【算命学:十大主星】『禄存星』博愛主義者!人もお金もぐるぐる回す回転財の星!

ちさたまこ

算命学の十大主星の禄存星についてお伝えしていきます。

十大主星というのは陰占から導き出したもので、この地球で行動するときのその方の本能の部分を表した部分です。

自分らしく生きていると、星に近づいていきますので、自分がどの部分に何の星を持っているのかぜひチェックしてみてください。

自分の命式を調べたい方はこちら!

目次

【禄存星】ってどんな星?

禄存星

これまで十干についてまとめてきましたが陰占から十大主星算出表を使って陽占を導き出すことができます。陽占からはその方の本能的な行動を表しています。

禄存星は十干の中で土質の+に当たります。十干の「戊」と同じですね。土質は引力本能を兼ね備えていますので禄存星も引力本能が備わっています。禄存星は人から愛されたい良くも人一倍強いので、自らも平等に人を愛し、与えることができます。大衆を一気に魅了する力そんな不思議な力があります。

人脈の星と言われるくらい人と縁がありますし、ただ奉仕するというわけではあなく、人がお金を運んできますから、商売ごとに長けている星となります。先見力もあるため、人気商売に非常に向く方となるでしょう。また回転財として金融関係など多くの人とお金を回す仕事も縁があるかもしれません。

禄存星はすべての人を平等に愛しますので、人としてはとても魅力的ですが、世間と家庭を分けて考えていません。家庭にだけ愛情を注ぐタイプではないので、正妻と愛人両方を同時に愛するということも起きます。あまり罪の意識もないので、人たらし、女たらしみたいな部分もあるので、理解する必要がありますね。

【禄存星】の位置で現れる性格

禄存星
ちさたまこ

禄存星は総合的に、愛情、奉仕、回転財、経済、自己顕示欲、義理人情、自意識とといった要素を持ちます。

中央の禄存星

中央にある人は、自己顕示欲、自己愛です。中央は主星となりますので、よりその方の人生において最も生かしていきたい部分です。義理人情に厚い人とです。人に頼まれると損得を考えずに引き受けるところがあります。

ボランティア精神を持ち、世話好きです。身内でも全くの他人でも皆に愛情を注ぎます。その根底は皆を惹き付けたい、認めてほしい、愛されたいという欲があります。財と愛を使うことで手に入れようとします。

特に異性に対しては優しくなるため、恋人がいても他の人にも平等に愛を囁いたりします。お金は回して大きくするタイプなので、溜まることはありませんが困ることもありません。

儲けたり存したりを繰り返すことで、この星が生きてきます。愛情豊かですが、ただのお節介にならないよう、相手と波長を合わせるようにしましょう。

北の禄存星

北にある人は、自意識、政治愛です。大きな包容力を持ちますが、自分の力量に寄ります。力量があれば気前よくお金を使い、力量がない場合は、同情で人を惹きつけようとします。お人好しですが、目立ちたがり屋で、自分が中心で人気者でないと満足できない人です。

東の禄存星

東にある人は、八方美人、愛情です。自分をアピールするために誰にでも愛を注ぎます。恋愛でも分け隔てなく愛を注ぐので、惚れやすく不特定多数の人を愛します。

恋人や家族からは「外にばかりいい顔をして」と不満を持たれます。仕事面もサービス精神が旺盛なので、金運も自然とよくなります。サービス業など奉仕的な分野が向きます。

南の禄存星

南にある人は、同情の愛、宗教愛です。困っている人や気の毒な人がいると黙って見過ごすことができません。愛の対象は際限なく広がります。子供への愛からPTA、地域へとどんどん対象が広がります。宗教的な博愛主義なところがあり、度が過ぎると家族から非難されることもあります。

西の禄存星

西にある人は奉仕の愛です。ほれ込むと長く、その愛情が続きます。愛する人に一生懸命です。言葉より先に行動で示します。相手に喜んでもらうことで自分の存在価値を再確認していますので、無視されたり喜んでもらえないと傷つきます。自分を必要としてもらえないと次の対象を見つけます。

禄存星が複数ある場合

男性の場合、禄存星が多くあると同性愛に走る傾向があります。

禄存星が極の星の場合

極の星は主星以外に、もう一つ命式の中で生かしていきたい部分です。

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極の星が禄存星と出た方は、禄存星の特徴がより強く出ます。人も物質もすべてが集まります。他人からものをもらうときに因縁ももらいましょう。もらい上手になると相手を助けることになります。

また禄存星が輝くと家庭が犠牲になりやすくなります。

他の十大主星との二連変化

禄存星

命式の中には5つの十大主星があります。ここでは禄存星が他の十大主星とのエネルギーが働くとどんな作用が起きるのかというのを書いていきます。どの位置にある星同士でもいいので、ご自身の命式にある星同士の作用をチェックしてみてください。

禄存星×貫索星

禄存星が土質+で、貫索星が木質+です。木剋土で禄存星が剋され、陽の反発のある関係性となります。シーソー的な関係になるので、貫索星が強く出れば禄存星の引力本能が半減し、禄存星が強く出れば守備が弱くなり、騙されやすくなったりします。基本的に我が強い人より、愛情を注ぐタイプの方が愛されますので、禄存星を強く出していく方が人間関係は円満になるでしょう。

禄存星×石門星

石門星が木質−なので、木剋土と禄存星が剋されますが陰陽は和合します。石門星は横のつながりを大切にし、策略家な部分もあります。禄存星の回転財の運気も合わさり、集団組織のお金を上手に資産運用で利益を出していくような才能も発揮していくでしょう。

禄存星×鳳閣星

鳳閣星は火+の性質です。火生土で、鳳閣星に支えられる形ですが陽同士の反発があります。鳳閣星の自然な感じが禄存星の魅力を引き立てます。オープンで愛情深いのですが、ただのお人好しとみられることもあります。

禄存星×調舒星

調舒星は火−の性質です。火生土で陰陽も和合します。調舒星の個人志向的な部分は出ますが、能力が高く、調舒星の精神性がなくなり、現実社会で財をもたらすことができます。禄存星のお人好し感もなく、個人の意見もしっかり持ちます。政治的な力まではいきませんが、組織の中で才能を発揮し、活躍できます。

禄存星×禄存星

禄存星は土質の比和で陽同士の反発が起きます。比和で貫索星の要素が出ますので、愛情や財産問題に頑固になります。ここで出てくる貫索星は控えめで、あくまで禄存星が中心なので、基本は大きな愛情で世間に接し、時と場合を選んで貫索星の要素も出してきます。

禄存星×司禄星

司禄星は土−の性質です。比和で陰陽も和合します。禄存星の大きな愛情と、司禄星の現実を踏まえた正直な性質とが相まって、魅力的な人として映ります。

禄存星×車騎星

車騎星は金+の性質です。土生金で車騎星を生じます。陽同士の反発があります。攻撃的で前進力の強い車騎星の要素が生じられますが、禄存星の愛情あふれる人間性から、乱暴で野蛮な性質は抑えられます。禄存星の回転財の力も隠れているため、財力で戦うタイプの人となるでしょう。

禄存星×牽牛星

牽牛星は金−の性質です。土生金で陰陽も合します。地位や名誉をお金で買うなど財力で名誉を掴む方です。禄存星の世渡り上手な部分と牽牛星の堅実で真面目な気質が合わさり、組織の中では優秀な補佐役であり、管理者として力を発揮します。とても慎重なので、あまり前進力はありませんが、組織の中で活躍できます。

禄存星×龍高星

龍高星は水+の性質です。土剋水で龍高星を剋します。陰陽の反発もあります。愛情奉仕と改良改革の気質がぶつかり合います。どんな手段であっても改革して周りが良くなるならそれは愛であるといった思考が強いため、時に破壊的な行動を起こします。外科医向きです。人を切ることはいけませんが、臓器移植などで人助けるためであれば、メスを入れることはたやすいといった感じです。倫理的思考がきちんと伴っていれば問題ないでしょう。

禄存星+玉堂星

玉堂星は水-の性質です。土剋水で玉堂星を剋しますが、陰陽は和合します。禄存星は父親、玉堂星は母親の星なので、命式に両親が揃います。平和な家庭、温厚な人といった印象になります。禄存星の派手さは減るので、輝きは少なくなるでしょう。

まとめ

禄存星

禄存星についてまとめていきました。禄存星が主星、極の星にあれば禄存星の性質を大いに生かしていくのが良いでしょう。禄存星は人を惹きつけますので、どんどん人に愛情を注ぐようにしていきましょう。商才もありますので、人のために、世の中のためにどんどんお金を使って財を回していくことで、愛もお金も拡大していく人生を送ることができるでしょう。

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ちさたまこ

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