【2021年】作家が選ぶ本当に面白い神アニメランキング【おすすめ】

作家として、一アニメファンとして、1980年代のアニメから最新のアニメまで数々の作品を見てきた葵が、

このアニメはマジで面白かった！

と思うおすすめのアニメをランキング形式で紹介します。（紹介用の動画も張り付けておきます）

近年はVOD（ビデオオンデマンド）サイトが流行りだし、気軽にさまざまなアニメを見ることができます。

視聴可能なサイトも併せて追記していくので、気になる人はチェックしてみてください。

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作家が選ぶ『絶対にこれだけは見てほしい』面白いおすすめアニメランキング

１位から順に紹介していきます。

１位：銀河英雄伝説

遠い未来、銀河系宇宙に進出したものの、不毛な戦いをやめない人類――。
人類のほとんどを支配する銀河帝国の、貴族とは名ばかりの貧しい家庭に生まれたラインハルトは、姉を皇帝の寵姫として奪われて以来、たったひとりの友キルヒアイスと共に、銀河帝国を手中にするという野望を胸に軍人となり、天性の軍才を発揮して頂点へと登りつめていく。
一方、敵国自由惑星同盟にあって、不本意ながら軍人となり、それでも功績を立て続けるヤン。互いに最大のライバルとなる彼らは、それぞれの立場で戦いに臨み、宇宙に新しい歴史を創ってゆく……。

(C)田中芳樹・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ・らいとすたっふ・サントリー

人生。

銀外英雄伝説には、人生が詰まってるんですよ。

ジャンルはSF。いわゆるスペースオペラに類されるもの。

しかし、宇宙における艦隊戦だけでなく、当時の声優をすべて起用したといわれる圧倒的なキャラ数と、圧倒的な話数。

名言と金言のオンパレードにして、戦争、政治、人の関わり、人ひとりが経験しうるあらゆる感情と出会いと別れの物語が詰まっている。

もう言葉にならないくらい、私はこのアニメを愛している。

今まで本当にたくさんのアニメを見てきたけれど、1988年に作られたこのアニメを超える作品は、いまだ見つかっていない。

正直、これからも出てこないんじゃないかと思うほどの完成度を誇っている。

ストーリー、キャラクター、設定と世界観、そして作品を彩る声優たちの神掛かった演技。

全部で113話あるが、私は５週くらいしている。

そしておそらくあと10週はするだろう。

本当に、銀英伝こそ文句なしに『私の人生の中で見た最高のアニメ』と胸を張って言える。

銀河の歴史が、また１ページ……。

２位：シュタインズゲート

舞台は2010年夏の秋葉原。厨二病から抜け出せない大学生である岡部倫太郎は、｢未来ガジェット研究所｣を立ち上げ、用途不明の発明品を日々生み出していた。だが、ある日、偶然にも過去へとメールが送れる｢タイムマシン｣を作り出す。世紀の発明と興奮を抑えきれずに、興味本位で過去への干渉を繰り返す。その結果、世界を巻き込む大きな悲劇が、岡部たちに訪れることになるのだが・・・悲劇を回避するために、岡部の孤独な戦いが始まる。果たして彼は、運命を乗り越えることができるのか!?

(C)2011 5pb.／Nitroplus 未来ガジェット研究所

ストーリー展開とギミックが神がかっているアニメ。

こんなにすべてがハイレベルで整ったアニメはなかなかお目にかかれない。

ゾクリとするサスペンス部分と、憧れすら抱く青春、そしてタイムトラベル系SFの謎とワクワク感。

2000年代～の作品ならトップに挙げる傑作。

３位：コードギアス 反逆のルルーシュ

超大国ブリタニア帝国に占領された日本＝エリア11。そこに生きる二人の少年、ルルーシュとスザク。「ギアス」の力を手に入れ、世界を壊そうとするルルーシュ。ナイトメアフレーム「ランスロット」を操り、世界に理想と真実を求めるスザク。二人の対照的な生き方は、やがて帝国を揺るがす大きなうねりとなっていく。

(C)SUNRISE/PROJECT GEASS・MBS　Character Design (C)2006 CLAMP

シュタゲと僅差で３位だけど、コードギアスもまた2000年代のトップに挙げたくなるくらい面白いアニメ。

次話が気になって仕方がないランキングなら間違いなくトップで、特に各話ごとの引きの強さが異次元。

ストーリーももちろん面白いし、ロボット戦闘もスタイリッシュで好き。

のめり込むように見た名作。

４位：攻殻機動隊

西暦2030年、日本。情報ネットワーク化が進む中、犯罪を一掃する攻性組織が設立された。内務省直属独立部隊、公安9課。通称「攻殻機動隊」だ。彼らの任務は、電脳犯罪への対処、要人警護、政治家の汚職摘発など多岐に渡る。“少佐”と呼ばれるサイボーグ・草薙素子を中心に、9課はネットに潜む犯罪に立ち向かう！

(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会

近未来SFアニメなら攻殻機動隊。

電脳や義体などの科学技術が発達した世界を舞台に、人間の本質や政治など、さまざまなちょっと背伸びして考えてみたくなるテーマ設定も魅力。

５位：異世界の聖機師物語

「ジェミナー」と呼ばれる異世界を舞台に数十メートルを超える巨人が闊歩する！強力な亜法動力で動く巨大な人型兵器「聖機人」。それを動かすパイロットと して一人の少年が地球より召喚される。その名は「柾木剣士」…彼こそが梶島ワールドの名を継ぐ最強の少年、そして運命の少年であった…。「天地無 用！GXP」(’02年)発表以前から梶島正樹が構想し、梶島ファンの間でその存在が噂されていた「異世界の聖機師物語」がついにそのベールを脱ぐ！アク ションあり、恋愛あり、温泉あり？！の学園コメディ、乞うご期待！

知る人ぞ知る最強系アニメの先駆け。

面白い要素が全部詰め込まれた超傑作。

マジで「面白いモノ全部詰め込んでうまいこと形にしちゃいました☆」みたいな感じで、私もどっぷりハマった。

いまだに続編を待ち望んでいる。

６位：機動戦士ガンダムユニコーン

宇宙世紀0096年。『シャアの反乱』から3年、工業コロニー〈インダストリアル7〉に住むバナージ・リンクスは、オードリー・バーンと名乗る謎の少女と出会う。戦争の火種となるビスト財団とネオ・ジオン残党組織『袖付き』による、『ラプラスの箱』の取引を止めようと行動しているという彼女に対し、協力するバナージ。しかし、同じく取引の阻止のため乗り込んできた地球連邦軍と『袖付き』との戦闘により、コロニーは戦場と化してしまう。オードリーを探して戦火を走り抜けるバナージは、『ラプラスの箱』の鍵となる純白のモビルスーツ、『ユニコーンガンダム』と運命的な出会いを果たす。『ラプラスの箱』とは何か、それが抱く秘密とは何か……。宇宙世紀100年の呪いが、解かれようとしていた。※各話の初公開日は本作品の第1話の放送開始日となります。

（C）創通・サンライズ

鳥肌が立った回数ナンバー１のアニメ。

宇宙世紀の歴史を知らない人でもなんとなくストーリーを楽しめて、そして圧倒的な演出力に体の震えが止まらなくなる中毒性がヤバいガンダムシリーズ。

わたしはガンダムシリーズはほぼ全部見ているのですが、なんだかんだ一番好きなのがこのユニコーン。

ホントに、とにかく、音楽を含めたアニメとしての演出の力が限界突破している。

７位：蒼穹のファフナー

[SF/ファンタジー][ロボット/メカ][ドラマ/青春]日本の片隅に浮かぶ竜宮島に、ある日突然、不思議な声が響き渡った。｢あなたはそこにいますか…｣そしてその瞬間、謎の敵によって竜宮島は襲撃される。島に暮らす少年・真壁一騎は、切り札として用意された兵器・ファフナーに乗り込み、戦うことを決意するのだった。

©XEBEC・竜宮島役場

酸いも甘いも苦いも、アンニュイな雰囲気と超絶カッコいい戦闘シーンを添えて送られるロボットアニメの傑作、それが蒼穹のファフナーシリーズ。

第一期の後半が特に見どころ。

ストーリー展開が暗い部分もあるものの、それこそがファフナーの持ち味でもある。

ちなみに映画版もかなりの数があって、前日譚もかなり面白い。

竜宮島という舞台の中で積み上げられてきた時間的な連続性に、まさしく物語の歴史を感じる大作。

８位：精霊の守り人

『攻殻機動隊 S.A.C』神山健治×『人狼』『イノセンス』『BLOOD＋』プロダクションI.Gが放つ新・異世界物語（アジアン・ハイファンタジー） 「人狼」「イノセンス」など、世界中から注目される国内有数の制作会社・プロダクションI.Gと「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」でシリーズ累計DVDセールスでミリオンを獲得する若手No.1監督・神山健治が贈る新感覚《アジアン・ハイ・ファンタジー》大作。

(C)上橋菜穂子／偕成社／「精霊の守り人」製作委員会

言わずと知れた名作小説をアニメ化した作品。

和風と中華風の間を行くようなエスニック系の世界観。

ジブリが好きな人も楽しめるかな、と思う。

一方で、戦闘シーンがクッソかっこいいところもあって、全体的にアニメとしての完成度が高い。

余談だが私はラジオドラマから入ってアニメを見て泣いた。

９位：バッカーノ！

1711年、新天地を目指す錬金術師たちが悪魔から得た“不死の酒”。それを飲み、不死者となった者たちには、右手で“喰い合う”ことができるという奇妙なオマケがついていた。そして1930年代、その酒を錬金術師のセラードが蘇らせたことにより、ニューヨークの裏社会で生きる人々の運命が複雑に交錯していく…。

(C)Ryohgo Narita・Ascii Media Works/Project Baccano!

OPのオシャレ度合いとカッコよさが上限を突破してしまった作品。

ヨーロッパのアングラな面とオシャレな面が融合し、不死の酒というフィクションのワクワク感も加わって、見ていてとにかく楽しくなるアニメ。

感情が動きまくるという感じではないものの、アニメの楽しさをしっかり味わえる作品。

とはいえキャラクターはなかなか尖っている人物が多く、さすがは成田先生原作という感じ。

上記OPを見て「おっ！」となった人は本編も見て損はしない。

１０位：Phantom ～Requiem for the Phantom～

アメリカの暗黒街で相次いで発生するマフィア幹部暗殺事件。その影で囁かれる謎の組織『インフェルノ』と、組織最強の暗殺者である『ファントム』の噂……。
単身アメリカ旅行に訪れていた少年は事件に巻き込まれ、偶然にも『ファントム』に遭遇してしまう。『ファントム』の正体は少年と年端も変わらぬ少女アインだった！
それまでの過去を消され『ファントム』のもとで数々の技術を学ぶうちに、いつしか少年は組織最高の暗殺者にまでに成長していくのだが……。
陰謀が渦巻く凶暴で無法な世界にいつしか芽生える純愛の行方は……。

(C)2009 Nitroplus/Project Phantom

あらすじからもわかるとおり、超ベタな設定。

だがな、ベタなものを恥ずかしがらずにちゃんと作っているものってのは面白いんだよ……！

中二病まっしぐらな設定ながら、アングラな世界観と雰囲気が心地よい。

主人公のハイスペック具合も良くて、とても好きなアニメ。

そしてラストで魂を抜かれる。

いいか、魂を抜かれる。

１１位：ピンポン

ピンチの時にはヒーローが必ず現れる-。 片瀬高校卓球部の自由奔放で自信家のペコ（星野裕）。クールで笑わないスマイル（月本誠）。辻堂学院の留学生、チャイナ（孔文革）。常勝・海王学園の主将ドラゴン（風間竜一）。海王に通うペコとスマイルの幼馴染、アクマ（佐久間学）。各人の思いをよそに、インターハイ予選は近づく。274cmを飛び交う140km/hの白球。その行方が、頂点を目指す少年たちの青春を切り裂く。

（C）松本大洋・小学館／アニメ「ピンポン」製作委員会

これぞ最高のアニメ化、という作品『ピンポン』。

原作は漫画で、ちなみに原作も最強。

あと窪塚洋介主演の実写映画も傑作だった。

そしてやっぱりアニメも傑作だった。

三拍子そろっちゃったすごい作品。

原作マンガも超名作

１２位：無限のリヴァイアス

人工衛星リーベ・デルタが、ゲドゥルトの海へと沈下し圧漬する事件が発生。リーベ・デルタで訓練を受けていた487名の少年少女たちは、謎の巨大航宙艦「リヴァイアス」に乗り込み、大人を失った状況下で救助が来るのを待ち続ける。だが、彼らは行く先々で攻撃を受け、生き延びるために戦うことを余儀なくされる……。

(C)サンライズ

OPが飛ばせないアニメはだいたい名作説。

かなりの良作だがメンタルを削られるので次の日が休みの日に観るのがベスト。

できれば２日くらい休息日を設けろ。

１３位：PSYCHO-PASS サイコパス

あらゆる感情、欲望、社会病質的心理傾向はすべて記録され、管理され、大衆は「良き人生」の指標として、その数値的な実現に躍起になっていた。人間の心の在り方、その個人の魂そのものを判定する基準として取り扱われるようになるこの計測値を人々は「PSYCHO-PASS（サイコパス）」の俗称で呼び慣わした。 犯罪に関する数値も“犯罪係数”として計測され、犯罪者はその数値によって裁かれる。治安維持にあたる刑事たちは常に、犯人を捕まえる実動部隊となる“執行官”と、執行官を監視・指揮する“監視官”のチームで活動する。自らが高い犯罪係数を持ち、犯罪の根源に迫ることのできる捜査官こそが優秀な“執行官”となりうる。それゆえに、犯罪者になりかねない危険も孕む“執行官”は、その捜査活動を冷静な判断力を備えたエリートである“監視官”に監視されている。

（C）サイコパス製作委員会

ザ・ノイタミナの名作という感じのアニメ。

犯罪係数というパワーワードと、非常に整ったストーリー展開と作画が魅力。

１４位：SHIROBAKO

武蔵野アニメーションの新人制作進行のあおいを中心として、アニメーション制作現場で起こるトラブルや、葛藤や挫折などといったアニメ業界の日常を描く群像劇。

©「SHIROBAKO」製作委員会

なにかを熱意をもって作ることの面白さを教えてくれるアニメ制作アニメ。（シャレではない）

正直泣かされた。

胸にこみあげてくるものがある。

いろんな熱い思いがこみ上げてくる、ガチ良作。

ちなみに2020年に劇場版アニメ化した。本編と併せてチェックしたいところ！

１５位：戦闘妖精雪風

地球侵略を目論む未知の異星体ジャムと、地球防衛機構が設立したフェアリイ空軍の戦いの最前線に、深井零というパイロットがいた。信じるものは愛機のみという虚無的なパイロットと戦闘機「雪風」の存在が、膠着状態だった戦線に波紋を投げかける。かつて人類が体験したことのない熾烈な戦いが、今始まろうとしていた。

(C)2002 神林長平・早川書房／バンダイビジュアル・フライングドッグ

とても2002年に作られたとは思えない驚異の空中ドッグファイトが描かれるSFアニメ。

マジで、もう、なに、震えるだろこんな戦闘シーン。

テーマもかなり深く、人によっては難解に見えるかもしれないが、見る価値がある。

原作小説もおすすめ。

おすすめ神アニメランキング：まとめ

そんな感じでお届けしました、私的神アニメランキング。

ほかにも紹介したい作品がたくさんあるので、今度はテーマ別にまとめてみようとも思っています。