人気ブログランキングへ (/head>

ドクダミママ至言

母業落第の果て:もっと早く知りたかった子育てへの答え

毒親にならないために何ができるか

 

f:id:MimosaPalette:20200322043418j:plain

あなたは毒親ですか?(出典:https://www.kinbox.com/are-you-a-toxic-parent/

毒親といっても様々なタイプが存在する。

その中でも過干渉タイプの毒親がいる。

親が子供を構いすぎて子供が親をうとましく思うケースだ。

子供には自分の意見を持つことが許されず、

その結果自分で決定することができなくなり自信のない大人になったりする。

いつもビクビク怯えたりもある。

そしてこのような親のほとんどが母親だ。

それも外に仕事に行かない主婦が大多数を占める。

 

なぜ毒親になるのか

それは母親が自分を捨てて子供のために頑張りすぎるからである。

要するにそんな女性の人生には子供のことしか頭にないからである。

だから愛しているからという理由でやりすぎてしまうのだ。

全てを子供のために捨てることが美徳と思っている。

でも現実は怖い。

捨てると期待も大きくなり結局子供を潰してしまうのだ。

 

毒親にならないために

では、こんな風にならないためにはどうしたらいいのか。

それは母親が母親以外の自分のアイデンティティを持つことに他ならない。

自分がない女性が自分のない人間を育て上げてしまうからだ。

まさに負のサイクル。

これに終止符を打たなければ永遠に繰り返されることになる。

 

もし毒親になりたくなければ

毒親パンデミックを避けたければ

母親以外の顔を持たないといけない。

つまり自分の人生を生きるということ。

自分の成長を一番に心がけること。

子供を通して生きてはいけない。

どんなに愛していてもやりすぎてはいけない。

子供には子供の人生を生きさせないといけない。

子供が自分でできることに手を貸してはいけない。

たとえどんなに危なっかしくてもだ。

 

何もしてあげないことはチャイルドネグレクトだから

それもまずい。

どこからが干渉なのか見極めることが難しい。

それはきっと子供によって異なるのだろう。

入ってはいけない領域に足を踏み入れずに影から見守る。

それは難しいけれど

母親が自分の世界を持っていれば可能だ。

 

わたしの母

わたしは生みの母について何も知らない。

4歳になったばかりの時に亡くなってしまったからだ。

でも育ててくれた母が二人いる。

そのうちの最後の母は毒親からはかけ離れていた。

 

子供にあまり干渉しないタイプだった。

仕事で忙しすぎて子供に過干渉する時間がなかったのだ。

 

なんでもできる女性だった。

茶道、華道、洋裁、編み物、着付け、料理など、

女性のたしなみと言われていることも人並み以上にできた。

洋裁と編み物に関してはプロレベルだった。

加えて女社長だった。

経済的に自立していて、自信に満ちていて

いつも綺麗にしていて魅力的だった。

だからとても尊敬していた。

 

こんな才色兼備の母のようになりたいと思ったものだ。

でも自分が母親になってみると反対の母になってしまった。

で、子育てに失敗した。

母の模範は本当に正しかったと思う。

 

ドクダミママ至言

いつも子供のことを考えていてはダメ。

子供を通して自分の人生を生きてはダメ。

子供中心もだめ。

興味のあることを追求して。

自分を発見して。

自分を磨く。

それが鍵。