スポンサードリンク

TVアニメ「本好きの下克上」第二部第五話感想とか


スポンサードリンク

おつかれさまです。

今回のお話は 

正確には第二部十九章。孤児院院長としてのマインちゃん。

 

マインちゃんは自分の着任に合わせて孤児たちにその居室である孤児院の清掃をさせているのだけど、またね、ここでマインちゃんの独善ぶりが発揮されてしまっているのよねぇ。

 

片付けには全員が参加していたはずなのに、褒美と称して自分の気に入った子に対してのみ食べ物を与えるという。マインちゃんさぁ、ちょっといやらしすぎるでしょ。孤児たちは食べるものにも困っているんですよ。それを働くだけ働かせて、労働が終わった後には選ばれた数人のお気に入りにだけ褒美として食べ物を、これ見よがしに皆の前で受け取らせる。不公平を唱えるものには

 

「働かざる者食うべからず」

 

と絶叫。いや、今回はみんな働いていただろうと。しかもマインちゃんの指示で働いていただろうと。もうね、ここまで独善的だとマインちゃんの平民出身コンプレックスを拗らせてしまったとしか思えない。

星祭りにかこつけて 

マインちゃんは孤児たちに、自分の食い扶持は自分で稼ぐように教育している一方、高価な紙の原料の刈り取りを星まつり中に実施させる。もちろん自分では汗水たらさずに孤児たちに収穫させた原料で工房の利益を出すことばかりを考えていたという。マインちゃん。。。酷すぎる。。。

ルッツにそそのかされる 

マインちゃんはルッツに甘い。神官長から孤児たちを大騒ぎさせないよう監視を命じられていたにもかかわらずマインちゃんとルッツは下町にくりだす。もっともこれはルッツがそそのかした部分もあるので必ずしもマインちゃんだけの責任ではないのだけれど。

 

そもそもルッツは何かに対して責任のある立場ではなく只ひたすらマインちゃんにつきまとい、何らかの利益を掠め取ろうとする悪辣な商人なのだ。

ルッツという男 

ルッツはマインちゃんの体調管理に責任があるようなことを言いながらマインちゃんを連れまわし結局体力を消耗させてしまうが、例によって例のごとく口だけで全く自分には原因がないという態度。

 

実兄との不仲をマインちゃんに指摘された際、「兄は職人だが自分は商人なので世界が違う」などと誤魔化すが、実際には職人をこき使ってそのあがりをピンハネする商人になろうとしている自分にとって将来的には兄は単なる下僕にすぎないということを考えていた。

 

このルッツという男はマインちゃんの腰巾着としてさまざまな場面で相手が誰であろうと舐めた口の利き方をしているイヤな子供なわけだが、マインちゃんはすっかり騙されてしまっているのが悲しい。。。

そして 

マインちゃんは側仕えに対する感謝の気持ちとして褒美を渡すが、実はすべて父親に作らせたもので自分はあれこれ指図をしていただけという。

 

さらにカルタという自分が発明したものでもないものの権利をベンノさんに高値で売り付けて「懐が落ち着いた」などとのたまう大胆不敵さ。ほんとうに恐ろしい。

 

自分には権利がないものをあたかもそれを保持しているような形で現金を引き出そうとするマインちゃんは令和の某音楽プロデューサーかっていうの!!

今週のマインちゃんの功徳 

さんざん遊びまわって、ありもしない権利を売って金が入った途端、仕事を休むべく体調不良になるマインちゃん。そして反省室で何もしていないのに体調不良になるマインちゃん。

 

これでいいのか、いいのかマインちゃん!!司書になるためには手段を選らばないとはいえほんとうにこれでいいのか、マインちゃん!!

 

マインちゃんの本当の苦労が知りたい方はこちら。Amazonさんで¥0円よ。


スポンサードリンク