恐怖のホリデーチップ(クリスマスチップ) ~なんだこの出費~
NYの冬は寒いでござる。本日も最低気温は-8℃(笑)!
もう、笑うしかない!
きました!この季節。
クリスマスといえば、子供のプレゼント、クリスマスカード…、色々大事なものもありますが、あえてブログに書くとすれば、やはり、アメリカの慣習であるホリデーチップ(holiday tip 、Christmas tip)でしょう。
アパートのスタッフさんに一年間ありがとね~ってチップを払うわけです(わかりやすい感謝の仕方ですね)。
こんな高額な家賃払っているのに、他にチップも払うのですか!
と、突っ込んでしまいそうですが、郷に入れば郷に従えというので、もちろん今年も準備しましたよ!
ホリデーチップ!
ホリデーチップとは
クリスマス頃に日頃の感謝の気持ちをこめて、アパートのスタッフさん達にチップを支払うという慣習でございます。
絶対にやらなければならないものではありませんが、日本人、みんながあげているとあげなきゃいけない気がしますよね。うん。
クリスマスの1週間くらい前から渡すのがベストですが、旅行などで居ない方はもっと前に渡してもいいようです。
ホリデーチップの渡し方
アパートによりますが、ホリデーシーズンになると、マネジメントからスタッフの一覧が配られるようです。大体肩書きと名前が書いてありますが、アパートによっては顔写真つきのところもあるとか。
うちのアパートは、一覧を頂戴と催促しないとくれません。
渡し方は、①本人に手渡し、②マネージャーなどに配って貰う、が多いようです。
私はというと、基本手渡しで、渡しきれなかった人をマネージャーにお願いするという感じです。
どうしてわざわざ手渡しをするかというと、カードに名前と部屋番号を記載していますが、顔と名前が一致しているかというと、一致していないことが多いかと思います(少なくとも、私はスタッフの顔はわかるけど、名前は一部の人しか知らない)。
せっかくあげたのに、あげたことを認識されなかったら、それはあげてないこととかわりません。
正直英語苦手なので億劫ではありますが、一年間の感謝と共に、一人一人渡しています。
感謝の気持ちを伝え、カードを手渡しすることで、チップを渡す効果を最大源に生かせるのではないかと思います。
もし、時間があるようでしたら、できる限り手渡ししてください。
お互いに感謝し合うという行為は、意外と気持ちいいものですよ。おすすめです。
ホリデーチップ、どんなものを渡せばいい?
もちろん現金です。ギフトカードよりお菓子より現金です。
よく考えてみてください。私のアパートは400世帯くらいいます。
400世帯から400個チョコレート貰ったら気が狂いませんか?
400枚amazonのギフトカード貰ったら、ポチポチクーポンコード入力するの面倒くさくないですか?
シンプルに現金です!
もちろん封筒にいれて渡すのですが、クリスマスカードと共にあげます。
人によるのですが、家族の顔写真つきのものをあげる人もいれば、下のようなお金を挟むことを前提に作られたカードであげたり、日本的に、ポチ袋やのし袋などこちらの人にはインパクトのあるものを使う人もいます。
文章は書いても書かなくてもなんでもいいですけど、必ず部屋番号と名前は書いてくださいね。
スタッフさんもいちいち覚えていないですし、誰からもらったか表にして管理しているらしいので、きちんとアピールしてください。
ホリデーチップの相場を調べてみた
最も悩むのが、いくら包むか。
日本人はケチだから~って思われたくもないし(って思うところが日本人)、ここのアパートのスタッフさん30人もいるから、ちょっと奮発したらとんでもない金額になるし、悩ましいところ。
よくわからないので、検索してみました。英語のサイト
スーパー、レジデントマネージャー:平均75〜175ドル(範囲:50〜500ドル)
ドアマンおよび/またはコンシェルジュ:平均25〜150ドル(範囲:10〜1,000ドル)
ポーター、便利屋、メンテナンススタッフ:平均$ 20- $ 30(範囲:$ 10- $ 75)
ガレージ係員:平均で$ 25- $ 75(広い範囲$ 15- $ 100)
範囲は、「broad range」の翻訳です。
もう一つ英語のサイト
スーパー:$ 20 – $ 100
ドアマン:$ 20 – $ 120
メンテナンススタッフ:$ 20 – $ 70
それ以外:$ 20くらいを目安
日本語のサイトですとこんな感じ
スーパー(管理人) 50〜100ドル
ドアマン 25〜40ドル
雑用係 25〜30ドル
結構まちまちなのですが、持ち家なのか賃貸なのか、どのくらい住んでいるのかなど色々要素はあるようです。
しかし、私だけでしょうか、マネージャーは修理など頼んだり接する機会があるのですが、スーパーって誰だよ状態。そんな人にいっぱいあげるの嫌だな~、でていくときに、チップあげておいたらいいことあるかな?とかいろいろ考えた結果、50ドル。
ドアマンは、親切なドアマンには100ドル、不親切なドアマンには20ドルと差をつけました。100ドルのドアマンにあげるときはこちらも嬉しい気持ちであげられますが、20ドルのドアマンには渡しにくい・・・。
結果、我が家は、
- スーパー マネージャー 50ドル
- ドアマン 20ドル~100ドル
- それ以外 20ドル
合計820ドル!
カナダグースが買えるーーーー!
それ以外には、学校の先生とクリーニング屋のおっちゃんに渡しました。
スタッフさんにとってチップって大きいよね
我が家のアパート、400世帯いまして、仮に10ドルずつもらうと4000ドル(40万くらい)。しかも税金のかからないお金をいただくわけですから、ちょっとしたボーナスですよね。
ドアマンなんか、愛想のいい人と悪い人でチップの金額が違うからもっと感じよくやればいいのにって思ったり。
少し大変ですが、年に一度の大仕事です。頑張りましょう!
では、素敵な駐在生活を!
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