今は建物が建っていても、その建物を解体してしまうと新しく建物が建てられない土地があります。
通常このような土地は、かなり安く取引がされます。
一般の買主では、中々買う人がおらず、結果的に買取業者に足元を見られて安く買い叩かれてしまうからです。
実際に、再建築不可物件とは、どの様な物件を指し、なぜ高く買い取ってくれる業者がいるのかを解説していきます。
再建築が出来ない建物はどんなものか？
再建築が出来ない建物と言っても、想像が出来ないと思います。
ここでは、具体的にどのような建物を指すのか、具体例をあげてお伝えしていきます。
再建築不可というと、簡単に言えば新しい建物に建て替えることが出来ない状態です。
物理的に建て替えることは、お金をかければどんな土地でも出来ますが、日本の法律で建物を建てられる土地の条件が決まっています。
国は、建物を安全に維持できることを考え、緊急車両や近隣の状況、道路の所有者などを加味して、建築を制限しています。
この中でも、最も再建築が出来ない土地の条件が多いのは、道路の状況が条件に合わず再建築できない物件が多いです。
道路の条件とは
再建築が出来ない道路の条件とは、国が定めた建築基準法上の道路条件を満たしていない道路です。
この道路しか接していない土地は、基本的には再建築が難しいです。
具体的には、建築基準法上の道路認定がされていない、建築基準法上の道路に認定されているが２m以下しか道路に接していないなどの条件で再建築が出来なくなってしまいます。
この道路条件は、覆すことが難しく現状で条件に合致しなければ余程のことがない限り、再建築は難しいです。
道路の条件については、詳しくは下記のリンクで解説しています。
道路以外での再建築不可
道路以外で再建築が出来ない条件としては、市街化調整区域での再建築になります。
大きく分けて、国は日本の土地を市街化区域と市街化調整区域に分けています。
例外として、未線引き地域もありますが、今回は上記２つに絞ってお伝えしていきます。
市街化区域は、わかりやすくお伝えすると建物が多く立ち並んでいる地域であり、住宅街や商業店舗が多くある地域になります。
対して、市街化調整区域は文字の通りに、市街化を調整する地域になります。
イメージとしては、畑や田んぼなどの農地が多く、建物よりも農地が多くの割合を占めている地域になります。
建物が多く建ち並ぶのを抑制するという意味で調整区域と言われています。
この地域で建っている建物は、３つの種類があります。
一つ目は、既存宅地と呼ばれる土地になり、昔から建物が建築されており、市街化区域の様に、建物の再建築が特別に認められている土地になります。
二つ目は、分家制度を使った土地となり、市街化区域内に土地を持っていない、農家の次男以降の人が、調整区域内に特別に建物を建てることを許される場合です。
三つ目は、違法建築です。
問題は、この建物に関しては、再建築が出来ません。
一定期間以降に、建物が建てられた土地に対しては、一つ目の既存宅地の特例が認められないので、再建築しようとしても認められません。
再建築不可の建物を買い取って貰え得る条件
前述した通りに、再建築不可の建物は、再度建物を建てることが出来ませんので、売却しようとしても、かなり足元を見られてしまいます。
では、売却も出来ずに所有し続けなければいけないのかと言うと、そんな事はありません。
その様な物件を専門に買い取ってくれる業者がいます。
ただし、相場よりも安くなってしまうので、事前に注意事項をしっかり読んでから検討してください。
再建築不可の査定の際に、見られるポイント
再建築不可物件を売却する際には、なるべく高く買い取って欲しいと言うのが、売主の考えです。
では、どの部分を買取業者は見るのでしょうか？
ポイントをお伝えしていきます。
・建物の状態
再建築が出来ない建物では、今の建物がどのくらい大切に使われており、買取後も使えるかが重要なポイントになってきます。
再建築不可の建物は、建て替えや増築が出来ないので、今の建物を活かした状態でリフォームをしていくことになります。
建物が雨漏りなどでボロボロになっている状態であれば、リフォームするのに多額の費用が掛かってしまいます。
多額の費用が掛かる場合には、値段が付かないこともあるので、気をつけなければいけません。
下記のリンクのソクガイであれば、いくらであればいくらで売却できるのかすぐに回答してくれます。
参考に見積もりを取るのもいいでしょう。
買取をしてくれる会社とは
買取業者はたくさんありますが、今回紹介させていただくのは、不動産コンサルを行なっている会社です。
買取業者であれば、右から左に流すだけの業者も多い中で、総合的に不動産を扱う会社であれば、買取の査定も大きく変わります。
コンサル会社ならではの顧客を抱えており、在庫を持たない代わりに高く買取が行えます。
買主の情報を多く抱えているからこそ、他の買取業者と違いコンサル会社は高値の買取が可能になっています。
まずは、いくら違うのかを把握するために査定を依頼することをお勧めします。
一括見積もりも大切ですが、この様なコンサル会社は一括見積もりでは入っていないこともあるので、個別に査定を依頼しましょう。
査定自体はお金は掛からないので、まずはいくらになるのかを把握するためにも考えてみましょう。
すぐに売却を考えていなくても、将来的に売却を考える可能性があるのであれば、現時点でいくらになるのか検討して、いい値段で売却できるのであれば、時期を待たずに売却するのも一つの考えになります。
持っていても使い道がないのであれば、少しでもいい値段で売れるときに売るのがいいでしょう。
査定をしても結果的に売却をしない人も多くいますので、安心して見積もりをしてみてください。
下記のリンクのソクガイがコンサル会社になります。
通常は、相場通りで売れない、問題物件である再建築不可の建物、土地でも高値で査定してくれます。
まずは、査定してみましょう。
コメント