2019年12月6日金曜日

G線上のあなたと私

TBS

今、TBSで放送されている火曜ドラマ「G線上のあなたと私」を見ています。

主人公の小暮也映子(こぐれ・やえこ)は寿退社間近に婚約破棄され、仕事も結婚も失いました。
そんな日にたまたま聞いた「G線上のアリア」の生演奏をきっかけに大人のバイオリン教室に通い始めます。
バイオリンは、優雅な趣味と思いきや、そこにはバイオリンのように一筋縄ではいかない恋愛、仕事、家族などで様々な問題を抱える人たちが集まっていました。
そんな悩める大人が火曜バイオリン教室を舞台に繰り広げられる恋と友情の物語です。


え!!!
まるで私のことじゃないのか???
実は、私も退職前からバイオリンを習っていました。
理由は、私も地元のスーパーで聞いたバイオリンコンサートが心に残ってしまって、大人になってから始めたのです。しかも、一番好きな曲は「G線上のアリア」だし、順序は違えど、私も退職した身として、主人公と共感する部分がありまくりでした。
このドラマ「G線上のあなたと私」みたいに、グループレッスンではなく、私は個人レッスンだったので、他の人たちとの絡みは一切なく、孤独に教室に通っていましたので恋が繰り広げられることもなく・・・

わたしは、バイオリン、とっても大好きです。
あの悲壮感ただよう音はゾクゾクッとして魂を揺さぶられる思いがします。
先生みたいな聞き惚れるようないい音を出すのはとっても難しいですが、段々上達していくのがすごく楽しいです。ピアノと違って押せば誰でも音が出るのとは違うので、すごく姿勢や弓の持ち方とか苦労しました。
でも、なかなか上達せずに、先生に何度も同じことを注意されて、大人ながら先生の前で泣いたこともあります。正しい音程で弾くのがなかなか難しい。
本当、「G線上のあなたと私」のドラマの一コマでもあったように、最初のうちは家族には「耳栓もの」だったかもしれません。
「G線上のあなたと私」のドラマの中では、すぐビブラートを習っていましたが、私は、一年そこらではまだ、先生からビブラートは習いませんでした。
バイオリン教室のコンサートに行っても、ビブラートができる生徒さんは上級者しかいませんでした。いつになったら、ビブラート教えてくれるんでしょう。速くそこまで上達したいです。

今は、練習する機会が最初に比べて少し減ってしまったのですが、退職後の生活には、こういう自己表現できる趣味を自然と選択する、「G線上のあなたと私」の主人公、小暮也映子の気持ちがすごく分かります。

私の他のコラムでも書いているように、退職後にはクリエイティブな趣味が絶対に必要です。

クリエイティブな趣味は、人生における満足によって、充実感や達成感を得ることができます。
また、自分の才能や能力に挑戦し、それを伸ばすことができる時、私たちは人生に満足します。
適度なリスクとエネルギーを必要とするクリエイティブな活動は多くの満足を与えてくれます。

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