音楽好きに聴いてもらいたくなるようなK-POP曲を紹介している当ブログ。

今回は2019/11/15に公開された少女時代のTAEYEON(テヨン)が歌う只今大ヒット上映中のディズニー映画「アナと雪の女王2」曲の「Into the Unknown」を紹介します。

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TAEYEON - Into the Unknown (From "Frozen 2"/Official Video)

 

TAEYEON(テヨン)は1989年生まれの現在30歳。

所属事務所は大手のSMエンターテインメント。

 

2007年に少女時代のリーダー兼メインボーカルとして18歳でデビュー。

 

2009年韓国音楽番組「ミュージックバンク」にて「Gee」が当時史上初となる9週連続1位の記録を打ち立て人気爆発。

 

2010年には日本デビューしKARAと共にガールズグループとして人気沸騰、2011年には紅白歌合戦にも出場。

 

2015年あたりから少女時代各メンバーのソロ活動が活発となりTAEYEON(テヨン)はソロシンガーとして本格デビュー、こちらも成功を収め韓国女性歌手の代表する一人として現在も活躍しています。

 

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今回紹介している曲はアメリカのディズニー3DCGアニメ「アナと雪の女王2」 のメイン曲「Into the Unknown」の韓国上映版の曲。

この映画、記事を書いてる現在、絶賛上映中なのですが日本興行収入で前作の2倍のペースを記録しており、もしかすると日本映画最高動員を記録するかもってぐらい話題になっていますね。

友達との会話ネタがほしい人はさっさと見に行く事をおすすめします。

 

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楽曲クレジットはこちら

 

作詞作曲:Kristen Anderson-Lopez and Robert Lopez

 

編曲:Jake Sinclair

 

ストリングス/ブラスアレンジ:Rob Mathes

 

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作詞作曲を担当しているKristen Anderson-Lopez and Robert Lopezは夫婦で共に活動するソングライターで前作の「レット・イット・ゴー」もこの夫婦によるもの。

 

その他、2017年のディズニー映画「 リメンバー・ミー 」の主題歌もこの夫婦によるものでエミー賞・グラミー賞・アカデミー賞・トニー賞全部取ってる凄え夫婦なんです。

 
前作の「レット・イット・ゴー」は終盤盛り上がる形を取っていましたが今回の曲はまず出だしでサビメロをドーンと出してインパクトを与え、その後主人公若き女王エルサが不思議な声に不安を見せる序盤、声の導きを認めはじめる中盤、未知なる旅に突き進む終盤と流れていき曲全体的に前半と後半でコントラストが出ていて壮大なスケール感を創出しています。
映画本編の事を最優先して制作されておりまあよく出来てますよ。さすがです。
 
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サウンドの基礎を作ったのはJake Sinclairはテイラー・スウィフトやフォール・アウト・ボーイ、パニック・アット・ザ・ディスコ等のプロデュースで有名な売れっ子プロデューサー。
 
 
ちなみに今回紹介曲の「Into the Unknown」のアメリカ本国のエンドロール版ではこのJake Sinclairが最近プロデュースしたパニック・アット・ザ・ディスコのブレンドン・ユーリー(男性)が歌っています。
 
Panic! At The Disco - Into the Unknown (From "Frozen 2")

このサウンドアレンジで目を引くのはディズニーのプリンセス系映画にも関わらずエレキギターでザックザックとリフを刻んでるところが非常に良い。

しかもこのギターはグラムロック系の音色とスタイルで最後もジャーン!ジャーン!ジャーン!フー!という最近では聴かれなくなったアプローチ。

このギターとドンドコドンドコしてるドラムを肝にしたアレンジで低音が増強されえらい迫力躍動感が増してます。又、プリンセス系のイメージにとらわれず意外性のあるサウンドアプローチなのがとても良いですね。
 
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私はこの曲のアメリカ本国の劇中のイディナ・メンゼル版とPanic! At The Disco版と韓国のテヨン版ではテヨン版が一番お気に入りです。

イディナ・メンゼル版は劇中の流れる関係でしょうがないのですがバックグラウンド音楽的な鳴らし方で迫力不足なのとミュージカル調歌唱が型にはまりすぎで個性不足しちゃってる印象。

Panic! At The Disco版はそもそもこの歌プリンセスのエルサちゃんの心情を表現した曲なのに歌ってるのは男性歌手のブレンドン・ユーリーって事でユーリーさん感情移入ができず「どうだ!この歌唱力!」みたいなドヤ歌唱になっちゃってるんだよね。

テヨンって歌手の特徴なんですけど上記の2人と違い上手く歌おうって意識を見せないタイプなんですよね。歌唱表現には相当なこだわりを持ちアーティスト性もとても高い歌唱をするんだけどそういう素振りは見せない。そこがいんですよ。

歌唱をよく聴いてみると序盤はプリンセスが不思議な声に話しかけてるような歌い方が入っていて後半は目覚めたかのように力強く歌唱していて作詞作曲家の意図を感じ取って歌っている印象を受けます。

テヨンちゃん見た目もプリンセスっぽいし実際、韓国歌手の歌姫様ですからね。
やっぱ一番はテヨン版でしょう。ね?。

最後にこの曲を総括しますがテヨンちゃん歌も上手だしほんまいつまでたっても可愛いねー。こんなかわいい30歳見たことない。
 
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という事で今回の音楽レビューはおしまいです。最後まで読んでくれてどうもありがとうございました。ではまた来週。

 

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