出前の八栗山)
僕が通っております山のお寺は 八栗山(やくりさん)の上のほうにあります。上の写真が そうです。四国遍路でも有名なお寺で 四国霊場85番 八栗寺(香川県)というお寺で いつもお写経させていただいています。
こちらでお写経させて頂くようになりまして 「お写経」というものに関心を持ちまして 昨日から1冊の本(「禅、丁寧な生き方」永井宗直さん筆)を ほんの少しづつ読んでいます。この本の終わりのほうに 「写経のすすめ」という短いですが項目があり 気になって まとめてみました。そこには、お写経の教えについて書いてくれていました。
- 座禅や写経は 「無心になるための修行」
- お経と自分が一つになる感覚で書き
- そのためには、無心になってお経を書く事が とても大切と 教えてくれています。
その時の注意点として、お経と自分が一つになることが大切なのに、お経の意味に こだわり過ぎては、無心になる事が出来ないので むしろお経の意味を 知らないほうが ひたすら没頭出来て よく集中しやすいので 意外に思われるかもしれないけれど そのほうが良いそうです。「なるほど~知らなくて よかったあ~^^」知らぬが仏 ということわざもありますね^^。
それと お写経のすすめとして、お写経には 気持ちを安定させるセロトニンと言う脳内物質がたくさん出て、アルファー波も盛んに発生して ヒーリング音楽を聴くと心が癒されるのと同じような効果があるそうです。
最後の締めくくりとしてこの書では、「心の癒しは現代人には大切で、乱れている心を そのまま放置してしまうと 精神的にしんどくなります。心が悲鳴をあげる前にリセットして みずみずしい心を取り戻す そのために 「ていねいなお写経」をしてみませんか。」そう書いて終わっています。
僕がお写経に行っても ほとんど一人きりです。お写経は あまり人気がないのかもしれませんが いい所が 沢山あると体で感じています。このブログで 僕が感じたお写経の魅力や楽しさ また、それにまつわるお話を 少しでつ分かりやすく 庶民目線でこれからもお伝えできればと思っております。頑張りま~す^^