手術しない変形性股関節症と親の介護ブログ

親の介護体験や 変形性股関節症 保存療法への取り組みに関する記録

筋肉のコリは万病のもと

今現在、私の股関節痛の原因のほとんどは、筋肉の異常によるものだと思えるので、これからはその筋肉のコリを解消していき、少しでも元の正常に機能できる筋肉状態に戻していきたいと考えています。

 

慢性的な筋肉異常による身体の不調は、私のように変形性股関節症の人に限ったことではなく、慢性的な肩こりや頭痛、その他の不調に悩む人にも、広く適用されるものだと感じています。

 

なお、自分の股関節痛を筋肉の病気(異常)だと判断し、自力で治そうと考えた経緯について関心のある方は、こちらもご覧ください。

    ↓ miyuyuchang.hatenablog.com

 

 

 筋肉の病気ってなに?

 

ということについて「股関節痛は怖くない!」松本正彦/著の本に書かれていることを元に わかりやすくお伝えしていきますね。

 

まずは、筋肉が正常な場合についてですが、力を入れれば縮んて硬くなり、力を抜けば緩んで軟らかくなります。本来、正常にパワーを発揮できる筋肉は、軟らかいのです。

 

しかし、筋肉が病気になってしまうと、力を抜いているにも関わらず、筋肉が縮んだままになってしまいます。慢性肩こりの人などは、この感覚がよくわかることと思いますね。

 

常に筋肉が縮んだままになっていると、

 

筋肉内には疲労物質や発痛物質が溜まり、筋肉のコリにより痛みが生じます。

 

この筋肉の痛みは、反射的に血管を縮め、血液循環障害を悪化させ、痛みを強くするという悪循環を起こします。

 

股関節痛(筋肉のコリ)が出ると脚が動かしにくくなり、脚をかばうことで脚は細くなっていきます。歩いているとすぐに筋肉の疲労が限界に達してしまい、長距離を歩けなくなります。

 

さらに、血液循環障害により、脚が冷たく感じたり、疲労からの回復が遅くなったりします。

 

それでは解消法は?

 

松本正彦氏の本によると、筋肉をほぐして軟らかくすれば、股関節痛は改善する、と書かれています。

 

そのためには、股関節の骨に近い深層筋をしっかりほぐすために、筋肉の深い部分に圧【深圧】をかける必要があるそうです。

 

股関節痛や肩こりに悩む人なら、ちょっとやそっとのマッサージやツボ押し程度では、痛みに対し、気休め程度の効果しか得られないことはわかっていることと思います。

 

深圧は自分の手のひらを使っても押すことができますが、プロでなければなかなか難しいかもしれませんね。

 

私は、松本氏の運営する松本深圧院で販売されていた、オリジナルのマッサージ器具【楽股ちゃん(らっこちゃん)】を、10年ほど前に購入し、これにはずいぶん助けられてきました。

 

楽股ちゃん

楽股ちゃん

 

右側のムーミンは指人形です。大きさ比較の為に載せたものです。

楽股ちゃんは、手のひらにのる特大おにぎり位のサイズ感です。

ちなみに楽股ちゃんというネーミングは、股関節を楽にする、という意味が込められているようです。

硬さはかなり硬いです。

 

これを股関節周りの、痛みの出ている筋肉に当てて、筋肉のコリをほぐしていくのです。硬式のテニスボールでも代用できます。うちには何個も、コリほぐし用に買ったテニスボールがあります。

 

以前の私は、歩きすぎた日などは、筋肉疲労が強く出てひどい痛みに見舞われたこともあります。そんなときにはよく、この楽股ちゃんのお世話になり、助けられました。

 

たぶん私は、変形性股関節症の進行度合いとしては末期だとは思いますが、関節包内の炎症は収まり安定しているのだと思えます。ここまでに至るには、本当につらいつらい激痛期を過ごしてきました。たぶん多くの人は、あの段階のずっと以前に、手術を決断されるのだと思います。

 

でも、今の私は以前に比べて、状態としてはずっと良好であり、これからはもっと良くしていけそうな感覚もあります。

 

これからは筋肉をほぐし、正常な機能へと向かわせることと、衰えた筋力を復活させていくことに、少しずつ力を注いでいこうと考えています。

 

でも、正直言うと。。。

 

日々の忙しさに追われたり、怠け心の誘惑にも負けてしまい、思うように脚のメンテナンスができない、というのが現状でもあります。

 

だけど。。。

 

悪化だけはさせないように、地道に努力は続けていきたい!

 

まだ自分の股関節は、私と一緒に生きてるんだもの。

 

頼むよ!私の股関節! 最期まで私と一緒に生き抜いて!

 

 

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