2020/06/21

Beth Carvalho / Mundo Melhor ('76)

ベッチ・カルヴァーリョ / すばらしき世界
A1Antes Ele do que Eu
去りし愛へのサンバ
B1Te Segura
あなたとどこまでも
A2Se Voce Quiser
あなたが望むなら
B2Salario Minimo
こんな暮し
A3Quero Alegria
陽気になろう
B3Meu Escudo
心の楯
A4Volta pro Morro
丘にもどって
B4Divina E a Musica
すべては音楽
A5As Rosas Nao Falam
沈黙のバラ
B5Com a Vida que Pediste a Deus
幸せへの道
A6Cavaquinho Camarada
我が友カヴァキーニョ
B6Mundo Melhor
すばらしき世界
 大きな矢印を背後に、裸のおばはんが相好を崩しています。何やらエロティックな含みのあるジャケットです。
 おそらく、矢印は男根を象徴しているのでしょう。その矢印が上を向いているんですよ。怒張したファロス。そりゃおばさん大喜びだって。脱いじゃうって。

 ブラジルの3大サンバ女帝のひとり、ベッチの代表作。
 ちなみに残りの2人はクララ・ヌネスとアルシオーネだそうです。ふーん。

 全12曲。どれもこれも高水準です。女帝の尊称は伊達じゃない。この頃が絶頂期だったのかなあ。
 私が気に入っているのはA3。まるで失恋の痛みを慰めるように、クイーカとトロンボーンが、摩滅した心に寄り添ってくれます。たまりません。

 B1の終わり、2:50のあたりで「勉強せえよ」と言ってますぜ女帝。そうだよな。サラリーマンは一生勉強だよな。
★★★

0 件のコメント: