ボンタンアメは知ってても、
ボンタンを知らない方が多いと思います。

なので、
今回は文旦(ボンタン)のことを、
簡単に紹介しますねウインク

我が故郷の阿久根では、
「ボンタン」

 長崎では、
「ザボン」呼ばれています。

柑橘系最大の果実で、
大きいものだと、
直径20㎝以上にもなります。

分厚い皮を砂糖漬けしたのが、
それぞれ、
「ボンタン漬け」
「ザボン漬け」
と言われる特産品になります。


東京のスーパーでは、
土佐文旦なる、
高知県産の文旦を、
よく目にするようになりました。

高知県の文旦は、
「ブンタン」と呼ばれるようです。

もとの苗木は鹿児島産なんだろうけど、
品種改良されて、
甘く美味しい果肉のようです。

高知県の文旦収穫量は、
全国の90%を占め、
今や断トツの産地なんだそうです。

阿久根出身者のオレとすれば、
ちょっと寂しい話ですが。

ボンタンが阿久根に伝来したのは、
江戸時代のころ。
難破した中国の商船が倉津港に漂着しました。
その船長の謝文旦(しゃぶんたん)は、
地元の人の手厚いもてなしへのお礼に、
「朱らん」「白らん」
という珍しい果物を贈りました。
その種から育った木に、
船長の名前をとって、
「ボンタン」と名付けたといわれています。

※阿久根市ホームページより引用

オレが聞いた話では、

その珍しい果実は、
本来は長崎に持って行くもので、
長崎に行く途中に、
台風と遭遇し難破したそうです。

たまたま阿久根に漂着したため、
阿久根が伝来地となり、
その後に長崎に行かれたのだとか。

とはいえ、
江戸時代の阿久根は、
島津藩の密貿易拠点として、
栄えていた港町だったと言われます

我が家では、
ボンタンの皮は風呂に入れます。

ここで香りが物足りないとか、
エキスの注入だとか、
皮を絞ったりしてはいけません!

ピリピリと痛くなり、
皮膚が赤く腫れあがりますので、
ご注意下さい!!

ネットに入れて、
そのまま湯船に浮かべるだけ~ウインク

そんなボンタンの話あれこれでした。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございます音符