皆さま、こんにちは!

今日ご紹介するお菓子は、昨日に引き続き大好きな物産展で入手した、秋田県の三松堂玉ごっこですニコニコ

昨日ご紹介した、イチゴわらびもちも同じお店で販売しています。

玉ごっこ
このお菓子を手に取ったのは、まずパッケージがとても可愛いからでしたラブ
菓銘の「たまご」を意識した、卵パックのような容器に1つ1つ入ってお店に並ぶその姿が愛らしくて…。

プラスチックのパッケージを開けるとこのように、柔らかな紙に包まれた玉ごっこの姿は、形もサイズも本当にたまごのよう…。

その可愛らしい姿に心が思わずほっこり。

バター餅
玉ごっこは、上の写真のように、薄い最中の皮の中に粒あんとバター餅が包まれています。

「バター餅」とは聞き馴染みのない方も多いかと思いますが、秋田県北部に伝わる郷土菓子で、日持ちを良くするためにお餅の中にバターを入れたことから生まれたと言われています。
バターは昔は高価なものでしたが、この地域には北海道へ行商に行く人が多く、比較的バターの入手が容易だったようです。
また、このバター餅は山で狩猟をする「マタギ」の携行食がルーツだと言われています。

携行食とは、「行動食」とも呼ばれ、登山をする際に気軽に食べてエネルギーや栄養を補給するための食事のことです。
実は私も趣味で登山をしているのですが、なるほど確かに、お餅(お米)とバターで出来たバター餅は効率的にエネルギー補給できそうです。
ちなみに意外にも和菓子にはバター餅の他にも登山の携行食として優れたものがいくつかあり、私も持って行っていますキラキラ
例えば、羊羹、豆菓子、甘納豆、飴など…。
これらを携行食として持ち運び、モンベルの野点セットでお抹茶を点てて山頂でいただく和菓子とお抹茶は格別です
この話は、また別の機会に詳しくご紹介させてください。

話が逸れてしまいましたが、今後はこの玉ごっこも携行食のラインナップの1つに加えたいですルンルン

お味
バター餅の存在は秋田県出身の友人から聞いて知っていましたが、実際に食べるのは今回が初…!
ドキドキでいただきます。

まず、バター餅が想像以上に柔らかくバターと溶け合っていて驚きましたびっくり
バター餅にも色々あるようですが、玉ごっこのバター餅は求肥に近い柔らかさのお餅で、とってもなめらかな口当たりです。
柔らかく優しい香りのバター餅のコクのあるお味と、控えめで素朴な甘さの粒あんが相性抜群です。
思えば、名古屋のあんバタートーストのように、あんことバターは実はとても相性が良いですものねルンルン
色々な素材と組み合わさり、新たな美味しいお味を作り出す…あんこの懐の深さはすごいです!

この玉ごっこは、材料の1つ1つにこだわり最上の美味しさを作り上げています。

☆あんこ…北海道十勝産小豆から自家製のこだわりのあんこを作り上げる。お菓子によってあんこの糖度や固さを変える三松堂。玉ごっこでは、素朴ながらも洗練された甘さの粒あん。

☆バター…北海道十勝産の生乳から作る無塩のよつ葉バターを使用。ふんわりと香るバターの香りが食欲をそそります。

☆最中…国産のもち米を使用し、香ばしい最中を作り上げる。

☆餅…求肥などに使われるオリジナルの配合のもち米を使用した柔らかなお餅。口の中に広がる柔らかな口当たりに顔がほころびます。

菓銘
菓銘の「玉ごっこ」は、秋田弁で可愛いものや愛着のあるものに「こ」をつけて呼ぶことから考えられました。

元々は秋田県の郷土菓子だったバター餅から着想した玉ごっこ、これからますます秋田の人達に親しまれるお菓子になっていくのではないでしょうか。

◆和菓子情報◆
3個入り 税込1400円

◆和菓子屋さん情報◆
本店 : 秋田県秋田市中通5-7-8
TEL : 018-833-8401
注文TEL : 0120-07-3410
営業時間 : 9:30-18:00
定休日 : 日曜日、祝日
オンラインショップ : https://www.wagashi-otoriyose.jp

昨日ご紹介した、同じく三松堂のイチゴわらびもちの記事はこちら↓
以上、三松堂の玉ごっこのご紹介でした!

ご拝読ありがとうございますニコニコ

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