音楽好きに聴いてもらいたくなるようなK-POP曲を紹介している当ブログ。

今回は2019/09/02に公開されたMOMOLAND(モモランド)の「Pinky Love」を紹介します。

-----

MOMOLAND「Pinky Love」

 

MOMOLAND(モモランド)は2016年11月正式デビューの人気女性アイドルグループ。
所属事務所は実質的にこのMOMOLANDだけで稼働しているMLDエンターテインメント。

 

 

MOMOLANDといえば「BBoom BBoom」や「BAAM」の超ブレイク大ヒット時の9人組のイメージが強いですね。

 

今回紹介している「Pinky Love」では6人しかいないのでまずは残りの3人の近況について説明します。

-----

 

まず状況が一番明確になっているのは人気2番目ぐらいのビジュアルメンバー、ヨヌ。
ヨヌは所属事務所より脱退というか卒業が明らかになりました。


ヨヌは最近、女優業が軌道に乗り始めている事でグループ活動との両立は不可能との判断に至ったようです。

元々ヨヌは演技を勉強していたがアイドルとしてデビューする事になったタイプで又、肩と腰に持病がありデビュー直後にも休養していた事があります。

あまりのハードスケジュールにより精神面も不安定になってしまった事もあり本人はMOMOLANDの活動に対する愛情が深かったもののドラマ撮影にグループ活動、ダンスで身体に負担もかかる状態で19年6月頃からグループ活動の方を休養していました。

事務所と揉めた訳ではないので今後は事務所はそのままで女優としての活動に集中する事になった模様です。

-----

 

次にテハについてですがこちらもMOMOLAND脱退がアナウンスされました。

 


19年3月に健康面を考慮して休養する事が発表されこの3月に出た「I'm So Hot」のMVにも出演していませんでした。

 

公式アナウンスによると「テハは深思熟考の果てに、本人の意見を優先して尊重し、専属契約の解除と共に、新たな場所で新しいスタートを予定しております。」とあります。

 

おそらくこちらもスケジュールがあまりにもきつすぎて身体的にも精神的にもボロボロでいくらなんでももう無理無理みたいな感じなのではないでしょうか。

元々、歌唱力はMOMOLANDで1、2番という事もあり今後は違う事務所で歌手活動を主にしていくようです。

 

-----

 

最後にデイジーですが復帰するのか脱退するのか現在事務所と協議中の状況となっています。

 

テハと同じ19年3月に個人的理由により休養する事が発表されテハ同様「I'm So Hot」のMVにも出演していませんでした。

 

デイジーは熱愛説報道が出た直後に休養しているのですがその熱愛説の相手が大手事務所YGエンタテインメントの人気男性グループiKONのSONGことユニョンということで神経質な話題となっており今後慎重な対応が求められるところです。

 

休養の理由が熱愛説によるものかハードスケジュールが原因なのかイマイチはっきりしておらず今後どうなるかもちょっとわかりませんね。

 

グループ内の人気順では4番手ぐらいといった感じでルックスもよくMV見ると曲の出だしを担当している事が多かったり間奏のラップパートも担当していたり結構重要なメンバーですので去就が気になるところです。おそらく次の本格的な活動曲までに結論が出るでしょう。

 

-----

 

さて話を今回紹介している「Pinky Love」に戻しましょう。

 

この曲は日本向けのオリジナル楽曲で、公式によると「 恋が始まる不安や楽しみやドキドキする心の動きを「色」で表現した、アップテンポの王道なK-POP 」という事のようです。

 

 

-----

 

楽曲クレジットの方は

 

作詞作曲編曲:Bull$EyE、real-fantasy、YOSKE、Manbo
日本語詞:MION YANO

 

-----

 

MOMOLANDが今までヒットさせてきた「BBoom BBoom」や「BAAM」、「I'm So Hot」では超ヒットメーカーであるシンサドンホレンイが楽曲制作の中心でしたが今回の曲は韓国本国での本格的活動曲ではないのでBull$EyEが制作の中心となっています。

 

Bull$EyEは個人名で若手の実力あるクリエイター。どんどん曲を制作して出していくタイプで様々なタイプの韓国アーティストの曲をだしています。

 

女性アイドルグループのMV曲では

Yellow Bee 「If you love me」

Gate9 「Chemical」

S2 「HONEYA」

MINX 「Why Did You Come To My Home?」

 

あたりのB級アイドル楽曲を出していたりしますが今回はMOMOLANDって事でメロディーラインが無駄なくしっかりしていて完成度の高い可愛くてキャッチーで健全なスタイルのアイドルポップになっているように感じます。

日本語歌詞も上手くメロディに乗っかっていて違和感も無く良い出来栄え。

 

-----

 

楽曲の方向性としてはかなりTWICEを意識しています。

 

「Like OOH-AHH」、「CHEER UP」、「What is Love?」あたりの楽曲アプローチが結構入ってて良いとこ取りな作風になっておりパクリ加減が絶妙でちょっとクスッと笑えますが基本的には気持ちよくハッピーな気分になれる曲となっておりますね。

 

 

振り付けの方ではサビの「Pinky Love」のところで親指と人差し指で「L」の文字を作る「Pinky Loveダンス」が特徴。TWICEのTTポーズやチリチリポーズを真似てますね。

 

MOMOLANDは日本でまずシングルを3枚リリースしたのですがそのリリースイベントには若いTWICEファンがかなり殺到した事もありTWICEだけでなくMOMOLANDも一緒に強い関心を持ってもらいたいという意識が垣間見れます。

 

-----

 

歌唱面においては歌い出し先頭のナンシーの歌声がヘリウムガスを吸ったような高くて細い声がフックとなっており楽曲の可愛い印象をより強くしています。

 

-----

 

曲後半ではジュイがハイノート歌唱を披露しています。MOMOLANDはハイノートで後半歌い上げるアプローチはあまり取らないスタイルなのですがやはりTWICEのメインボーカルのジヒョあたりのアプローチを意識しているのか今回の曲では歌い上げ箇所があるのも注目ポイントでしょう。

 

MOMOLANDは基本的に全てのメンバーにソロパートや目立つ箇所を割り振るスタイルで今回の曲も全員ソロパートや見どころは用意されているのも好印象に感じます。

 

最後にまとめますが個人的に思うのはこの曲はTWICEの曲のアプローチを拝借してきたB級テイスト風味の曲に感じますが歌メロを中心に完成度はかなり高く感じます。

 

楽曲の方向性も健全で可愛くてハッピーな曲調でやろうとしている事がちゃんと出せていていい気持ちになれる良曲と思いました。

 

MOMOLANDというグループの楽曲は非常に高い大衆性とカバーダンスしたくなる振り付けが特徴で又、優れたクリエイターが楽曲提供してますので今後も良曲を是非とも期待しております。

 

-----

 

という事で今回の音楽レビューはおしまいです。最後まで読んでくれてどうもありがとうございました。ではまた来週。

 

フォローしてね!

 

にほんブログ村 音楽ブログ K-POPへ
にほんブログ村