栗本啓司「自閉っ子の心身をラクにしよう!」は発達障害の子供に

自閉っ子の心身をラクにしよう! 栗本啓司 (著), 浅見淳子

「自閉っ子の心身をラクにしよう!」栗本啓司:著 浅見淳子:編集 花風者

ストーリー

「『自閉っ子、こういう風にできてます! 』を出したときから、自閉を初めとする発達障害の方たちが、人間の基本的な身体機能に不具合を抱えていることには気づいていました。 せめてなんとか、自閉の人たちの身体が楽になる方法はないものか、ずっと探してきました。 問題意識は出会いをつれてきます。今年になって、栗本さんと出会いました。 そして、知りました。 今まで注目していなかった身体のつながりに少し注意を向けるだけで、驚くほど身体を使うことが楽になります。 自分でも体験し、読者の皆様ともその体験を共有しました。 身体の不具合を整えることは、確実に、生活の質を向上させます。 治療というより、トレーニングというより、コンディショニング。体力がなくても今日からおうちで始められます。そして、驚くほど排泄や睡眠といった基本的な不具合が解消されていきます。 皆様にお役立ていただけると幸いです」 浅見淳子(花風社)

引用: 出版社からのコメント



プラス情報

「芋づる式に治そう! 発達凸凹の人が今日からできること」栗本啓司 浅見淳子:著2015

芋づる式に治そう! 発達凸凹の人が今日からできること栗本啓司  (著),浅見淳子 (著)

「芋づる式に治そう! 発達凸凹の人が今日からできること」栗本啓司 浅見淳子:著

2019年12月6日




読むネコポイント

発達障害は常に頭が働いている状態で、だから疲れる。

まずは緊張状態を解くのが要。

体の力を抜いたり入れたるが自由にできる体にする。

そのための、体をゆるめたり汗をかけるように、体を伸ばす方法や部位などを、対話式で紹介しています。



姿勢が悪い、手足の先が縮こまっている、は発達障害の人によくみられる傾向です。

なぜそうなってしまうのか、体全体を通して相対的に述べられています。
西洋医学と反対の考え方ですね。なので科学的な根拠はないとも言えます。

が、カラダは心と繋がっているし、体の一部をよくしても全体から考えないと、発達障害の症状は改善されないと思います。

なので、やはり実践あるのみで、効果が感じられたり気持ちが良いなら、続けるといいのではないかと。

医学ではないゆえ 「発達障害」とか 「効果がある」 とかははっきり書けない(と整体関係の方に聞きました)、だから口語の対話式なのかなとか思いながら読みました。

「芋づる式に治そう! 発達凸凹の人が今日からできること」の前に出た本です。
やはり、発達障害のお子さんとお母さんで取り組むのに、最適な参考本じゃないかと思います。