しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
こういう言い方をしては語弊がありますが、現代は離婚のリスクが低いです。
かつてなら後ろ指をさされることもあったかもしれませんが、いまや3割を超える勢いで離婚されていますからね。
それならば当然、再婚も活発なのだろうと推察してみると、なかなか興味深い結果が見えてきます。
男性が再婚する割合は5割ほどとなっているのに対し、女性はそれより少し下がるのです。

その理由として考えられるものは、子供の存在でしょう。
今は再婚しやすい環境があると言っても、子供がいれば話は違ってきます。
日本の法律では男女どちらが親権を持っても構わないのですが、現状では圧倒的に女性が持つことが多いです。
離婚自体が子供にとっては大きなストレスですから、更に環境が激変するような状況に対して二の足を踏んでしまうのは当然と言えます。

かつて女性は、離婚してから再婚するまでに不当な制限期間が設けられていました。
近年の法改正により緩和されてきましたが、まだまだ女性を取り巻く再婚環境には問題がありそうです。
たとえば子供を連れて再婚した場合、前夫からもう養育費は要らないだろうと勝手に切られてしまうことがしばしば起こります。
通常これは話し合いによって判断されることであり、公正証書として記録しておく必要があります。
もちろん、最初からまったく払わないというのは論外ですから、離婚時にしっかり取り決めておくのです。
これからの時代はこの辺りの法律も改正されていくことでしょう。

 

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舘 智彦