一人暮らしで落ち込みそうになったら「ひとりごはんの愉しみと工夫」有元葉子
自由と孤独は背中合わせ有元葉子料理研究家田園調布で料理教室開催有元さんの料理は「田園調布で」というのがお似合いの、ちょっとおしゃれでセンスのよい、それでいて気取った感じのしない料理料理研究家の有元葉子さん、お子さん達が独り立ちされて、今は一人暮らし。でも、一人でも、自分だけのために丁寧に料理をして暮らしている。だから、私達も料理、頑張りましょう、と、言いたくて、この本を紹介している訳ではありません。一人暮らしは本当に自由。家の中で誰に気を使う必要もない。けれど、孤独でもある。人間て孤独だと病気になりやすく、老けやすいんだとか。一人はさみしい。けれど一緒に暮らせる家族もいない。一人暮らしがしんどい、でも当分一人暮らしするしかない。または本当は一人暮らしが気にいっているんだけど、最近ちょっとメンタルが弱くなっちゃってる。そんな時、料理するつもりがなくても、この本をパラパラと見てみてください。ひとりごはんの愉しみと工夫Amazon(アマゾン)1,408円この本をみて思うのは、そもそも、私と有元さんじゃあ、料理に対するメンタルが違うのよねという事。「ひき肉炒めをたくさん作っておくと、野菜にのせれば一おかず、オムレツにまぜればボリューミー」うんうん、これは理解できる。でも「サバは1尾で買って、半身はしめ鯖やマリネにしておくと、もつから一人でも大丈夫」なんて言われると、「生魚切ったりなんだりすると後片付け大変だから、切り身しか買わない」という私はどうすればいいの、と思う。元々、有元さんて料理好きなのよね、だから一人でも手の込んだ料理できるのよね。でも、この世には一人でも、こんなにキチンと料理して、毎日の食事を大切にしまくっている人がいるんだ、と思うとちょっと勇気がわきます。この本のとおりの料理を毎日なんて無理。でも、こんなに雄々しく一人暮らしを頑張っていいる人をみると、自分も一人を頑張ろう、という気になれる。もちろん、精神論を語る本なんかではなく、ちゃんとした料理の本。美味しそうな料理の作り方がいっぱいのっています。ひとりごはんの愉しみと工夫 [ 有元葉子 ]楽天市場1,760円小説(読書感想)ランキングにほんブログ村よろしかったらお願いします↓ ツィッターhttps://twitter.com/@RENA87614032