美容・健康情報に潜む知られざるワナ!汚染回避の知的ナチュラル健康・美容学 | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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“頭の良い人・悪い人”


こんなことがよくいわれます。

 

かつて、頭が良いといわれていたのは、

 

“暗記力”や“記憶力”

 

確かにそれは、ひとつのモノサシだったのでしょう。

 

 

戦後復興期・高度経済成長期

 

 

“アジアの奇跡!”とまで言われた日本国と私たち日本人の大躍進。

奇跡を起こしているのだから、そこからワザワザはみ出す必要はなし。

 

上司・先輩、お偉い学者に、お医者さま。

 

みんなで教えを守り、忠実に、“ワンッ!”🐶

 

そんな時代に要求されたのは「暗記力」だったというわけです。

 

でも、

 

今は明らかにそれとは

 

違う!

 

インターネットの登場以来、氾濫する情報に、

 

翻弄され、惑わされ続けている

 

これが私たちの現状だからです。

 

いま問われる能力は、暗記力では決してない。

膨大に溢れる情報の中から、

 

何が自分にとって必要で

何が自分にとって必要でないのか?

 

これを見極める能力こそが求められているように思うのです。

 

この状況で必要となるのは、

 

「脳の自然な働きとその活用」

 

私たちの脳は、適切な質問ができれば、適切な答えが返ってくるようにできている。

 

逆に言えば、


適切な質問さえできれば、脳の構造上、適切な答えを導き出す以外に

方法がなくなる。

こうした次第になるのです。

 


“一億総病人”ともいわれる私たちの現状。健康不安を背景に、さまざまな
 

ウソやまやかし

 

が氾濫し続けています。

そしてウソやまやかしを真に受けてしまうと、

 

“とんでもない目に遭ってしまう”

 

そんな悔しい結果を招きかねないわけなのです。

そこで今回は、

 

世にまつわる巧妙な情報・印象操作の実態を知ることで、

医者を遠ざけ、クスリを拒む。


そんな生き方実現に必要なポイントを考えてみたいと思います。


■美容の味方の正体は!?
「コラーゲン」

それを謳った商品がたくさん売られています。

コラーゲンとは“お肌のプルプル”成分で、若さやツヤのある肌の実現に欠かせない物質。
20歳を過ぎると、体のコラーゲンは減っていくので、

“サプリやクリーム、飲料で補いましょう!”

こんな感じで、盛んに宣伝されているのです。

また、鶏の皮、手羽先、軟骨、牛スジ、牛テール、こうした食材には

コラーゲンが豊富

 

に含まれている。

そうであるならと、“ツヤ肌”実現を意図して、懸命にこうした食材を貪るように食べ続ける。

中には、そんな人だっているのです。

でも、正直言ってそれには・・・、

“要注意と要警戒”

が必要です。もっともらしいことを言って、

 

重大な事実を歪曲

 

している。

そんなキケン性だってあるのですから。

■適切な質問と答え
加齢とともに作られるコラーゲンは減少していく。

 

それは事実なのでしょう。

 

でもだからといってその対策が、

 

「サプリやクリームだけに限定されるのか?」

 

こうした疑問が浮かんでくる。もっと他に方法があるのではなかろうか?

 

そんな風に思ってしまうのです。

 

仮に手段や方法が他にないのだとすれば、

サプリの錠剤に含まれる成分が、皮膚、そこだけに限定して、

 

「集中的に割り当てられるのかどうなのか?」

 

そんな特例措置を働かせられるほど、サプリの錠剤は優秀なのだろうか?

こんなことをも思ってしまうのです。

 

仮にこの疑問も突破して、皮膚だけに集中して回るのだとすれば、

高い効果の反面にあるはずの

 

「リスクやデメリットはどうなのか?」

 

こうした疑問と質問とが、次々に浮かび上がってくるのです。

 

興味を持って調査をしてみると、さまざまな事実が判明するのです。

 

サプリやクリームがとにかく有効!それはメーカー側の一方的な主張に過ぎません。

そこで国の機関はこの件についてどう思っているのかというと・・・、


国立健康・栄養情報センターの見解が見つかりました。そこで示されている判断は、

コラーゲン摂取による美肌効果実現について、

 

「信頼できる根拠のあるデータはない」

 

となっています。さらに、アレルギー誘発のリスクがあることまでを警告しているのです。

 

また授乳中や妊娠中は安全性が証明されていないので、

 

「服用を避けるように」

 

と注意喚起を促しています。

 

効果があるのか?ないのか?よく分からない。

アレルギーなどの副作用や胎児への悪影響のリスクはありそう。

 

日本国の機関としてはこのような見解を示しているのです。

 

一方のメーカー各社は、これと真っ向から対立する見解で、

 

“効くから買え~”

 

とばかりいっている。

 

自社の看板で堂々と売っているわけだから、

副作用や胎児への影響もないと申し述べているのでしょう。

 

この期に及んでは、

 

国を信じるか?

 

それとも、

 

サプリ会社や業界のお抱え御用学者を信じるか?

 

この二択になりますが、あなたはどちらでしょうか?

 

“何かに効く!”といわれたら、それを鵜呑みにして飛びつくのではなく、

思い浮かぶ限りの質問を自分に投げかけてみることが大切。

 

慎重にコトを運んで判断する必要があるのではないか?と思うのです。

 

 

■そっくりそのまま!?
コラーゲンとはタンパク質の一種で、皮膚、骨、軟骨、血管などに多く含まれています。


人体のタンパク質の3割はコラーゲンで、そのうち4割が皮膚にあるといわれています。

私たちの皮膚の真皮細胞にコラーゲンは密集していて、皮膚に強靭さ、柔軟さを与えている。


でも、

サプリを飲んだからといって、その中のコラーゲン成分がそっくりそのまま皮膚に行くわけではない。
確率は、超うまくいっても約4割程度

おそらくそれよりも

 

“ずっと低くなる”

 

ことが容易に推測されます。

医学においては、体内に入ったコラーゲンを含めたタンパク質は

消化酵素の働きで、

「アミノ酸」

に分解されると解説されます。

つまり、どんなにコラーゲンがギッシリ詰まったサプリを飲んでも、

それらはすべてアミノ酸へと分解されていく。

 

このアミノ酸に分解されたものを他の物質と結びつけ合ったりすることで、

再度タンパク質を合成したり、コラーゲンを合成したりする。

 

こうした作業を私たちの体は日々行っているわけです。

確かに分解されたアミノ酸が、皮膚にいき、コラーゲンを生成する材料になるかもしれません。

 

でも、

 

髪の毛や筋肉、臓器、骨の材料になってそれで終わり・・・。

 

そっちの可能性だって否定できないものなのです。

皮膚だけに優先してアミノ酸が供給される、そんな

 

好都合は起こりにくい

 

医学ではそれが常識になっているのです。


サプリを飲めば、有効成分のすべてが肌のコラーゲンになる。

そうであるかのような幻想を与える商売のあり方は

いかがなものか?

どうせアミノ酸に分解されるわけなのだから、

 

本物の天然発酵菌による味噌汁

 

を朝晩に飲んだ方がよっぽど良いのでは?と私などは思ってしまう。
天然のうま味成分であるアミノ酸が本物の味噌汁には豊富に含まれているからです。


■異物が美肌を阻害する!
このブログで何度も指摘していますが、

 

サプリメントの錠剤や顆粒の有効成分は全体の一部に過ぎません。

コラーゲンのサプリなら1錠全てがコラーゲン、そう思ってしまいがちですが、

 

そうではありません。

 

有効成分は一部であって、残りは、

「化学合成添加物」

なのです。保存料や着色料や香料や酸化防止剤などが

有効成分と一緒に、あの一錠には詰め込まれているのです。


当然、添加物などの人工の化学物質は人体にとっては「異物」

 

異物である以上は、飲めば体内の「活性酸素」を増やしてしまう。

増えた活性酸素は皮膚をはじめとした各種組織や細胞を攻撃する。

 

活性酸素の体内組織への攻撃はガンを招き、皮膚への攻撃は、

 

“老化現象の原因になる”

 

ことがいわれています

 

せっかくのコラーゲンも添加物によって台無しにされてしまう。

そんなキケン性だってあるので、本物の味噌汁を飲んだ方が

 

「何倍も得で、有効ではないか?」

 

心からそう思うわけなのです。

※参考:本物の味噌汁については以下をクリック

 『自然食関係者が業界ぐるみでヒタ隠しにする・食の安全アノ事情を業界OBが真相暴露!

それでもどうしても、

 

“コラーゲンのサプリを飲みたい!”

 

と思うのなら、「ゼラチン」を買ってきて飲むことをオススメします。
サプリのコラーゲンは牛や豚の皮膚などから作られていますが、それはゼラチンも

 

同じだからです。

アマゾンでチェックしてみたところ、

 

コラーゲンサプリは下は700円くらいから、上は8000円くらいの価格幅。

探せばもっと高いものもあるでしょう。
 

ゼラチンなら400円程度で買えるものがあり、量も多そうなので、コチラの方がオススメです。


■美肌がザラザラ・ゴワゴワに!?
コラーゲンクリームなども売られていて、人気のようです。

 

でも、

 

コラーゲンはそもそも分子量が大きいので、それがそのまま皮膚に吸収されることはありません。

 

「高分子コラーゲン」

 

そんな呼ばれ方をしているくらいですから。

心ある研究者や医師などから、この点への指摘や批判が起こると、

各メーカーは躍起になって、

 

「皮膚に吸収されやすいコラーゲンの開発」

 

に尽力しました。

その結果、生まれたのが、

「低分子コラーゲン」なるもの。

涙ぐましい努力の結果、コラーゲンの分子を細かくしたものだそうですが、

 

でも・・・、

 

細かくしたその時点で、

 

もはやコラーゲンではない!

同じものではなくなるはずなのです。

 

他の名前を付ける必要があるのですが、そこはどうしても“コラーゲン”にこだわりたい。

その方が耳ざわりが良く、”売れるから”

 

そこでガンバッた結果として、名づけられたのが、

 

「コラーゲンペプチド」

 

別名、「低分子コラーゲン」といわれたりもしますが、いずれにせよ、

“コラーゲン”を名前を入れることができて、まずはヨシヨシ・ニンマリです。

 

それは分子が細かいので、しっかり皮膚にも吸収されるし、最近の研究では、

皮膚に回り、コラーゲンの生成に役立っている。

 

そうメーカー側は必死に強調しています。

コラーゲンペプチドであろうと、コラーゲンであろうと、

体の中では消化酵素の働きで、

 

「アミノ酸」

 

に変えられてしまう。それが現在の科学の常識です。


でも有効と主張するメーカー側の根拠は、マウス実験の結果だそうで、

それがそのまま人間に当てはまるのかどうか?

 

これについては、

 

今のところは不明です。

前出の国の機関もコラーゲンぺプチドの有効性については、

 

「信頼できるデータはない」

 

と指摘しています。

 

でも万が一、


コラーゲンペプチドが皮膚にたくさん回り、ドンドン吸収されて、

そこでコラーゲンを体の中で大量生産できるとするならば、

あなたの肌は


“ゾウの肌のようになるかもしれない”


「健康に良い」はウソだらけの中で稲島司医師は指摘しています。

ゾウのあのゴワゴワ・ザラザラの皮膚には、

 

たくさんのコラーゲンが含まれている

 

からと解説されているのです。

人間の赤ちゃんよりもコラーゲン含有量はずっと多いようなので、

仮にコラーゲンをたくさん作ることができるとしても、

 

ゾウのような肌を望むのかどうか?



※↑コラーゲンたっぷりの象のお肌

 

こんな選択を迫られることにもなりかねないのです。

 

またそれとは別に、


クリームには合成界面活性剤や様々な添加物が入っていることも忘れてはなりません。
それが美肌に良い影響を与えるとは思い難いので、要注意です。

 

何ごとも“多ければ良い”なんてことにはならないので、こうした健康情報には注意が必要です。


※参考:合成界面活性剤については以下をクリック

 『皮脂のナチュラルビューティー分析・美肌実現は自然尊重を本義とセヨ!


■ヒアルロン酸はどうなの?
またヒアルロン酸なども人気のようですが、

 

コラーゲンと同じ理屈で都合よく皮膚ばかりに行くとは限りません

肝臓に障害がある人がヒアルロン酸のサプリなどを飲んでみると、

血液中から

 

「通常値の1000倍ものヒアルロン酸」

 

が検出された事例もあるようです。

肝臓の分解能力が低下していれば、このような事態をも招いてしまうのです。
健康に良いとは到底思えないので、注意が必要です。

国立健康・栄養研究所によれば、関節炎をやわらげる効果や美肌効果の有効性について、

「信頼できるデータは一切ない」

そして安全性についての信頼できるデータもないので、

「妊娠中・授乳中の方の使用は避けるべきである」

と警告しています。

それでも飲みたいかどうかは個人の判断になりますが、いかがでしょうか?


■脂肪と筋肉の望まぬ関係
またダイエットについても色んな情報があるようです。

“ヤセたい!”

という願望を叶えるために、

「誤った食事制限を指導する」

ところもあるようです。

私たちは食事制限を行えば、当然、

 

“脂肪がゴッソリ落ちる!”

 

と思ってしまいがちです。

 

脂肪の生みの親はカロリーだから、

カロリーばかりを“目の敵”にしてしまいがちになるのです。

 

そのあまり、健康維持に必要なカロリーまでをも

 

「削ってしまう」

 

農家がついつい多く肥料を与えてしまうのと同じで、

カロリー制限も極端に走ってしまいやすいのです。

 

極端に走るあまり、体に最低限、必要な分のカロリーまでをも削ってしまう。

 

そうなれば、大変です。落ちるのは、

脂肪ではない

 

からです。まず初めに、

「筋肉と水分」

とが落ちていってしまう・・・。

“何キロやせた!”

とカロリー制限で喜ぶ声もネット上には散見されますが、そこで落ちているのは

脂肪ではなく筋肉であること

このことを知っておく必要があるのです。

そしてリバウンドで体重が戻ってしまったり、逆に以前よりも

体重が増えてしまったりするケースもありますが、

そこでリバウンドするのは筋肉ではなく、

 

 

脂肪であること」

 

 

“痩せるときは筋肉、戻るときは脂肪”

こんな想定外の結果を招いてしまいやすいのです。





■体温と脂肪の関係は?
 

食べても太らない人がいれば、食べないのに太ってしまう人もいる。

 

この違いを私たちは、

 

“体質の違いよ”

 

そんな風に片づけてしまうことも少なくありません。

でも実際は、

 

そうではない。

 

それは

 

「筋肉の量の差」

 

にあるわけなのです。

 

筋肉の量と基礎代謝能力とは正比例の関係にあります。
基礎代謝とは、

 

何もしないでじっとしている間に、

 

体が消費するエネルギー

 

のこと。

基礎代謝能力が高い人は運動なんかしなくても、使うエネルギー量が多い。

座っているだけで、多くのカロリーを消費できるというわけです。

でも基礎代謝の低い人は、エネルギーをあまり消耗しないので、

 

食べた分だけ太ってしまう」

このような違いがあるのです。

基礎代謝能力が高いか?低いか?

 

それを決定づけるのは、

 

「筋肉の量」。

 

カロリーは筋肉量の多い・少ないで消費量が変わってくるものなのです。


体に必要な分までの最低限のカロリーまでをも制限してしまえば、

筋肉は削げ落ち、基礎代謝能力は

 

“低下の一途”

 

を辿っていきます。

 

そうなればエネルギーをますます消費できない体になり、

今まで以上に、

 

「太りやすくなってしまう」

 

筋肉こそが基礎代謝を上げ、カロリーを消費してくれる

 

張本人であり、キーマン。

 

その大切な筋肉を無茶なカロリー制限でゴッソリそぎ落としてしまう。

そんな悔しく、しかも取り返しのつかないような事態を招いてしまいかねないのです。

 

 

筋肉量が減ってしまえば、体温も低下していきます。体温低下は血流障害を招きます。

血流障害が起これば、免疫力も低下していきます。



そして常時、低体温となり、体は常に“冷え”に襲われ続けることになります。

ガン細胞は低体温、35℃以下を好むので、ガン細胞の格好の

 

「増殖条件を整備」

 

してしまう結果を導いてしまう。

痩せたかっただけなのに、重大な事態を自ら引き寄せてしまうのです。

痩せたい気持ちも分かりますが、一歩間違えばキケンな扉を開いてしまいかねないので、
やるならやるで慎重にコトを進めたいものです。

基礎代謝を上げ、カロリー消費を促すためのる最良の方法は、

 

「筋肉をつけること」

 

筋肉がつくほどカロリーを消費しやすくなり、カロリー制限もほどほどで済むので、

しっかり体を動かすことが大切です。

 

下手にカロリー制限なんてハイリスクな手段に出るのではなく、

 

”白身ではなく赤身”

 

肉は肉でも、赤い肉が体につくように日々の運動を心がけたいものです。

 

 

健康に近道なし、美容にも近道なし。

 

 

このことを肝に銘じておく必要がありますね。

 

 

■“食の安全”・百冊読むよりこの9章!

後悔しない有機野菜の宅配選び講座


■参考文献

 ・『体温を上げると健康になる』 齋藤 真嗣 著   サンマーク出版 刊

 ・『「健康に良い」はウソだらけ』 稲島 司 著 新星出版社 刊

 ・『健康食品の安全性・有効性情報

 ・『美肌にまつわる12の都市伝説の真偽を、現役美容ドクターが判定

 

 

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