先日、5年ぶりに地元に帰り、重い知的障害のある姉と再会をしました。

 

初めて会った時、姉と分からないぐらい変わっていた。

ここまで人間は知能も体も悪化していくものかと驚く位、日に日に死人へと近づいていく姉。

 

先日、再会した姿は私にとって衝撃的だった。

全く私が誰かも自分の名前も何も分からなくなっているし、全く立つこともできなくなっている姉。

 

12年前に東京から地元へ帰ってきたときは、階段も登れるし何キロもスタスタ歩ける体、自分の意見も言えるし、会話もできたのに。

 

今ではもうじき死ぬだろうと思うほど、ただ、座って生きているだけの人間で、自分が誰か、相手が誰か、自分の意志も全く持てない人間になっている。

 

これぞ正に親が望む人間だから。

実家に戻って12年間の間に正に親が望む通りの人間に墜ちていった姿。

 

今から17年前に事故に遭い、知的障害を負った姉。

 

その当時付き合っていたという男の人と、事故後結婚をし、その男性が東京で姉の面倒をみていた。

その男性は、姉をリハビリ施設へ通わせてくれていたので、姉は歩けるようになり、自分の意志が言えるようになっていった。

しかも、その男性が姉を甘やかせていたらしく、かなりの我儘な人間となっていた。

 

事故前は、親から精神的虐待をされていた姉なので、自分の気持ちを押し殺すだけの人間だったのに、「真逆になったな。」と私は思っていた。

 

が、事故から5年たったときに、その男性が「離婚をしたい」と言い出したらしく、姉は無理やり実家へ連れて帰らせられた。

 

この頃、私は体調を悪くした為、金銭的なことから仕方なく実家に戻り親たちと同居をしていた。

私が27歳頃から37歳頃まで親と同居をしていたが、正に地獄の日々だった。

 

小さい家に親と私と3人で同居をしていたが、3人そろって全く会話なし。

会話がないだけならまだいいが、いつになく弱っている私の姿に喜んで日常生活の全てに嫌がらせをしてきていた。

 

あの元気だった姉を、ここまでの死人にした親は何の罪にも問われず、それどころか姉の世話をしてきた娘思いの親のつもりでいやがる。

 

世間に良い親と思われたがっている母親。

 

真実をぶちまけて、本当の姿をさらしてやりたい。

 

まだまだ書きたいことは山ほどありますが、なんせ疲れやすい体なので、このあたりで失礼いたします。

 

 



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