2020年11月23日月曜日

【鹿児島での再会・日豊本線撮影備忘録】 20’11/21-22

たしか5年前に鹿児島に転勤になった知り合いと飲みましょうとなりましたが
7月予定も職場内でのコロナ移動自粛要請、9月予定も台風で飛行機欠航と2回続けてのお流れ。

3度目の正直で11月21日に鹿児島で会いましょうと決定していましまがコロナ第三波で我慢の連休要請。
直前に我慢と言われても正式な規制がなければ行ってしまうのが性。
個人的に少し会って自然の中、鉄道撮影くらいなら許されるか?!という自己弁護をしながら予定通り土曜日の午前に仕事を済ませてからANA547便でいざ鹿児島へ。

天気予報は土曜晴の日曜曇という嫌なパターン。
着いた日はほとんど日没で食事だけ、日曜が撮影のメインなんだけどなーとボヤいても仕方がない。今日もお決まりで羽田行きの787を見るとついつい写真を撮ってしまう。


定時に離陸しすぐに四国上空、天気が良くて室戸岬もきっちり見えます。


あっという間に九州入して宮崎上空。職場には鹿児島や宮崎出身の同僚が多い。
実家から徒歩3分で近過ぎてもなんだかなと思う事が多いが京都と九州の距離があっても寂しい時は寂しいのでしょう。宮崎、海沿いは平地あってもすぐ山ばかり。


霧島市は鹿児島空港に到着。2年振りの鹿児島空港ですが感慨に浸っていても陽は落ちていくだけ。手配していたレンタカーに乗り込んでさて何処にいくか。


こんなに晴れていて桜島が見えるなら桜島と絡めて撮影したいが何処も逆光パターン。
距離的にも空港から1番近い錦江-帖佐駅間の国道10号の橋からに決定。ちょうど潰れた鹿児島ラーメン屋さんの所に車は駐車可能。
だいぶ陽が傾いて露出が厳しくなっていますが桜島のシルエットはくっきりと美しく見えます。

さて、構図をどうするかと考えている間に踏切がなるので急いで手持ちで橋へ向かいますが遅かった。お目当て415系の普電が・・・。
信号ケーブルにお面が噛られてしまいましたが久しぶりに門司色の415系を見れて良かった。

5950M 日豊本線 錦江-帖佐
Nikon D5 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
f5.6 31mm 1/250sec AWB ISO 100

走って取り敢えず撮影って状態だったので設定がハチャメチャ。
到着したのが17時過ぎでこの日の日没は17時15分。
こりゃもう次以降はもっと悲惨な露出条件ですが夕景撮影に切り替え。ISOを上げて頑張りましょう。
5952M
Nikon D5 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
f5.6 27mm 1/800sec AWB ISO 1250



日没を過ぎてこの次の列車が限界と考えますがやってきたのは特急きりしま。
ある意味漆黒の車体が闇に映えていると言えば映えているか。
6016M きりしま16号
Nikon D5 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
f2.8 26mm 1/640sec AWB ISO 4000


きりしまを撮影したのが17時40分であり19時に天文館のお店で待ち合わせですからどちらにしても鹿児島市内に向けて移動しなければなりません。

美しい桜島のシルエット空のグラデーションに後ろ髪を引かれる思いであとにします。
国道10号をひたすら南下して18時半にはこの日の宿泊、レム鹿児島にチェックイン。関西人として阪急資本のホテルを応援します。


5年ぶりの再会となりましたが人は変わらないもの。中身は。
外見はコロナで激太りとまではいっていませんが顔も昔に比べて1.5倍の大きさになっていた感じですがお元気そうで良かった。

その方は黒糖焼酎を勧めてくれましたが飲み放題のラインナップにはなかったので鹿児島ではメジャーの三岳の水割りを続けて一次会はタイムアップ。
二次会も大人なしっとりとしたお店に連れて行ってもらい大人しく解散して翌日の撮影に備えます。

翌22日、日曜日。
天気予報は曇でしたが晴れ間も見えています。
が、酒が残っていて起きれん。1発目は鹿児島-竜ヶ水駅間の砂浜からと決めていましたがどのみち早過ぎても光線状態は良くないから二度寝。
結局9時過ぎにのそのそとチェックアウトして仙巌園近くの撮影地に移動します。

結論から言うと朝夕の川内からの鹿児島本線経由の普通電車にしか415系は入っていないようでした。
これもほんとかどうかわかりませんが415系の鹿児島内での運用下調べ0で来てしまい9時過ぎから待てども来ん。

適当にきりしまや増殖しまくっている817系を撮影して波の音と桜島を眺めて黄昏ていたらスタンドアップパドルボートの練習に来ていた娘のお母さんとお話して連れていたコーギーともお話。
鹿児島でも特に出会いはなくわんことじゃれ合ったのが一番の濃厚接触でした。

日豊本線 竜ヶ水-鹿児島


この場に居続けても仕方がないのでロケハンも兼ねて行ってみたかった重富-竜ヶ水の桜島バックの撮影スポットに移動してみますがやはりド逆光で真っ黒になるだけ。
無計画ぶりが際立っていて完全に来るシーズンを間違えています。夏至とかの早朝に来る他なし。

どのみち日豊本線は光線状態が厳しい所ばかりなのでまた夏にでも単車touringのついでの再履修決定。

更にロケハンついでで姶良-重富駅間の橋梁も訪ねますが日中のバリ順時間帯には415系は入っていないので早々に引き上げます。雲もどんどん湧いてきた。
日豊本線 姶良-重富


日没後まで撮影する気満々でしたので復路の飛行機は伊丹行きの最終で18時45分発。
しかしこうも天気が下り坂でたまに来る列車が817系ばかりで戦意喪失。気分転換も兼ねて一度空港まで戻りお土産を先に購入しておきます。

Go to トラベルの地域クーポンを使って「かるかん」と言えば明石屋で購入しようとしましたが電子クーポンは使用不可。
他のメーカーのかるかんとかを購入して再度姶良付近まで戻りますがいよいよ下り坂で雨が降っている。

結局、錦江-帖佐間の潰れたラーメン屋に駐車して車内で昼寝→踏切の音が聞こえたら手持ちで撮影といった感じで時間潰し。
まだキハ47の普電が残っていたのでしょうか。1本だけキハを撮影する事が出来ました。

6766D 日豊本線 錦江-帖佐


この後は30分もすると桜島は霧の中に消えてしまいましたので空港に戻りレンタ返却。
帰りはANAのコードシェアのIBEX。という事で鹿児島も伊丹も沖留めでこの旅は終了。こんな間近までバスを使わずも歩いた方が早いと思いますが安全の為なのでしょう。ありがたや。


毎回お決まりのスッキリしない終わり方でしたが5年ぶりの再会もあり良かった。
やっぱり九州最高で鹿児島もまた訪ねましょう。そういや前回の鹿児島入りは指宿旅行の時の18年12月。

2年前の当時は楽しかったなーと走馬灯のように思い出が駆け巡る。
離陸でいざ鹿児島を後にしてぐんぐん高度を上げていくと思い出も溢れて来て涙が止まらん。

この日はほぼ満席で隣には20代のギャルもおられてオッサンの泣き顔を見せたくないので壁に向かってひたすら鼻水をすすって目頭を押さえて収まるのを待ちます。
と、足元の手荷物をごそごそし出したかと思うとどうぞとティッシュをくれた。ありがとーという気持ち以上に恥ずかしくて一言しか御礼を言えなかったのが心残り。

ちゃんと目を見て御礼をすべきだった。旅のすべては思い出・・・。




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