新月期が終ろうとする10月20日、近くの鈴鹿山脈の石榑に撮影に出かけました。
1時間以内の距離は”遠征”ではなく”近征”だ、などとの話もあるようですが、自宅から40km、1時間弱のところです。月没が20時頃ですので、夕食後にゆっくりと出かけました。
名古屋の中心から直線で約40kmの所ですが、なんとか天の川が見える位の暗さです。でも東側(名古屋側)の空は全くダメです。
そこで天頂付近のM33 さんかく座銀河を2032mmで狙ってみました。少し空が明るいのでLPS-D1のフィルターを使用しました。
TITLE:M33さんかく座銀河
DATE:2020-10-20
TIME:22:25..22:57
撮影場所:石榑
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:HD800
コンバーションレンズ:none
焦点距離:2032mm
F値:F10
露出時間:120s
撮影枚数:16コマ
フィルター:LPS-D1
ISO:25600
気温:16℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 ASI 120MM-mini
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St8でFlat+コンポジット、Lrで仕上げ 、80%トリミング
なんだか透明感のある銀河になってしまいましたが、・・・まあ、これもありか。
この夜は朝まで快晴で山に雲がかかることもなく、薄明近くまで撮影が出来ました。
現役の時にはこの近くから毎日、通勤していた先輩がみえましたことを思い出しました。
ご苦労様でした。