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黒人差別反対運動から見えてくること

アメリカのミネソタ州ミネアポリスでジョージ・フロイドさんが警官に暴行され死亡したのを受け、黒人に対する人種差別反対デモがアメリカをはじめ世界各地に広がっている。

そんな矢先で、アメリカで警官が黒人に向け発砲し、死亡する別の事件も起き、抗議活動へ火に油を注いだ。

イギリスなどでは奴隷商人の像がデモ隊に破壊されたり、自治体によって撤去される事例が相次いでおり、奴隷商人は奴隷貿易で活躍したとして、出身地で地元の名士として扱われたりしたが、その評価が見直されようとしている。

現在にも通じる黒人問題のそもそもの原因は、当時の王の命令で植民地の獲得が行われ、王が国策として奴隷貿易を推進したことである。ベルギーに至っては、ベルギーが植民地にしたコンゴ(旧ザイール)では、ベルギー国王の直接支配のもとで原住民を奴隷にして、生産が不十分だと残虐な刑罰を加えるなど、圧政を敷いた。
そういった歴史と照らし合わせると、植民地支配や黒人の奴隷化を行った王の子孫が現在も王室として世襲されているのはけしからんということで、王制廃止要求が起こってもおかしくない。

王制は特定の家系を国家の象徴と位置付け、個人の自由を制限する制度、つまり、国家を運営するための都合で人権がないに等しい身分を置いているものであり、奴隷制度と同じく現代社会にふさわしくない。
黒人差別反対運動が広がる中で、王制を廃止せよという主張もわき起こることを祈りたい。

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