栄養栄えて健康滅ぶ・エイヨウの真相をヒモ解き命を高める食のあり方を考察! | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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「栄養と営養」

の違い。


以前にもこのブログで指摘しました。


同じように思えるけど、中身は大きく

“違うもの”

古来、日本における「エイヨウ」は

 

「営養」

 

の方だったと言われています。

 

でも今ではすっかり、

 

“栄養”

 

へと変わってしまっている。

 

それは私たちの食べものに対する意識の

 

「変遷」

 

このように考えることもできるのです。

 

“何だか大げさだな”

言葉遊びなんじゃないの。


そんな声も聞こえてきそうなのですが、栄養と営養とでは何がどう違うのか?

それを理解するには、

「点滴とお米」

この違いを考えてみると、早いのではないかと思います。


そこで今回は、「体の機能」について考えることで、

 

医者遠ざけ、クスリを拒む。

 

そんな生き方実現のためのヒントについて、述べてみます。

 

 

 

■偏食で大食い!
点滴もお米も、

 

どちらも体にとってのエネルギー源である

「ブドウ糖」

を摂取するためのものといえます。

ブドウ糖と私たちの体の関係は、

“車とガソリン、飛行機と燃料、電化製品と電源”

このように例えることができるでしょう。

どんなに高性能の車であっても、ガソリンがなければ

「動かない」

電化製品も電源を取れなければ、場所をとるばかりとなってしまう。

脳を動かし、心臓を働かせ、筋肉を動かす。

人体を構成する60兆の細胞の主電源はブドウ糖。

このようにいえるのです。

特に私たちの脳は大変な

“偏食家”

で、ブドウ糖以外の何者もエネルギー源にしようとはしないのです。

体重のたった2%の重さしかない脳が、体内で使われる

「約20%」

のブドウ糖を消費している。

偏食家で大食漢なのが私たちの脳。

そして、わずか数分間、脳へのブドウ糖の供給が途絶えるだけで、

 

機能は

“麻痺”

してしまう。

 

そうなれば機能不全を起こして、二度と元の状態には

「戻らない」

と解説されるのです。

ブドウ糖はそのくらい私たちの健康に

“欠かせない物質”

このようにいえるのです。


■プロセスの違い
点滴の中身は何であるかというと、

そのままズバリ!ブドウ糖です。

点滴は血管に直接打ち込まれるので、ブドウ糖はそのまま血流に乗って、脳をはじめとした体の各器官で使われていきます。

 

点滴は消化吸収のプロセスがなく、スグさま体内で使われていく。

 

速効性の

 

「極めて高い」

 

栄養剤と言えるのです。

これに対して、お米はいうと、

“デンプン”

のカタマリ。

私たちはお米を食べることで、デンプンを体の中で分解し吸収していく。

デンプンとはブドウ糖のカタマリで、ブドウ糖がたくさん鎖で繋がれたような形になっている。

この鎖を引きちぎる過程を経ることで、初めてブドウ糖へと

「変換されていく」

アミラーゼなどのデンプン分解酵素が体の中で分泌され、胃や腸を働かせることで、繋がれた鎖は解き放たれていく。

 

点滴に比べて、手間ヒマかかり面倒なプロセスを必要とする

 

“遅効性”

 

のものといるのです、。

点滴もお米も、最後は同じブドウ糖になります。

でも、両者はプロセスが

“異なっている”


・点滴は消化・吸収に至る一連の作業を行うことがない。
・お米は消化・吸収に至る一連の作業を手順を踏んでしっかり行う。

前者は栄養、後者は営養

このような違いといえるのです。

 



■食べる意味!
使わない脳や筋肉が

衰えていくのと同じで、

 

胃や腸も動かし、働かせない限りは

「衰えていくばかり」

となっていきます。

点滴はいわば反自然物であって、大きな手術などの非常時の際に、

 

“短期間限定”

 

で使われるもの。

仮に何でもないときに、点滴に栄養補給を頼り続けてしまえば、胃腸は弱体化していき、


やがて

「機能不全」

に陥ってしまう。

人は自分の口から食べものを摂取できなくなると、

“死期が近い”

と言われます。

 

生きるとは食べること。


消化器官が食べものを受け付けなくなった時は

「往生の時」

このようにもいえるのです。

パンや麺は手軽で便利なものですが、そればかりを食べていれば、

 

胃や腸は確実に

“弱体化”

していきます。

パンも麺も粉状に挽かれているため、消化がすこぶる速い。

消化が速いとは、胃や腸が楽に処理できることを意味するので、

「負荷がかからない」

要は

“怠けさせてしまう”

のです。、

グータラとテレビばかりを見て、運動もしない。

それに近い状態といえるでしょう。

これに対して、お米は粒状で、しかもお米のデンプンは

「難分解性デンプン」

といわれる種類のものになります。

特にお弁当やおにぎりなどの冷えたお米は、難分解度がさらに

“アップ↑”

するといわれているのです。

胃や腸からしてみれば、全力で処理をしなくてはならない相手になるので、

美味しくお米を食べるだけで、鍛え上げられていく。

胃腸をマッチョにするためには、主食のお米をしっかり食べること。

それは命の力を

「高める!」

ことを意味しているのです。


■ガラクタと毒
パンや麺は軽食と言われるように、いわば点滴に近いもの

食事のバラエティーの1つとして楽しむ分には問題はないのでしょうが、

 

決して

“柱や幹”

になれるような食材ではないのです。

自然食というと、スグに

「玄米を食べよ!」

このような話になりがちですが、部づき米でも白米でも、

 

なんだって一向に

“構わない”

そんなことは枝葉末節の事がらに過ぎないものなのです。

農薬などの安全性には配慮して、食べたいお米を食べたい分だけ食べること。

そのことの方がより重要度が

 

「高い」

 

のです。

 

コシヒカリやミルキークイーンなどの甘くてモチモチしたお米は、難分解性が

 

“低くなる”

 

傾向が指摘されます。

 

甘くてふっくらモチモチ米は、いわば

 

「お米パン」

 

のようなものなので、できるだけ避けた方が良いでしょう。

 

それよりも、ササニシキやササシグレ、朝日などの本来の“うるち米”を選ぶことがポイント。

 

過度に食味を追求したお米は反自然といわねばならないのです。

サプリメントについては言うまでもありません。

 

それは点滴の

“仲間”

と考えれば良いのです。

営養のプロセスを一切無視した、ガラクタの栄養素を寄せ集めたに過ぎないもの。

 

命を養う力など到底

「期待できない」

わけなのです。

 

さらにサプリメントには、

“これでもか!”

というくらいに添加物が散々に使われています。

枝葉末節な栄養素と毒物の集合体に過ぎないものなので、

 

サプリなどは正直、

「論外」

です。

 

そんなものにお金をかけるくらいなら、無農薬のお米にしっかりと投資をしてもらいたい。

このように思うのです。

ビタミンだ、ミネラルだ、食物繊維だと栄養素ばかりを気にしますが、

 

体全体の消化吸収プロセスを考えることの方がよほど大切。

私たちは、


“営養”

についてもっと理解を深める必要を感じます。

 



■農薬ゼロインチ!
営養と似た話になりますが、

「コロナ騒動」

の煽りでマスク着用がすっかり社会の

“マナー”

になりつつあります。

あんな布切れ程度で、極小のウイルスの侵入を止められるとは思えません。

 

止められないどころか、マスク着用には健康面での

「重大な問題」

が付きまとうのです。

最近のマスクは抗菌加工が施されたものが多いので、それを鼻と口にあてがう行為は、

農薬を

“至近距離”

で吸い込むことを意味しています。

常時抗菌マスクを着用することは、殺菌剤を

「ゼロインチ」

で吸引することになるので、本当に注意が必要です。

どうしてもマスクをせざるを得ないのなら、

“無抗菌マスク”

の着用は必須ではないかと感じています。

食べものから農薬をいくらなくしてみても、マスクから吸い込んでしまうようでは意味がない。

長時間の着用せざるを得ないのなら、

 

「無農薬生地・無抗菌」

 

のマスクを選んで欲しいと思います。

 

 


■フィルター装備は!?
また、

マスクはどうしても息苦しいので、

「口呼吸」

になりがちです。

 

多くの空気を一度に

“吸い込もう”

とする傾向が強くなってしまうのです。

でも、口呼吸は

「ホコリやカビ、菌やウイルス」


などをそのまま吸い込み、肺に送る結果になってしまいやすい。

口には、

 

“フィルター機能”

 

がないことが理由です。

鼻には、鼻毛が生え、粘膜が常に分泌されているため、

「天然のフィルター機能」

が備えられています。

 

空気に含まれるさまざまな異物を遮断する力が鼻呼吸にはあるのです。

 

でも、口呼吸にはそれがない。

 

異物もろとも肺に送り込んでしまうのです。

鼻からの呼吸は、異物を遮断できるのと同時に、

 

空気に適正な

“温度と湿度”

とを加える機能が備わっていると解説されます。

肺に負担のないように、鼻呼吸は空気に調整を加えてくれるのです。

でも、口呼吸においては、

冷たい空気は

冷たいまま

乾燥した空気は

乾燥したまま

それがそのまま肺に送られるので、ダメージとなってしまうことが指摘されます。

これにより血流を悪化させ、コリや痛みの原因になり、脳の機能を

 

「衰えさせる」

 

といった危険性が指摘されています。

感染すれども発症しない。

死者数も重症者数も極端に少ない、コロナウイルス感染を防ぎたいがために、

 

体調を

“悪化”

させてしまう。

 

実にバカげた話です。

できるだけマスクをしない時間を多くすることが大切。どうしてもの場合は、安全マスク着用の上に

 

「鼻呼吸」

 

をしっかり心がける。

この必要を感じます。

消化器官にしろ、呼吸にしろ、体の機能にはすべて意味があるので、

 

それを無視して

「浅知恵」

に惑わされ、振り回されることがないように注意を払いたいものです。

 

 

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■参考文献

 

 

自然食業界キャリア15年のOBが綴る

無投薬・無医療の生き方マガジン!

 

 

 

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