本を読んでいくブログ(新)

読書記録。テーマは主に歴史、外国語学習、レシピ、手芸など。

『歴史を掴む技法』山本博文 新潮新書

前にも書いたか書いてなかったか、12月は旅行が続くので、ゆっくり本を読んでブログ書く時間はあまり取れなさそうです。別ブログの整理も兼ねて、なるべく更新はするつもりです。

 

今までのように図書館の貸出期限に追われたり、同時に何冊も手元に置いて気が散ってツマミ読みしかしてなかったりということにはならないだろうから、逆に普通の読書時間が持てる、と言ってもいいかもしれません。

この機会に本との付き合い方を見直したり、別のスタイルで読書を楽しんだりしてみます。

 

図書館から借りている本も、明日には全部返却しておきます。直前にバタバタしないように。(いや、すでにもう直前だ。。。)

 

今回初めて借りた『歴史をつかむ技法』は、まだ序章と第一章の一部しか読んでないんですが、これは絶対全部読む!と決意しました。

calil.jp

 

序章を読んで、こっちの動きを読まれている〜!と思いました(笑)。

 

実は歴史あんまり知らないな〜と突然思ってしまったり、歴史をもっと知りたいなあとおもって本を読み始めたものの、いつまで経ってもわかった気がしないなあ〜とか思うことや行動が、よくあるパターンであったと知り、安心したと同時に、単に知識を増やそうと頑張っていただけなのだとわかりました。

 

この本は「ではどうしたらいいのか、という問いにヒントをくれる本」という風に今のところ理解しました。

 

ものごとを理解するためには、車の両輪のように「知識」とその知識を活かすための「思考方法」の二つが揃うことが大事だとよく言われます。片方の車輪が回るだけでは、同じところをぐるぐる巡りつづけるばかりで前には進めません。

「知識」がスポーツにおける基礎体力だとすれば、その基礎体力を活かして良いプレーに結びつけるのは、個々の競技におけるルールの把握、それに基づく作戦の立て方、そして競技の特性にあった身体の使い方を身につけることであるはずです。 これを「技法」と呼んでもよいと思いますが、歴史の学びにもきちんと技法と言えるだけの正しい思考の方法があるのです。技法と言うと単なるハウツーと勘違いされそうですが歴史を学び、探求する上で必要な、理性的で、論理に沿った、基礎的な思考の方法のことです。(3~4p)

 

 

ああ、そうですねー、知識が増えれば自由に歴史を扱える(とでも言いますか)ようになるとなんとなく思っていました。言われてみればルールも知らなかったんですね。

 

まだ序章と第一章の一部しか読めていませんが、一旦返却します。再会が楽しみです。 

 

そういえば、同じ著者のこっちの本もまだ完読していなかった。

calil.jp

 

 

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