わぁちゃんねるのブログ

YouTubeに『わぁちゃんねる』を開設していますが更新止まってます🤤。ブログでもたまに動画概要を書いてます。基本は日記、アル中話、育児話が中心です。

【男性育児】20年後に「仕事しかしてこなかったな」なんて思う人生が嫌になった話


育児ランキング

実はわぁちゃんねるを始める前にこのブログ自体は出来ていました。

正確に言うと今年の2月に大学の卒業が決まり、それを記事にしよう!と思い立ち*1そんじゃ、アルコール依存の離脱症状で苦しんだときの話とか、育児の話とかネタはあるぞ!とか思って記事をいくつか書いたんです。

コレがつまんねぇのなんの...僕が読者ならまぁ見ませんよね。

夜のラブレター効果ですから、翌朝エントリーを見返すと「うわぁ‥つまんねぇ」となりまして公開しないまま今に至っています。

で、わぁちゃんねるの方で現在進行形でしかも動画で黒歴史を生産中ですから、であれば、多少の恥の上塗りなんて今更気にしててもしょうがない...じゃぁついでにブログも動かしちゃおうかという感じです。*2

実は今回のエントリーもそうなんです。リメイク品。

さて、僕は子供が3人いまして、2人目の子供が生まれた時に4ヶ月間の育休を取りました。 

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承太郎→キンクリ→定助

僕の会社では男性が育休を取るのは初めてだったようで、いろいろと規則を更新したりと慌ただしかったことを覚えています。

2人目が生まれたタイミングと、僕が仕事で抱えていたフラストレーションの爆発とがうまい具合に重なりまして、会社のことなんか知るか!家庭より大事なものなんてないんじゃ!といって休みました。*3

冗談はさておき、育休期間はとても有意義で素晴らしい時間を過ごすことができました。

育休を取るという闘い

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育児も闘い。姉になった日、長女はオムツのまま噴水に飛び込んだ。

育児はとても大変ですよね。

僕はぞっとしますが、少し前までは育児は女性のするべき事という考え方が一般的でしたよね。

僕の親世代、今の60歳前後の人達はそういう考えが根強いのではないでしょうか?

イクメン」という言葉があるレベルですから、どれだけ男性が育児に参加しなかったかは察しが付きますよね。

僕は会社に属していますから、育休をとるということは、そういった子育てをしてきた世代である上司たちの常識を壊わすことから始まりました

もちろん会社に育休をとると言ったとき、上司は驚いていました。

世代的に男性が育休を取ることに抵抗のある世代でしょうから仕方ないのかな?と思いますが、「なぜ育休を取るのか?」なんて聞かれました。

「なぜと言われても。。。」という感じですよね。

『女性に聞きます?それ?はい、ハラスメントどーん!!』

喉まで出かかっていたその言葉をグッと飲み込み、「取れるからです。」と答えました。

まぁその言葉の裏には、「男は働いでナンボだ」「残る人の業務はどうするんだ?」という無言のプレッシャーが当然見え隠れしていたわけです。

彼らの子育ては育休なんていらなかった、また制度的に取れなかったのかもしれませんが、それは彼らの時代のやり方であり、僕の家庭に当てはまるかどうかは別の話です。まさによそはよそ、うちはうちの理論ですよ。

会社がいつでもそうなように、僕も会社に多くは期待していませんから、『業務圧迫は会社が考えることだ』ぐらい答えるつもりでしたが、その言葉は表面化する事なく、特に問題なく休業に入りました。うちの会社は理解がありますよね。*4

社会的にまだまだ、男性の育休取得は一般的ではありませんから、取得することのハードルは低いとは言えませんし、家庭的な準備も結構大変で、用意は周到にしないと休業中大変です。*5

でも、出産後子供とずっとクローズな環境にいることになる女性は結構ストレスが溜まるはずです。あれやこれややる事もあるし。

それを直接サポートするのは男性の大きな役割じゃないかと感じています。*6

最近は行政の後押しもあり、男性育休も少しずつ良い方向に変化があると思います。

平日の子供の習い事に引率していくと3年前には父親の姿はなかったんですが、今は2割くらいは父親が引率してます。*7

誰もが後腐れなく育児に専念できる環境が整えばいいですよね。

育休を取った理由と休業中の事

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育休取った時の子が姉になった日。次女は寝転びながらスマホを見ていた。

本心かどうかはわかりませんが、僕の周りのおじさん方は『子供が小さい時にもっと世話をしておけば良かった』と言っている人が少なくありません。

僕はこの類の後悔をしたくないと強く思うタイプなので、子供が幼い時には寄り添っておこう!と思いました。

僕自身は13歳くらいから反抗期に突入しましたから、親子が直接寄り添える時期はそこまでと考えるとせいぜい10年位なものだと思うんですよ。

仮に大学で一人暮らしを始めたら、20歳までも一緒に暮らせないわけですし、その後はトータルで数年間分も過ごせるか不明ですよね。

そう考えると、親子の時間は最初の10年くらいしかないのにそれを仕事で潰すのなんか嫌だ!と思ったんです。

でもってクリティカルな成長の時期を見てないのに娘の結婚式に流す涙はどんなエピソードよ?って話にもなります。*8

ここで僕のオススメ名言を。

『10年後にはきっと、せめて10年でいいからもどってやり直したいと思っているのだろう。 今やり直せよ。未来を。10年後か、20年後か、50年後からもどってきたんだよ今。』

出典:2ちゃんねる

良かった事、困った事

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子供が親を成長させる

基本的に育休を取って良かった事は全てです

育休を取った事は微塵も後悔しませんでしたし、今もしていません。

毎日がとても貴重で幸せな時間でした。

赤ちゃんだけでなく上の子の成長も短い間ですが、寄り添うことができました。

また、仕事をしていると奥さんのサポートが疎かになるじゃないですか。

育休中は仕事のことは一切気にしなくていいですから、夜中に起きる事や、上の子の面倒、一般的な家事などは担っていました。

細分化すればいっぱいありますが大枠だとこんなところで、奥さんには赤ちゃんに集中してもらう&ストレスが溜まったらすぐにエスケープできるような環境を作れたと思います。

困ったことは、お金のことを除くと外出先での対応ですね。

外出先で赤ちゃんのことを何かしようとする時、男性向けに解放されている場所ではできることが限られていることがありました。

例えば、オムツ交換。

大きなショッピングモールでは男性トイレもオムツ交換の場所が設けられていますが、スーパーには身障者トイレか女性トイレにのみ設置されていることが多く対応に困ったことがありました。*9

男性だと外出時にミルクをあげようとしてもなかなか個室がなく、赤ちゃんが落ち着く環境がないなど、痒いところに手が届かないような事があってちょくちょく困りました。

もちろん母親が対応した方がスムーズに行くことも多いのは事実ですから、効率を考えれば仕方ないことだと思いますよ。

また、地域で行なっている子連れ参加が可能な催し物に出ると、父親が参加していることがほぼなく、みんな母親と参加し、僕だけ男性で浮いてるみたいなのは多かったです。

周りのお母さん達はグループがあるらしく新参者の僕は完全に蚊帳の外でしたし、軽く不審者を見る目を感じました。*10

最後に

育休中の体験は普通に暮らしていたら気がつかないことが沢山あり、とても貴重な経験でした。

地域、企業での取り組みとか、自治体でもいろんな場所で育児に関することをやってるんですよね。

子供が生まれるまではそんな取り組み全然知らなかったですけど、それを知るだけでも良い経験でした。もちろん赤ちゃんの世話をする大変さも学びましたし。

この記事を書いてた時、某テレビでアイスランド育児休業についての番組がやっていまして、アイスランドでは男性の育休が7割以上取得していて、日本の場合は5%程度ということでした。

事実として、この数字はとても悲しいことですよね。

日本の場合、制度はきちんと整っているのに取れないということがままあると思います。

いびつな世代間構成や、海外との権利意識の違い、歴史的な事情など様々な事情があると思いますが、は、社会的に自分がどう見えていようとも自分以外は自分に何もしてくれないという考えなので、休めるものは休みます。

奥さんや子供が困るのが前もってわかるってのに、それを優先できないのは悲しいことですよ。

もちろん経済的な事情などがあって、やりたくても出来ないことや時もありますが、そういう場合以外は、男性も柔軟に家族のもとにいられる仕組みが社会で出来上がれば素敵だと思ったという話でした。

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*1:通信制大学は情報が全然なくて自分が困ったから

*2:なので、今後出てくるエントリーの中には時系列がおかしいのもあると思います。ごめんね🙇

*3:冗談です。

*4:喧嘩腰で育休を申し込んだのに、わざわざ社内規定まで変えてもらってスムーズに取れるようにしてくれました。アザマス🙇‍♂️

*5:特に4ヶ月くらい無収入になるので、その間暮らしていくための蓄えは最低必要

*6:夫婦で協力ってそういう事でしょ?

*7:僕が育休とってた時にここの講師にパパさんはお仕事してないんですか?って言われたこともあるから大分変わったと実感します。

*8:反抗期の罵声合戦を思い出して泣くなんて絶対イヤ。良い思い出がいい!

*9:こういうこともあって「どこか行こう」となると『イオンに』となりますね。

*10:アル中時代の事なのでそれはあながち間違いじゃない