全てを委ね信頼する | 宇宙~そら~の音とすてきな香り

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アロマクリスタルボウルヒーリングで受け取る愛と豊かさ

以前あれだけ心配、不安、恐怖になっていた親の老いていく現実。とても怖かった。怖すぎて憤りすぎてかなり暴れた。親との関係性を冷静に見られずにエゴが大爆発していた。

今までずっと私のできる全ての能力をフル活用して両親を必死で何とかしようとしてきた。で、実際に何とかなってきた領域が確かにあった。以前は「周りを信用せずに1人で何とかしなければいけない」と思っていたからずっと苦しかったのだ。

今こんなに自分も周りも信頼し落ち着いて両親へ愛おしいと感じ対応できるとは思っていなかった。現実に必要な対応がさらにやってくるなら弟と協力し事実だけを見て動くだけだ。


両親2人で暮らす日々の事は病院の先生や介護事業所の担当者さんや、ヘルパーさんを信頼し切ってお任せしていいらしい。私や弟でなくても本当にたくさんの方々に今は助けていただけているのだ。

私が面倒見なくて酷い娘だ、裏切ってる罪悪感とか、自分の寂しさ、満たされない感覚からくる憤り、親離れしてない状態の時は感情がすごく揺れた。不安を隠さないといけないと思っていたから。


そもそも私は父親を助けることで、もう二度と被害者になりたくないと頑張っていた事に気づいた。再飲酒しようが暴れようが私はもう父の被害者じゃない事がわかった。

もう随分前に亡くなった祖母に対して未だに酷く怒られ続けていたと忘れずにいて「あの人は私を愛さない、子どもが嫌いな人だった」という完全に思い込みでしかない事が母親の真実になっている。

母が手放すつもりがないのを私はずっと手放したらいいのに…といらぬアドバイスをしてきた。


親は無条件に子を愛するはずでしょと親に完璧を求め期待し、勝手に裏切られた気分になっていた。

そして親が幸せでない(ように見える)のだから、自分だけが手放しでドンドン幸せになんかなっちゃいけないとブレーキをかけていた。

「私だけ先に行っちゃったら私が1人で寂しいぢゃん、だから幸せになって…」という思考で相手の事など考えちゃいない。親を勝手に幸せじゃない人たちと決め付けていた。

自分が幸せになりたいなら1人でおいきなさい。

そしてその幸せの波紋を自ら世界へ広げなさい。


そう気づいたらあっさり境界線がわかり、自分の幸せとは繋げなくなった。過去とか環境とか状況がどうであろうと私の幸せには何ら差し障りがない。たとえ家族でも同じではないし違いを認め尊重し生きるって大切です。

両親をとても愛している。両親も最善でしかないと気づいたから、2人の自由意志もやってる事ももう尊重したいと思った。



今年2月タイから帰ってきてから私が自分の死に向き合えるようになったのも大きい。物心ついた頃から感じていた死への極度の恐れから解放されつつある。

小学生で死ぬ事が怖くて不眠症になった。悪夢にうなされ鼻血を出して、夢で火で焼かれるとか、生き埋めにされるとか、銃で撃たれるとか、もう昼間横たわる事さえ怖くなった。それからずっと死にたくなるのと、死にたくない気持ちの間で揺れ続けた。


口にするのも怖かった死について。自分の脳死判定の場合の臓器移植とか、どういう埋葬が希望なのか旦那さんに伝え、自分の意志を伝えると3月断捨離が一気に進んだ。

感情はあるし無くす必要はない。ココロの自然な在り方を受け入れる事を大切にできる自分だと分かったからもう怖さを受け入れる事にした。

肉体として誕生した瞬間から肉体の死に向かって生きている自然な法則を受け入れ始めていて、今しかないと感じる瞬間がある。

そうして生きることに希望が自然と湧く。


「虐待された、愛されなかった」と潜在意識でずっとわだかまりを創り出し、自分を幸せにしないことで両親へ密かな復讐をしていたように思う。

あなたたちのせいで私は幸せになれないのだからね…両親に対する被害者意識は自分が復讐という加害者になる選択していた。愕然としたけど気づいて認めてよかった。

全てを委ね信頼し、ハイヤーセルフの私、両親だって、どんな人だって自分と何ら変わらない内側に光る愛だけを見る。