志村けんさんの兄は、感染予防のため遺体に近親者対面できませんでした。亡くなったことを知ったのは、事務所の関係者からの連絡であり、最後の別れとしては悲しい限りです。しかも、普通の葬儀はできません。(画像は日立市の葬儀場、桜が満開です)
《今日でお別れ》(作詞:なかにし礼 作曲:宇井あきら)
今日でお別れねもう逢えない
涙を見せずにいたいけれど
信じられないのその一言
あのあまい言葉をささやいたあなたが
突然さよなら言えるなんて
《火葬について》
一類感染症により死亡した患者の御遺体の火葬の取扱いについては、下記に詳しく規定されています。
「一類感染症により死亡した患者の御遺体の火葬の取扱いについて(通知)〔墓地、埋葬等に関する法律〕」
●一類感染症により死亡した患者の御遺体は、火葬しなければならないものとする。また、同条第3項の規定に基づき、御遺体は24時間以内に火葬するものとする。
●全体を覆い密封し、御遺体から出た体液を一定の時間内部に留めることができる非透過性納体袋に収容し、袋の外側を消毒した上で、棺に納めること。
●御遺体の火葬場以外の場所への移動を制限すること。
●御遺体に触れることのないようにすること。
●御遺体の搬送や火葬場における火葬に際しては、非透過性納体袋に収容・密封し、棺に納めるとともに、そのままの状態で火葬しなければならないこと。
《葬儀の手順》
病院で亡くなるならまだ心強いですが、家で亡くなったらパニックになりそうです。葬儀は、多分次のようになると思います。
●感染症で亡くなったと判定をした医師に死亡診断書を書いてもらう。
●葬儀を依頼する葬儀社を決めて遺体の運搬や葬儀を依頼する。
●葬儀に参列して欲しい親族に連絡する。
●葬儀社に非透明過の納体袋へ収納、密封後消毒の上、お棺に納棺してもらう。
●葬儀社に遺体を搬送してもらう。
●葬儀を行う。通常の葬儀と違い、火葬のみの葬儀になる。
●(焼骨後は一類感染症に感染することはないため)お墓に納骨する。
----------------------------------------------------------------
ランキングを見る。いずれも上位です。ご協力有難うございます。
----------------------------------------------------------------
コメント