アオアシの柏大商業戦を改めて読み返してみました。13巻ですね。
アシト、栗林、阿久津が活躍しますので、誰かのファンであれば13巻をU-NEXTでほぼ無料でダウンロードするのがオススメ!
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さて、柏大商業戦ですが、アシトがBチームの時の多摩体育大学附属戦と色々似ている点が多いことに気づきました。
(カッコ内は多摩体育大学附属戦の状況)
- アシトがAチームのサイドバックで出る最初の試合(多摩大附戦はBチームでサイドバック最初の試合)
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最初は苦戦するが学習するアシト
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栗林無双(多摩大附戦は義経無双でしたね)
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しかし爪痕を残すアシト(多摩大附戦も視野の能力でゴールに絡みました)
めっちゃ似てる笑
今回はそんな柏大商業戦を振り返ってみたいと思います。
【アオアシ】対柏大商業戦のあらすじ
スタメンはこちら。
(コミックス13巻より)
試合をざっくりと箇条書き形式で振り返ると
前半は
柏大商業とエスペリオン、互いに互角に見えるも、エスペリオンの緻密なサッカーに柏大商業は付け入る隙を見つけられない
↓
カウンター時に左サイドバックの平が足を痛める
↓
ハーフタイムまで0-0、平は足が酷くなり交代を余儀なくされる。
後半は
福田監督の気まぐれにより、アシトが左サイドバックで平に代わって出場。
プレミアリーグのレベルの高さに圧倒され、ついていけない
↓
一方で、前半で相手の攻撃を読み切ったエスペリオンはギアチェンジし、大石が先制ゴール!
↓
阿久津が福田監督に怒られ、アシトにコーチングをするようになる。
アシトはコーチングから守備の基礎を学んでいき、最低限レベルの守備ができるように。
↓
栗林投入。その圧倒的な技術で無双する。栗林を起点にして遊馬が追加点! 2-0にする。
↓
終了間際、アシトが絶妙なポジショニングからカウンターの起点に。栗林はアシトからのロングフィードを受け取り、最後、阿久津へアシスト。
阿久津がダメ押しゴールを決める。
そして3-0で試合終了。
アシトのサイドバックデビュー戦となるこの試合。最初はダメダメですが阿久津のコーチングもあっていいプレーをするようになってきたアシト。
そして栗林が全部持っていく笑 そんな試合でした。
さて、今回はメタ的に、この試合が作品でどんな意味を持っていたのか考えてみたいと思います。
Aチームの実力をアシト(と読者)に見せつける
この試合の後、アシトたちのいわゆる「DF修行」が入るんですね。
逆にいうと、それまでにアシトたちとAチームのレギュラーたちとの実力差を描いておかないといけない、ということがあったんだと思います。
この試合までに、大石と栗林と遊馬しか試合中のプレーが描写されていなかったので。
阿久津も何気に試合でプレーを見るのは初めてでした。
あれだけアシトに突っかかっているだけあって実力があるんだなあということがちゃんとこの試合で納得できた記憶があります。
Aチームの途方もない実力がこの試合でちゃんと分かるので、このあとの1年DFの自主練にも現実味が出てくるんですよね...
読者も守備のお勉強(守備の形)
各々の試合でアシトとともに読者も守備の勉強をしていくわけですが、今回は阿久津のコーチングで守備の「形」をお勉強する回でした。
守備は組織的、常に形を意識する。これが基本ということが伝わってきましたね。
これを読者に意識させるということがこの試合の目的でもあったと思います。
守備は形、という前提がロープ練習の意味に繋がります。
この「守備は形」というメッセージは、今後手を変え品を変えアシトの前に出て、その度に我々読者も彼と一緒に学びます。
教科書としてもよくできていますよね。これでサッカーを勉強している私にとっては非常にありがてえ...
栗林とアシト、阿久津の共感
もう一つこの試合で気になった点が、アシトと栗林です。
今までも栗林はアシトのことを目にかけてきましたが、Aチームの中でも栗林の意図を理解できるのがアシトと阿久津だけだった、という描写がされます。
何を持って通じ合っているのか分からないですが笑
これ、後々の伏線になってくると思うんですよね。最新の18巻時点ではまだちょっと微妙な感じですけど。
ということで、柏大商業戦でした。
Aチームの顔見せ、という感じの試合でしたが、各所に見所があって読み返していて色々発見がありました。
さて次は東京VANS戦をスマホで読み返します!
ではでは〜
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