2020年8月5日水曜日

ブラジルで過ごす新型コロナウイルスパンデミック期間。近況報告。




こんにちは、ぽんたです。


フォルタレザの青空



今日は、近況報告をしたいと思います。

まず、今我々夫婦のいるブラジル、フォルタレザでは7月の20に経済活動が100パーセント再開される予定でした。




それに向けて我々がいるサーカスも準備を進めていたわけですが、その日になってもサーカスは活動の気配を見せません。




様子を伺いますと、直前にフォルタレザのあるセアラー州の決定で、学校や、イベント、映画館やコンサートなどは引き続き活動禁止となったようなのです。




スポーツジムは定員の30パーセントなら運営の許可が出ています。








そしてサーカスに関しましては9月より運営再開する旨を運営家族の四男から聞きました。




はい、、、あと1ヶ月、無職です。しかも9月の下旬にモルドバに帰国予定なので、全く稼ぐことなくブラジルをあとにします。




ここにきてブラジルで稼いだお金は底をつきました。今からはもうマイナスの出費です。ブラジルは食費がモルドバに比べたらはるかに高いので、結構精神的なダメージはくらいます、が、日本の家族が私の口座に入れてくれた給付金を頼りに生き抜いていこうと思います。






モルドバに帰っても、クリスマスの仕事まで仕事入れられません。というのも、夫がまだ運転免許を取りきれていないのでそちらに専念させなければならないのです。






そして世界的な状況が状況ですので、ただただクリスマスの契約が無事にできることを祈るしかありません。






はあ、どうなることやら、本当に先が思いやられます。






さて、フォルタレザの他の商業施設の様子については、みなさんマスクを着用し、若干他人とは距離をとりつつ、、、いたって普通です。




マスクをしないで店に入ろうとして揉めたり、といった様子は特に見たことがありません。みなさん穏やかに順応しているように感じます。




基本的に外出するときにはマスク着用義務なのですが、歩いている人や、単独で立っている警備員さんはマスク外していることがあります。というのも気候が暑いのと、あまり長距離を歩く人がいないからです。




我々も店に入るとき以外はマスク外して歩いています。暑すぎますし、人とすれ違うことも稀なので。肌荒れもありますし、まあまあな距離を歩いているとやはりそれなりに息苦しくて恐怖感を覚えるので。




それでもパトカーとすれ違っても何も言われません。ただ、常に手には持っています。外国人という身で何かのトラブルにもこの時期は特に会いたくないので、、、




ショッピングモールは入る際に検温があり、




フードコートもカフェも開いており、それぞれ感染対策をなされた上で運営されています。




ただ、テーブルや椅子はそこまでいちいち消毒されていません。こっちもそこまで気にしていませんが。。。




店によっては店先で強制的に手を消毒液を吹きかけられます。任意でもアルコール液は必ず置かれています。




足でペダルを踏むと消毒液がプッシュされる仕組みですが、消毒液が出る場所とその装置の板の距離が近いため、だらーんとたれた消毒液はたいてい一発目はその板に垂れ伝います。。。




我々はあまりアルコール消毒が好きではなく、石鹸で手を洗うことを好みます。もとより、土を食べて育ったような夫はだいぶ体が丈夫なのと(語弊がありますが、夫は本当にお腹を壊さないのです。。。)




無菌状態すぎると体が弱くなる、色んなウイルスや細菌の耐性を作るにはある程度の不潔さが大切信者の私なので、そこまで殺菌除菌は徹底していません。




ただ、私はめちゃめちゃ手を洗います。うがいは水がそもそも怪しいので、していません。が、日常飲むものは温かいものです。




体が資本の(今は無職ですが)職業なので、元々体調には気を使っていますが、それでもやはり鼻水が垂れたり、喉がイガイガすることはあります。




話が逸れました。




フードコートやカフェ、レストランなどではみなさんマスクを外し、連れとおしゃべりしながら食べます。




このような光景を見ると、やはり何故、観客がマスクをして同じ方向を見て座席も距離を開けてパフォーマーとだいぶ距離のあるサーカスが何故運営できないのか、と腑に落ちません。




が、外国人の身なので州の決定に従う他ないのです。私が暴れてもサーカスに迷惑がかかるのみならず、おそらく日本大使館にも迷惑がかかってしまうので、ふつふつしながらこの最後の1月を(インシャッラー)トレーニングの期間に当てて、次のステップアップを図る他ないのです。




ちなみにブラジルは連邦制なので、いくらボルソナロ大統領がコロナウイルスはただの風邪パフォーマンスをしても決定するのは州なのです。




ボルソナロ氏は過激な思想にも見えますが、このような状況に自分がなった今、彼の言っていることは一理あって、経済的に困窮してしまう人間の数と、病気になってしまう人間の数と、天秤にかけてしまえばおそらく、経済的に困窮してしまう人間の数が大きいと思います。






ただ、命を落としてしまった人、およびそのご家族、または自分が命を落とすリスク、そして日夜戦う医療従事者の事を考えると、なかなか全面に経済活動を取ろう!と押し出せない、、、。




ちょうど良いバランスをとった国と舵取りが必要なんですけどね、、、。ブラジルにおけるサーカスなどの芸術、文化活動の立ち位置は政治的な力と遠い場所にあるのかしら、、、?




自分の活動を守るためには少し政治の世界に通ずる活動もしないとダメなのだろうか、、、とか、私の分際では何もできないことを考えたりしてしまいます。まあ、バレエはそうやって栄えた文化でありましたからね、、、。




ただ、そういった権限に反発して生まれた芸術もある中で、、、うーん、これ以上は長くまとまらなくなるので書きません!




今こそ生身の肉体が放つエネルギーが必要な時期だとも思うんですけどね。






今日はこの辺で。









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