数週間前の草刈りでママコノシリヌグイを見つけた私は、その逞しさに見入って花の咲くのを今か今かと待っていた。3日前、ミカンの木の周りに絡みついたそれに小さな花が2~3個付いた。もう少し増えたら、と思っていた矢先、こともあろうか妻が全てを刈り取ってしまった。
「何で刈り取るんだ!花の咲くのを待っていたのに!」と言ったが、「あんな迷惑な邪魔ものはない!」と言われてしまって、返す言葉もなかった(--; 家の周囲、近所の土手を探し回ったが、どこにも生えていなかった。
そりゃあ「ママコノシリヌグイを刈り取るな」と言う方が変だと分かっているけど、絵に描きたかったんだよ。
刈り取られた『継子の尻ぬぐい』を工房に持ち帰り水に活けた
凄い生命力!四方八方にトゲのある枝葉を伸ばして、画面に収まらない!
こんな可愛い花なのに、なんとも凄い名前を付けられたんだ
言うまでもなく、このトゲの茎葉で「継子の尻をぬぐう」という残酷な継母に結び付けたネーミング。
先日描いた「悪茄子」もトゲだらけだった。「屁糞かずら」「小便の木」「大犬の陰嚢」「掃き溜め菊」などという笑うしかない名前の草花もある。
植物にこういう名をつける感覚が分からない(笑
刈り取られたママコノシリヌグイを家の中に持ち込む私の感覚も、分からないかも?(^^ゞ
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