狙い馬

2020.8.2(日)新潟の狙い馬

新潟2

③ソードライン

前走は抜群の手応えで直線に向きながら思いのほか伸びずに4着と人気を裏切った。陣営は敗因を道悪に挙げていて、確かにデビュー戦も不良馬場で伸びあぐねたのでそれも一因にあるだろうが、反動が出てもおかしくない臨戦だったし、そもそも1.5倍が過剰人気だった感。今回はガス抜きできた後の一戦、距離的にも1F短縮は有効に思える。ジャスタウェイ産駒のこの舞台の複勝率は42%と今回の出走メンバーの中でもトップだし、前走(福島2000m)の戦績よりも良いので条件的にもプラスに転換。

⑥キングインパクト

デビュー戦は人気を裏切る7着も稽古は動いていたし、経験馬相手の実戦で戸惑いがあったのではないか。その一戦後にしっかり立て直して満を持して出走させる辺りが藤原厩舎。能力はあるはずだし、レース慣れも見込める今回は当然前進があっていい。

⑩ボンバーミューラー

前走は思いのほか人気になってしまったが、それでも馬券になると思っていたら、2走前に続いてハイペース逃げで自滅。それでも逃げた2戦ともペースの割に大崩れはしていないし、今回は逃げるにしてももう少し溜めが利くようなら残り目も十分。

⑱エンスロール

デビュー戦2着も低レベルメンバーを相手にしてのもので、本馬を含めて上位馬が軒並み次走以後で敗戦している。ただ、そうはいってもデビュー戦の勝ち馬フィリオキナリは2勝してアネモネSでも2着しているし、それと0.2秒差だった本馬が弱いわけではない。中間は坂路で終い11秒台をマークするなど、馬自身もパワーアップした印象だし、新馬好走実績から休み明けでも問題ない。

⑦サウンドレベッカ

近2走はいずれも違うスタイルでの好走でその自在味は強みとなる。ただ、前走は馬場が悪すぎて力を発揮できなかった馬もいたし、今回とは全く条件が異なることは念頭に置きたい。川田騎手なら下手な競馬はしないと思いつつ、今まで一番人気に支持されたことのない馬が一番人気になってどんな競馬をするか。妙味的にはヒモいちの4番手くらいの評価といったところ。

危険⑨ロードライトニング

前走は上がり33.2の末脚を駆使して2着激走。連闘で勝負をかけてきた意欲は買えるが、前走時の臨戦過程が良かったことも確かで、そこで激走した今回の臨戦は若干下降気味となる。以前も2着後に9着という不安定な面を見せているので若干懐疑的にみたい。

 

新潟7

⑤カンパーニャ

重馬場実績もあるが、不良馬場の前走はさすがにタフすぎた印象。近2走は好位の競馬で大敗しているが、本来は差し脚が持ち味の馬。北村騎手も過去に末を引き出す形で好走させているし、この2走からも今度はもう少し脚を溜めを利かせてくるはず。未勝利時代だが、新潟マイルでも好走しているし、内でじっくり脚を溜めて直線での末脚勝負に期待したい。

⑦ベルキューティ

新潟の未勝利戦を2馬身半差で楽勝。その後、現級でも新潟マイルで4着があり、当時の2着馬トロシュナはすでに現級突破、3着ジーナスイートも4戦続けて2着しているようにレベルの高いメンバーでの善戦だった。条件的にはベストと思えるし、ずっと藤田騎手が乗ってきたが、正直、芝マイル以上となると最後の追い比べの部分で男性騎手に見劣りすることは確か。今回は戸崎騎手への手替わりということで、これ以上ない鞍上強化を図ってきたし、叩き2戦目の上積みも加味すれば一変があっていい。

穴⑩チビラーサン

近走はダートも使われているが、もともと芝で鮮やかな末脚を繰り出して未勝利を勝った馬。脚質的に前走の福島から新潟変わりはプラスだろうし、積極的に動いて出た前走内容も良い負け方だった。16キロ増の馬体重だったので叩き2戦目の上積みも見込めるし、差しの利く展開になればチャンスがあっていい。

穴⑭トウカイオルデン

前走は一番人気だが、一度の大敗で人気も急落。馬券のセオリーで考えれば買わなければいけない馬だろう。2~3走前には本命にしたカンパーニャと勝ち負けを演じているし、カンパーニャを評価するならこちらも評価するのが妥当。上がりに限界があるのであまり速い決着になると難しいが、減量の恩恵もあるし、やはりここまで人気が落ちたら押さえて損はない。

穴⑧ウインドラブリーナ

この馬は未勝利を勝った直後のフェアリーSでも本命にしたくらいで力を買っている。13番人気での7着だったが、悪い内容ではなかったし、先着を許した馬の中には後の重賞実績馬もいたので、本馬が1勝クラスで通用しないことはないだろう。前走はスムーズさを欠くシーンも見られたし、10着とはいえ0.8秒しか負けていないので、着順をそのまま鵜呑みにしない方がいい。鮫島良太騎手がトウケイミラに騎乗することで、図らずも乗り替わりとなったが、それもプラスに働くとみる。

人気馬見解

④エターナルハート

経験馬相手にあっさり勝ったデビュー戦からも能力は相当。しかも、そこで負かした2着馬は次走以後に2連勝。3、5着馬もすでに勝ち上がっているように、強い相手にあっさり勝ち切ったということになる。今回の懸念材料は400キロそこそこの馬体重で中2週競馬で新潟への輸送。稽古もサラッと流した程度で初戦をピークにその後の上積みがあるかどうか。上積みがなくても1勝クラスなら通用するが、全幅の信頼を置くには心もとない面もあることは確かだろう。

⑨トウケイミラ

この馬は2走前に私が個人的にかなり評価しているヴィントボニートを封じたレース内容が印象的。決して緩いペースではなかったのに先行策から押し切った内容は強く、昇級の前走は差す形での4着でその力を証明した。今回は再びマイルに戻るので競馬もしやすいだろうし、稽古でも抜群の動きを見せている。ただ、近2戦いずれもが稍重での競馬で高速上がり決着は未知数。鮫島良太騎手でこの人気というのも一抹の不安を感じることは確か。

⑯コンフィテーロ

この馬の前走も強かった。強かったが、私もこの日の一番馬に推したくらいで臨戦も抜群だったので、能力以上の力が発揮された可能性もある。デビュー戦で重賞勝ち馬アブレイズの2着なので、1勝クラスはあっさりという器だろうが、前走時よりは臨戦過程が落ちるということは踏まえておきたい。

…といったように、人気馬はどれも若干の不安要素があり、序列もつけがたいのだが、とはいえ4番人気以下の馬から買う時は人気馬を絡めるのがセオリーなので、なんだかんだ買う必要はある。一応、私の見解として挙げておく。

 

新潟9

⑬アステロイドベルト

⑧アリストテレス

穴②ハギノベルエキプ

前走4着以前は7戦連続して3着以内だった堅実派。今回は3歳のハイレベルメンバーが揃ったことはあるにせよ、ここまで人気落ちするなら狙って面白い。相手なりの走りに期待。

 

新潟10

⑫スマートフルーレ

⑩クイックファイア

⑪キーフラッシュ

②シロニイ

※一番人気のブランクエンドは脚質からも鞍上からも崩れるシーンは想像しにくいのだが、臨戦過程的には不安を抱えており、それなら近走のメンバーレベル上位のスマートから行ってみたくなる。ブランクエンドを軽視するわけではないが、飛びも想定して馬連などもというイメージで。

 

新潟11

◎③トリコロオールブルー

オープン特別では7戦して6戦で馬券内、崩れた一度が4走前の休み明け。重賞を叩いて臨む今回は普通に走れば上位争い可能。差し追い込み決着となった鳴尾記念で4コーナー2番手の積極競馬を見せたことも今回に活きてきそうだし、初の新潟でも直線の長いコーナー2つのコース形態は合っていそう。

○⑫ザダル

▲②プロディガルサン

もともとオープン特別なら上位争いできる力を持っている馬。昨年あたりから年齢による陰りは感じたが、積極策から4着に奮戦した前走からも、まだ条件さえ合えば好走はできそうだ。前走の騎乗を買われて2度目の騎乗となる荻野騎手との相性も悪くなさそうで。

△⑦レッドローゼス

△⑪サーブルオール

△⑥サトノワルキューレ

△⑨ランフォザローゼス

×⑤ロシュフォール

×①フランツ

※×2頭は人気ほど過信できないので押さえ評価でヒモ穴期待。

 

 


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