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元同人女が教える、オタクを辞めるための6つの方法

オタクの辞め方

こんにちは、エッセイ漫画家&ブロガーのカナメキヌコ(@kinucomoro)です。

私は現在はまっているコンテンツはありませんが、数年前までは年10冊以上新刊を出すような同人女でした。

かつては「一生オタクから抜け出せないし辞めたくもない」という考えを持っていた私ですが、今ではオタクとは程遠い、一般人と成り果てました。

というかむしろ、Instagramでカップルエッセイを公開するような「一番なりたくなかった人種」になってます…。

ここでは、私がオタクをあがった背景を詳しく紹介します。

諸事情でオタクを辞めたい…という方は、ぜひ参考にしてください!
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オタクの辞め方

社会人になる

オタクをあがった原因として、まず社会人になったことが挙げられます。

私自身生粋のオタクのため、友人はほぼ全員がオタクです(類友)。

と言っても両手で数えられるほどしかいませんが、その少数の中でも「社会に出たこと」を機に趣味から離れてしまったオタクは3名ほどいました。

その3名はいずれもライトなオタクではなく、同人誌を出すほどディープなオタクだったのが特徴的でした。

なぜオタクを辞めるに至ったかというと、以下のことが考えられます。

・仕事で疲れる(体力を消耗して趣味の時間を取れない)
・責任が大きい(気を抜けない、妄想できない)
・遅刻できない(夜更かしできない)

学生時代はどれだけ夜更かししても疲れなかった体も、一日働けば疲れます。

バイト時代・学生時代と比べると、社会人の責任の大きさは計り知れません。

どんなときも気が抜けず、妄想や趣味について考える時間が取れないため、気持ちが趣味から離れていきます。

仕事を探す

実家を出る

実家を出て一人暮らしを始めたことも、オタク離れの一因でした。

一人暮らしだと、今までのような「帰れば風呂が沸いている」「趣味に没頭している間に夕飯ができている」ことはなくなります。

自分のことは自分で世話をする必要があるため、趣味にとれる時間は大幅に減ります

私の場合、帰宅から就寝までの5時間のうち、2時間は家事でとられています。

次第に「家事で疲れたから休みたい」という気持ちになっていき、趣味の時間が減っていきます。

チャットで家探し

Twitterからログアウトする

私はオタク時代、文字通り一日中Twitterで呟いていました。

社会人になり実家を出て、ジャンルから気持ちが離れた頃には、呟くこともなくなっていました。

キヌコ

日常ツイートすらもしなくなっていきます…

呟くことがなくなってくると、今度はTLに馴染めないことで疎外感が生まれます。

疎外感に耐えられず本垢からログアウトしたことをきっかけに、急速にジャンルへの気持ちが遠のいたことを覚えています。

他の趣味を作る

あなたには今、自ジャンル・自カプ・推し以外の趣味はありますか?

難しい問いかけになってしまいましたが、要はオタク趣味以外に自分を構成する要素はありますか、ということです。

無いのであれば、他に没頭できる趣味を作ってみましょう。

2次元至上主義だった私の場合、3次元のアーティストにはまったことが発端となり、現実の男性にも目覚め…という流れがありました。

また、既に他の趣味がある場合でも、さらに他の分野で新しく趣味を見つけてみましょう。

ただし、他の趣味に傾倒しすぎてもそれはまたその分野でのオタクになってしまうので、塩梅が難しくはあります😂

恋人を作る

私がもともと喪女なせいもあるかと思いますが、オタクを辞める決定打となったのは恋活でした。

とにかく交際経験が無いのがコンプレックスで、元彼が欲しい一心で恋活を始めました。

気付けば恋にのめり込み、2次元を完全に忘れていました。

恋愛をしようとすることは、誰かを好きになろうとすることです。

恋愛経験が少なければ少ないほど好きの感情を分散させることは難しくなり、誰かに好意を抱いた時点で一気にオタクを抜け出せます

キヌコ

言うなれば「好きな人オタク」や「恋人推し」になります!

ただし、彼氏持ち・彼女持ち・既婚でオタクをしている方もかなりいるので、こればかりはもともとの恋愛経験の差かな…と思います。

現実の人間と出会う

ネット上のフォロワー・知り合い・身内も間違いなく「現実の人間」ではありますが、現実に生活する圏内の人間と関わりましょう。

ここでの「現実の人間」とは、現実世界で知り合った人間を指します。

さらに大切なのは、クラスメイトや先輩後輩、友人・同僚などの顔なじみだけでなく、新しく出会った一般人(オタクでない人)であることです。

現実の人間と出会うことの何がオタク卒業に役立つかというと、オタクと一般人はあまりにも違うことに気付けるためです。

清純そうな女の子が男遊びをしていたり、居酒屋で隣になっただけで話しかけるようなコミュ力があったり。

シングルマザーがバイトで出会った客と結婚したり、ライブ会場が被るだけの異性に謎の好意を持たれていたり。

オタクは一般人のことを「趣味がない」と揶揄しがちですが、そのぶん一般人は面白い体験をしています。

私はそんな深みのある人生を求めて、普通であることに憧れ、気付けばオタクをあがっていました。

人と出会う

生活環境が変わった結果、オタクをあがっていた

オタクをあがった背景には、生活環境の変化がありました。

直接的な理由ではありませんが、それが起因となり、2次元やはまっているコンテンツから離れていきます。

オタクを辞めたい方は、今まで食わず嫌いしていた分野に挑戦したり、他の世界に目を向けることで、少しずつオタク卒業へ近付くことができます。

逆に言えば、一生オタクでいたいのであれば、現状維持の一言に尽きます。

オタク、つまり熱中できるものが存在することは、立派な個性の一つです。

私自身オタクを卒業したことは良いことでもあり、悪いことでもありました。

是非、自分の求める方へ向かっていってください!