はじめに今回はかなり長文ですので最後まで読まれる方は心して読んでください()

 

こんにちは。なぜ今日この題目で書いているかというと、最近関東のほうで地震が多く発生しており、2011年の東日本大震災以来の活発な動きをしているそうです。昨年の大阪北部地震クラスの地震が起こるかもしれないので注意が必要とニュースで見たので2、3日前からこの記事を書こうと決めていました。特に今年の水害などで「ハウスも何もかもだめになった」「今まで積み上げてきたことが・・」などSNSを通して、悲しい気持ちになってしまったので、やはり災害はいつ起こるかわからないので対策を講じる必要はあると思います。メダカも小さいですが立派な生命ですからね。1匹でも救えるならそれに越したことはないと思います。

 

今回はわたしが働いている業界で有名な「4つの対策」をメダカの飼育に応用できるかを検討していきたいと思います。

 

1、アンカーボルトの固定



写真のように機械をアンカーボルトで固定するという方法ですが、メダカの飼育に応用すると・・・。まずコンクリートなど強度の高い(土の上では安定性に欠けるのであまり意味がない?と思いますが)床にて飼育されている方は、台の固定などには有効かもしれません。駐車場を飼育場に利用している方やハウス内で大量の台の上に発砲スチロールや、NVBOX、タライなどで飼育されている方は土台の強度を上げなければならないでしょうから自分の想像の範囲内ですが有効と考えます。アンカーボルトにこだわらず土台の固定法があれば教えてください。

 

2、装置のキャスターはフリー

例えばこんな感じの動かないBOX


であれば地震の揺れによって容器が落ちてしまいますね。容器の力が0とすると当然、中に入っている飼育水には地震の揺れエネルギーが働きますので水面がものすごく揺れて大切なメダカが外に飛び出してしまうかもしれません。

 



写真のようなコロコロがついたタイプの容器を使うことで、揺れの方向にキャスターで移動すれば水面の揺れを少しは抑制することができ中の水が溢れにくいのではないかという考えです。(実験したことがないのであくまで想像の世界です。)

 

コロコロ付きの容器はコストもかかりますし、大きさも限られているのでジャンボタライなどで飼育をされているメダカ屋さんはなかなか切り替えることは厳しいのかもしれませんね。またコロコロ容器のそもそもの強度もあまり強くはないかもしれません。

 

 

3、フレキシブルチューブの使用





こちらについてはもしかしたら有効なのかもしれませんが、環境条件によるかと思います。塩ビの配管などを酸素供給などに使用されているメダカ屋さんに行ったことがあるのですが、家の壁や何かの壁に備え付けている場合、塩ビは破損しやすいそうです。強い力がかかる時に柔らかい素材なら破損を免れる可能性がグッと上がるそうですのでフレキシブルチューブは有効です。実際東日本大震災時もフレキシブルチューブで破損を免れたという報告をたくさん見ました。ただし壁に備え付けというのが条件ですから、例えばホースの先に塩ビ加工して水替えをされている方が大多数と思いますのでそういう場合は特に対象となりません。フレキシブルチューブに限らず酸素供給に問題のない柔らかい素材なら災害時は安心ですが、強度や太陽光による劣化などが懸念されそうですね・・。これもまた何か良い情報があれば教えてください。

 

4、ベッドは固定する

これをメダカ飼育に置き換えると何に当てはまるのだろうと色々考えました。メダカのベッドは当然飼育容器ですし、飼育容器のベッドはテーブルや木や地面様々だと思います。これ医療現場では患者さんが寝ていた状態で地震が来た場合、ベッドを完全に床に固定してしまうとベッドは揺れないが、地震の揺れエネルギーがもろにベッド上の患者さんにかかってしまい振り落とされる可能性があるため考えられたことです。

先ほど2番目に紹介したように容器が動いて飼育水にかかる揺れエネルギーを分散するということを考えなければなりませんね。

 

ただ飼育するだけでなく、災害時にせっかく手塩にかけたメダカを奪われてしまわないように対策し、あのときああしとけばよかったと後悔しないようにしたいものです。


 

ちなみにうちの災害対策は・・・

・海抜10m~15m以上で水の心配はなさそうです(今のところ・・。)

・自宅は耐震構造と免震を土台に備え付けているので、これでダメなら諦めが付きます。

 

ここまではハード面の装備ですが、

今度はソフト面です。

・まず外飼育場はこんな感じ。



発砲やBOXにいっぱいの水を入れていますので、地震が来た場合は当然溢れると思います。せめてコロコロのついた板でも作成して、地震や水替えや配置移動に有効な作りにしたいですね。来年の目標です。

 

・室内飼育はリビングがこちら



きっと水槽は下に落ちてしまうだろうなと簡単に想像できますよね。見栄え問題もあるため、例えば台をアンカーボルトの代用品などで固定したり、突っ張り棒なんかで上からこていするなど、妻は許してくれないでしょうから、ここは非常に危ないです。まだ対策が思いつきませんが。一番は水槽を減らすか移動でしょうね。耐久性はハード面に依存状態です。

 

・最後に室内秘密の飼育小屋です




唯一固定できているのは白いラックだけです。こちらは落っこちないように板にはめ込んでいます。NVBOXはぐしゃぐしゃになってしまうでしょう。コロコロ容器に変えたところで板から転がってしまえばそれまでです。こちらもハード面に依存せざるを得ない状態ですので、室内飼育や棚置きされている方で何か良い対策があれば教えてください。

 

めちゃくちゃ長くなりましたがこれで終わります。もし最後まで見ていただいた方がいましたらお付き合いありがとうございました。




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