Twitterの検索機能で情報の出所を調べる

Twitterを眺めていると、ときどき何でこんなワードがトレンドに入っているのかな?と思うことがあります。ほとんどのものはパッと見てすぐ理由がわかるのですが、トレンドワードに便乗したツイートがノイズになってしまってよくわからないこともあります。そんな時には、ちょっと裏技的なTwitterの検索機能を使うと、なるほどこういう流れで広まっていったのかというのが何となくわかったりします。

ワードが増えだした日時の当たりをつける

およその当たりをつけるのにはYahooのリアルタイム検索が楽です。基本的には普通の検索と同じように検索するのですが、検索範囲を「リアルタイム」にするとリアルタイム検索ができます。

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リアルタイム検索では、どの時期からそのワードを含むツイートが増え出したかがわかります。下の画像は、とあるワードがツイートされた数の推移を示すものですが、5/12あたりでツイート数が急に増えているのがわかります。

realtime-search

さらに詳細に調べる

Yahooのリアルタイム検索だとこのタイミングでツイートが増えたんだなということはわかるけど、なぜ増えたかまではわかりません。なぜ増えたかを知るには、増え始めた時のツイートをいくつか見てみる必要があります。

そんな時にはTwitterでの検索が有効です。ただし普通の検索ではダメで、条件指定をして詳細に絞り込んだ検索を行わないといけません。具体的には、検索ウィンドウで以下のように指定すると詳細な絞り込みができます。

「検索ワード until:2020-05-01_13:00:00_JST since:2020-05-01_11:00:00_JST」

これは「検索ワード」が2020年5月1日の11時00分00秒から2020年5月1日の13時00分00秒までにつぶやかれたツイートを検索する方法です。ちなみにJSTは日本時間であることを表しています。

こうやって調べてみると、なるほど情報っていうのはこうやって広まっていくのかというのがわかってなかなか面白かったりもします。また、情勢が不安定だと変な情報が出回ったりすることも多いので、そういった情報に振り回されないためにも、こういう検索テクニックを知っておいてもいいかもしれませんね。