2020年3月21日
/ 最終更新日 : 2020年3月21日
栄養士長崎
高血圧
塩分控えめの鮭とお惣菜の弁当
毎日のお弁当も、メニューに悩みますね。その一部を市販のお惣菜にして、手抜きしてはいかがでしょうか。
注意点
塩分の取りすぎにならないように、うす塩の鮭を選んでほしいです。無いようでしたら、ご飯を白飯にして下さい。
また、市販のお惣菜は塩分が多めですので、お惣菜を入れる時には他の手作りのおかずの塩分を減らして下さい。
【メニュー】
・鮭のうす塩焼き
・高野豆腐の含め煮(市販)
・干し大根の煮物(市販)
・塩ゆでインゲン(水にさらす)
・ソーセージとゆでジャガイモのソテー(塩コショウ無し)
・トマト
・大葉・ちりめんじゃこ・ゆかりの混ぜご飯
(ゆかりは少なめに)
高血圧の方は白飯にして下さい。
・いちご
塩分を控えなくてはいけない高血圧。さらに高血圧により動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞・腎臓病・骨粗鬆症・胃がんなどの原因になります。
常に、調理をする上で注意をしてほしいのは脂質と塩分です。
1日6g未満の塩分を目標にと言われていますが、
日本人は明らかに2〜4gの塩分を減らす必要があります。
と言っても、一般の方はできる事ではありません。
調理する側もノイローゼになります。
そこで、常に「なるべく減らす」という気持ちで作って頂きたいです。
【減塩料理の作り方】
①白飯にする。
塩分の入るご飯の時は、汁やおかずに塩分を少なくする
②なるべく醤油は減塩醤油で、ポン酢や酢を利用する。
③味付けに塩・胡椒の単品でなく、塩コショウを使う。
④うす塩の焼き物を選ぶ。
⑤汁物は、汁は少なく野菜の具沢山にする。
すまし汁や味噌汁は、汁を半分にする。
スープのベースとして、トマト・牛乳・豆乳などを使うと塩分
が少なくできる。
⑥毎食ごとに必ず生野菜・果物(りんごは特に良い)をつける。
ドレッシングはからまない物にする。
⑦素材そのものを大切に醤油やドレッシング・味噌控える。
例えば、冷奴に醤油をかけず、ちりめんじゃこ・生姜・ねぎ
大葉・ミョウガなどの薬味で十分食べられる。
薬味を上手くたくさん使う。
⑧だしを濃くする。
これは、私が調理する上で心がけていることです。他にもあるかもしれませんが、これからも気がついたことは記載していきたいと思います
健康は食事からだと思っても、365日2〜3食分の食事の準備をすることは大変だと思います。
食材のパズルと思われたらいかがでしょうか。
楽しく調理できそうです。