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庭で草花を育て始めてしばらくしてから思ったこと。それは…
きのこ
ということ。
せっかくなら、見ても楽しい、食べてもおいしいものを育てられたら一石二鳥ですよね。
そこで、育てやすいといわれる野菜類にもチャレンジしてみたのですが、
- 植え付け、片付けが面倒
- 真夏の水やりがつらい
- 虫との戦いがつらい
と、いう結果に。
特に私は、枯れた鉢を片付けるのと、アオムシ類との戦いがおっくうで…。
虫は、防虫ネットなどのアイテムを使えばある程度避けられるそうなのですが、見た目がいまいちだしますます片付けが面倒になりそうで…。
きのこ
と思って行きついたのが、ブルーベリーの栽培です!
ブルーベリーは園芸の本などでも
初心者でも無農薬で簡単に栽培できる
と評判で、しかもほとんど手がかからないとのこと。
きのこ
この記事では、家庭菜園初心者の私がブルーベリーを栽培してみた感想や成長の記録を、写真とともにご紹介していきます。
なお、これまでに私が育てた野菜類はこちらの記事で紹介しています。ご興味がありましたら見てみてくださいね!
参考 実際に育ててみた!プランターでできる、初心者にもおすすめの家庭菜園
ブルーベリーの特徴
ブルーベリーは
- 病害虫に強い
- 丈夫で成長が早い(特にラビットアイ系)
ということで、初心者でも比較的簡単に無農薬で育てられると言われています。
きのこ
また、ブルーベリーには
- 酸性の土が好き
- 水が好き
- 日当たりが良いほうが実がたくさんつく
- 同じ系統の違う品種を2本植えないと実がつきにくい
という特徴があります。
この4点さえ気にかけておけば、失敗することはそれほどないようです。
ブルーベリーの種類
ブルーベリーには「系統」と呼ばれるグループがあり、特にラビットアイ系のブルーベリーは丈夫で育てやすく、初心者向きと言われています。
ブルーベリーは、同じ系統の中から2品種以上を近くに植えることで実がつきやすくなるそうです。
きのこ
OK例
【同じ系統の中から違う2品種を選ぶ】
- ホームベル(ラビットアイ系)とウッダード(ラビットアイ系)
- ブルークロップ(サザンハイブッシュ系)とチャンドラー(サザンハイブッシュ系)
- シャープブルー(ノーザンハイブッシュ系)とミスティー(ノーザンハイブッシュ系)
など
NG例
【違う系統の品種を選ぶ→×】
- ホームベル(ラビットアイ系)とブルークロップ(サザンハイブッシュ系)
- ウッダード(ラビットアイ系)とミスティー(ノーザンハイブッシュ系)
など
【×同じ品種を2本選ぶ→×】
- ウッダード(ラビットアイ系)とウッダード(ラビットアイ系)
など
きのこ
選ぶのが面倒な方は、こんなセット販売の商品を使うと便利かもしれません。
我が家が選んだブルーベリー
我が家は関東地方&初心者なので、ラビットアイ系の中から
- ホームベル
- ティフブルー
の2つを選びました。
きのこ
ブルーベリーの植え付け
我が家では、4月の中旬にホームセンターで苗を買い、植え付けました。
きのこ
ブルーベリーは乾燥に弱いそうなので、土が乾きにくくなるよう、大き目の10号プラスチック鉢を選びました。
一番下には鉢底石を100円ショップの台所用ネットに入れたもの敷き、
ブルーベリー用の土を半分くらい入れて苗を置き、残りのスキマにまた土を入れ、植え付け完了!
ブルーベリーは水持ちがよい酸性の土を好むそうなので、「ブルーベリー用の土」を使っています。
また、乾燥防止のため、表面には敷きわらを敷きました。
本で敷きわらがおすすめと読んだのですが、正直あまりおしゃれ感はないです…。
後から知ったのですが、ココファイバーやバークチップなどでおしゃれにカバーできるそうです。
きのこ
1年目のブルーベリーの様子
植え付けたのは、2019年の4月。
ブルーベリーは「1年目のつぼみはできるだけ取り、まずは木をしっかり成長させるべし」というのが基本の育て方のようです。
きのこ
先人の教えに従い、植え付け時に苗についていた大半の蕾は落としたのですが、
きのこ
と思い、少しだけ蕾を残しておきました。
4月末 開花
すると、4月末には白くてかわいい花が開花!
下向きで清楚な雰囲気です。
花が咲いてしばらくすると、待望の実がなりました!
これは5月末ごろの様子です。
7月下旬 初収穫!
待望の初収穫間近です!
ラビットアイ系は実が熟す前に実が赤くなるのが特徴。
熟すと大きく膨らんで、黒っぽくなってきます。
1年目はほとんどの蕾を取ったため、収穫は数粒。味見程度です。
きのこ
新芽の成長
1本のブルーベリーは、根元から勢いよく新芽(新枝??)が飛び出してきました。
植えてから2年くらいは剪定もしなくていいらしいので、すべての枝は伸ばしっぱなしです。
冬の紅葉
12月に入ると、ブルーベリーの葉っぱが真っ赤に紅葉しました。
春に花が咲き、夏に実がなり、冬は紅葉…と季節が感じられる木です。
葉っぱはその後落ちますが、葉の数はそれほど多くないので落ち葉掃除もラクでした。
2年目のブルーベリーの様子
植えてから1年経ち、土の栄養も少なくなってきたかな…と思い、2年目からは少しだけ肥料をあげてみることにしました。
肥料はブルーベリー用の小袋タイプを買ってきました。
4月初旬 開花
暖かくなると同時にぐんぐん葉が増え、お花もたくさん開花しました!
まだ2年目なので多少蕾を取った方がいいのかな…と思いながらもそのまま。
5月末にはすっかり実に変身!
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我が家のまわりは虫がたくさんいるので受粉は自然におまかせです。
7月中旬~8月 収穫
2年目は、そこそこ楽しめる量が収穫できました!
きのこ
最初は黒っぽくなったらすぐに収穫していたのですが、それだと少し酸っぱい…。
黒っぽくなってから少し経つとしっかり熟して甘くなります。
無農薬なので、子どもが木からとってパクパク食べても気になりません。
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日によってとれる量は違いますが、多いときで子どもの両手いっぱいくらい収穫でした。
木のサイズ
最初は弱々しかったブルーベリーの苗も、すっかり太くなって貫禄のある姿に。
敷きわらはしばらくするとぺちゃんこになって減ってくるので、たまに継ぎ足しています。
きのこ
2年目の夏の大きさは、枝張りの横幅が70センチいかないくらい。
かなり大きくなりました!
高さは、一番高いところで120センチくらいです。(鉢の高さは入れず、土の表面から測っています)
2本並んだ姿はこんな感じです。
けっこう枝も茂ってきたので、次の冬はいよいよ剪定に挑戦してみようかと思います。
ブルーベリー栽培の楽しみ
始める前はドキドキだったブルーベリー栽培ですが、やってみると
- 手間がかからない
- 花がかわいい
- 実がおいしい
- 紅葉もきれい
と良いところだらけでした!
私としては、とにかく普段の手間がかからないのが何よりうれしい!
また、庭に樹木類があると、よりナチュラルな雰囲気になるのが気に入っています。
ブルーベリー栽培のデメリット
これから育てる方のためにブルーベリーのデメリットをあげるとすると、
- 初期費用が多少かかる
- 2本植えないといけないので場所をとる
- 2~3年に一度の植え替え(鉢植えの場合)が必要
といったところでしょうか。
初期費用が多少かかる
我が家でブルーベリー栽培を始めるにあたり購入したものは
- ブルーベリーの苗木2本
- ブルーベリー専用の土
- プラスチックプランター(2つ)
- 敷きわら(マルチング材)
など。
合わせて5000円ちょっとくらいかかったと思います。
トマトやナスの苗が数百円で買えることを考えると高いなあ…と感じましたが、何年も収穫できることと手間がかからないこと、庭木としても楽しめることを考えると満足です!
2本植えないといけないので場所をとる
ブルーベリーは低木とはいっても苗木の時と比べるとかなり大きくなります。
特にラビットアイ系の方が大きくなるそうで、地植えの場合は株間2メートルくらいとっておいた方が良いそうです。
きのこ
ベランダで育てることもできますが、実をつけるためには2本の木が必要なこともあり、それなりにスペースが必要です。
2~3年に一度の植え替え(鉢植えの場合)が必要
鉢植えの場合、2~3年に一度は植え替えが必要です。
木の成長に合わせて鉢を大きくしたり、古い土を新しい土に入れ替えることで育ちが良くなります。
ブルーベリーは草花と比べて大きいので、作業が少し大変かもしれません。
きのこ
無農薬ブルーベリー栽培は初心者でも大丈夫!
家庭菜園初心者の私ですが、ブルーベリー栽培は今のところ順調にすすんでいます!
- 手間がかからない
- 花がかわいい
- 実がおいしい
- 紅葉もきれい
と楽しみがいっぱいのブルーベリー栽培。
同じく初心者の方、無農薬で果樹を育ててみたい方にもぜひおすすめしたい植物です。
まだ2年目の収穫を迎えたところですが、引き続き今後の成長を更新していきたいと思います!
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