One Little Voice

HSPな英語学習者、元SEのMaryによる人生立て直しブログです。

HSPの頭痛対策9選!頭痛持ちでもハッピーに過ごす方法

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HSP/HSS頭痛代表のMaryが頭痛対策をお伝えします!

 

こんにちは、Maryです。

 

HSP(Highly Sensitive Person)やHSS(High Sensation Seeking)で、頭痛に悩まされている人は多いと思います。

 

かくいう私も長年、頭痛で悩まされてきました。

 

けれど、自分がHSPやHSSだとわかったなら、それを逆手に頭痛回避策を立てることができます。

 

この1~2年で私が実践している頭痛対策をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

この記事のターゲット
  • HSPやHSS型HSPで頭痛持ちの方
  • 他人と一緒にいると頭痛がひどくなる方
  • 環境が変わると頭痛がひどくなって困っている
  • HSPだけど頭痛を克服してハッピーに過ごしたい

 

 

 

 

HSPの人は「気疲れ」「ストレス」で頭痛を起こしてしまう

私の頭痛経歴書

 

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私は社会人になってから、ひどい頭痛に悩まされるようになりました。

 

社会人2年目の春、たしかゴールデンウィークの前後だったと思いますが、週5日の勤務で1.5日しか出勤できない時がありました。

 

原因は会社でのストレス。

 

上司が変わり、仕事内容も1年目の時とはガラッと変わったためです。

 

その後、最低毎月1回は「のたうち回る」ような頭痛が起こっていました。

 

私は昔から人の顔色・声色が気になる方で、少しでも声のトーンや目配せ・顔色が変わったら、何か問題が起こったのだろうか?と、ストレスを感じていました。

 

  • 何か資料失敗したかな?
  • うまく説明できてなかったかな?
  • もっと良い喋り方が出来たのに…

 

後悔して完璧さを求めるあまり、ストレス→頭痛発症→頭痛で休む→休んだことに対する罪悪感→ストレス…そんな無限ループに陥ったようでした。

 

痛みのピークは2015年頃。その頃には、毎日のように頭痛薬を飲むようになっていったのです。けれど、今度は頭痛薬を飲みすぎて効かなくなってきました。その代わりに薬を飲むと顔だけに蕁麻疹が出るようになりました。

 

そしてお医者さんに言われたのです。

 

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「あなた、蕁麻疹が内蔵に出たら、気管が圧迫されて死にますよ」

 

この一言で、私は頭痛薬と決別することにしました。

 

そして、頭痛をなるべく起こさないために、何か対策を打てないかと調べ始めました。

 

2018年「HSP」という言葉に出会う

私の頭痛はどんな時に発症するのかーーーそれを数年調べているうちに、環境が大きく変わるタイミングや、他人と一緒にいるときに、高確率で発症することがわかりました。

 

たとえば、以下のような状況です。

  • 海外に行ったとき(時差ボケ含む)
  • 知らない人と初めて会うとき
  • 仲良くない人と一緒に出張にいくとき
  • 宴会・パーティー
  • 信頼していない人の愚痴を聞くとき
  • 一日に複数の予定を入れているとき 

 

他人と会って話すのが仕事なのに、他人と一緒にいると、帰ったらぐったり。そして頭痛で何もできなくなっていました。

 

そんななか、HSP/HSSという言葉に出会ったのは2018年の夏頃でした。

 

HSPは非常に繊細で、他人の顔色を自然と見てしまうという特徴があります。どちらかというと内向的で静かな人が多く、アクティブに過ごすよりは独りで過ごす方が楽だと感じます。

 

HSSは、多くの刺激を求める人で、たとえば一人で海外に行ってみたり、一人でコンサートに行ったり、パーティが大好きだったりする人です。

 

そして残念ながら、私は両方に当てはまっていました。これがHSS型HSPさんです。

 

  • 基本的には独りで過ごすことが好きなのに、なぜか刺激を求めて飛び出してしまう。
  • 周りが楽しそうにしているのが羨ましくて、同じように行動したり、新しいことに手を出すけれど、すぐに飽きてしまう。
  • 作業が終わったり、外から帰ると気疲れして体調を崩し、行かなければ良かったと後悔する。
  • とめどなく「これやってみたい!」と意欲が溢れるのに、直前になって行くのが嫌になることもあります(めちゃくちゃ多いです)。

 

ややこしいですよね(笑)

 

けれど、HSP/HSSという気質だと分かった瞬間、頭痛の原因が判明したような気がして嬉しかったのを覚えています。

 

持って生まれた気質。一生付き合っていかなければなりません。だからこそ、自分なりに最大限できる頭痛対策をしていこうと心に決めたのです。

 

 

HSP向け頭痛対策9選!普段の生活で出来ること!

さて、例のごとく前振りが長くなりましたが、HSP/HSSという気質・そして体調の関係性を調査した結果、頭痛回避策が判明しました。

 

100%の確率で、頭痛を回避できるとは言い切れませんが、工夫すれば頭痛の頻度は減るはずです。

 

今回の情報がみなさんのお役に立てれば幸いです。

 

その1:予定を詰め込みすぎない

HSPの人は予定がたくさんあると、その予定を見るだけで

 

「ストレスだなぁ」

「行きたくないなぁ」

 

と思ってしまいます。

 

できれば予定を詰め込まず、1日活動したら翌日は家に籠ってください。

 

そして睡眠時間をたっぷりとって、好きな時間を過ごし、自分をいたわってください。

 

私は、2~3日連続で外出したり、他人に会うと100%の確率で頭痛が発生していました。

 

「予定を詰め込まない」ようにすると自然と頭痛の回数が減りました。

 

その2:信頼できる人に頭痛持ちであることを伝えておく

ここ数年でHSP/HSSという言葉は、広く一般に浸透してきました。けれど、まだまだその存在を知らない人も多いですね。

 

だからこそ、周りには頭痛持ちであることを伝えてほしいです。

 

「HSPなんです」「頭痛持ちなんです」と言えないとき、私は一人で薬を飲んで耐え忍んでいました。

 

でも「頭痛持ちなんですよ」と公表して、理解を得られれば、頭痛のときに周りが気を使ってくれるようになります。

 

でも、ここで注意。「頭痛が~」と言ったら「それくらい気合で何とかしろ」「大した事ないでしょう」という人もいます。

 

傷つきますよね。

 

でも大丈夫。その人はあなたの人生に不要な人です。

 

だから理解してもらわなくてもOK。

 

信頼できる人にしっかり伝えて、ケアしてもらうこと。これが重要なのです。

  

その3:水分をしっかり取る

あなたはいつも、お水やお茶を持ち歩いていますか?もし水筒やタンブラーを持ち歩いていない人は、ぜひ水分を持ってお出かけしましょう。

 

私たち人間の体の約60~65%は水分です。

 

特に冬の寒い時期、汗をかかないからと言って、お水やお茶を飲む回数が減っていませんか?

 

水分が減ると血液やリンパの流れが滞ります。加えて、寒い時期は肩を縮こませてしまい、筋肉も硬くなってしまいますね。筋肉が固くなると血管が狭くなり、血液循環が悪化、負のスパイラルです。

 

 

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私たちHSPは周りを観察していることが多く、常に肩や全身が緊張しています。こういった血液循環の悪化を自然と起こしているのです。

 

血液循環が悪くなると、老廃物を外に出す力が弱まってしまいます。体のなかに悪いものが滞留すると、病気を起こしやすくなってしまいます。

 

水分を適度に補給し、血液やリンパの流れをよくすることで、頭痛やめまいなどの発作を十分に回避できます。

 

ぜひ、こまめな水分補給を心がけましょう。

 

その4:体調が悪いときは、無理せず予定をキャンセルする

週末に友人と出かけたり、デートの約束があるとしましょう。

 

HSPの人は予定が近づいてくると、変な緊張感に襲われ、直前に体調が悪くなることがあります。相手のことがどんなに好きでも、なんとなく体調が優れなくて行きたくない日があります。

 

もしくは気圧の変化や月の満ち欠け、地震など予兆を感じやすい人も多く、本人の気が付かないうちに何らかの影響を受けて、体調を崩すときがあります。

 

そんなとき、あなたはどうしますか?

 

私も昔から、気圧の変化や満月の影響、地震の予知で頭痛や目眩を起こします。けれども無理して予定していた行事などに参加していました。

 

イベント参加中、なんとなく気分が優れなくて予定を楽しむことが出来ず、帰ってから寝込んで行かなければ良かったと後悔したこともありました。

 

だから声を大にして言いたいです。

 

辛い時は予定をキャンセルする勇気をもつこと。

 

HSPさんは、キャンセルしたら「嫌われたらどうしよう」と考えがちですよね。

 

もし、キャンセルしたことで相手から嫌われたり、お誘いがなくなってしまった場合、それは縁がなかった人です。

 

本当の友人、本当のパートナーとは、体調が悪くなっても理解してくれる人ですよ。

 

その5:自分のリラックスできる環境を作る

文字通りですが、自分が本当の自分に還れる環境を作っておくのが大事です。

 

  • どんな時に肩の力を抜くことが出来るか
  • 何を食べたり、飲んだりすると落ち着くか
  • どんな場所にいると幸せな気分になるか

 

自分なりに答えを持っておくと、気持ちを切り替えられやすくなります。

 

私はスタバで一人ぼーっとしたり(スターバックスラテかココアを飲みます)、一人カラオケで絶叫しまくったり、アロマオイルをディフューズしたりすると、気持ちが和らいでほっとします。

 

寝るときに蒸気でアイマスクを使うのもおススメしています。

 

私は柚子の香りが好きで常にストックしていますし、留学中にも5枚持って行って頭痛緩和に使いました♬

 

 

 

 

 

その6:エネルギーを吸い取る人とは縁を切る

あなたの近くにエネルギー・ヴァンパイヤはいませんか?

 

  • 常に愚痴を言うひと
  • 自慢・マウントばっかり取ってくる人
  • 他人の意見を聞かない人
  • 自分の価値観を押し付けてくる人

 

こんな人と話していると、あなたは疲れませんか?

 

HSPの人は優しい人が多いから、他人の愚痴を聞かされたり、マウントを取られても耐えている人が多いと思います。

 

でも、それを続けていると自分のエネルギーを吸い取られてしまったり、逆にネガティブなエネルギーを吸い込んでしまったりするもの。

 

人付き合いだからと思って、ズルズル関係を持っているよりは、スッパリと関係性を解消した方が身のためです。

 

人生一度きり。不要な人間関係に時間を割いている暇はありません。

 

「ちょっと今日は用事があって」

「最近忙しくて」

 

嘘をついてもOK。自分を守るための嘘はどんどんついていきましょう。他人を傷つけるための嘘じゃないんですから。 

 

その7:疲れて昼寝や夕寝をしてしまう自分を許す

例えば午前中に家事や仕事を終わらせて、隙間時間ができたとしましょう。気圧や前日の疲れで体がつらいとき、昼寝をしたくなるときって、ありませんか?

 

周りは体が辛くても一生懸命働いているのに…

 

そう思って無理して体を動かそうとしているアナタ。

 

それ、体のサインを見逃していますよ。

 

HSPだから仕方がないんです。

 

普通の人に比べて、ずっと頭のスイッチがオンになっているから疲れて当然。昼寝をして外界との通信を切断しないと、体力がもちません。

 

いいですか、休憩は悪いことではありません。

 

昼寝をしてしまった自分、うたたねしてしまった自分。全部許しましょう。

 

その8:ヨガやウォーキングをする

HSPさんのなかで、激しい運動が苦手な方も多いと思います。

 

かくいう私もボールを使う競技が苦手で、バスケットボールを受け取ったときに左薬指を骨折してしまった経験があります(笑)

 

それはセンスの問題かもしれませんが(笑)

 

運動不足は万病のもと。だけど激しい運動は苦手…

 

個人的には、激しい運動で頭痛や動悸などの発作を起こす場合が多いので、ヨガやウォーキングをおすすめしています。

 

いまやYoutubeでヨガが出来る時代です。ポーズは完璧じゃなくてOK(HSPさんは完璧主義が多いですからね)。自分が心地よいと思うポーズを続けてみる。

 

すると体が緩んで、頭痛も緩和されていきます。

 

私は10月から4か月以上、ほぼ毎日10分~45分のヨガを行っています。

 

それまで救急車騒ぎだった頭痛が改善されて、いまでは頭痛の頻度がぐっと下がってきました。

 

継続は力なり!

 

騙されたと思って最低3か月は続けてみてください。毎日10分でも大丈夫です。

 

その9:仲良くない人と一緒に公共交通機関に乗らない

そして最後になりました。

 

公共交通機関での移動は、「プライベート空間にする」こともお勧めします。

 

私は顧客と飛行機に12時間以上乗ったことがあります(海外出張)。その時は本当に窮屈で死にそうでした(笑)

 

別に仲良くもないのに、お客さんと12時間も隣で座っているなんて、よく耐えられたなと自分でも思います。

 

そのほか、特に仲良くもない人と同じ電車に乗って、気まずい雰囲気になる…そんな経験はお持ちではないでしょうか?

 

私はこれが嫌で、会社勤めしているときは、なるべく出勤時間を早めたり、退勤時間を遅くしたりしていました。

 

仕事で気が張っているのに、仕事が終わったあとも一緒なんて耐えられないです(笑)

 

これも頭痛回避策。

 

お仕事が始まる前、お仕事が終わった後はリラックスできるように意図的に自分の環境をコントロールする。

 

これも重要ですので覚えておいてくださいね。

 

周りはHSPの人が頭痛で悩んでいることを理解してあげよう

日本人の約4人に1人は頭痛に悩んでいると言われています。HSP気質の方は5人に1人と言われています。

 

あなたはこの数字を多いと思いますか?少ないと思いますか?

 

とある組織が20人規模だとしたら、5人は頭痛持ちです。頭痛持ち5人のなかで、HSP気質の人は最低1人いると言っていいでしょう。もしくは、この5人全員がHSPかもしれません。ご本人がHSPであると気づいている割合はもっと少ないでしょう。

 

あなたが自分でHSPだと感じているなら、それは大いなる財産です。

 

そしてHSPでなくても、「HSPという気質の人が世の中にいる」と知っているだけで、私たちにとって、大きな助けになるのです。

 

この記事を読んでHSPって大変だなと思っていただけたら、こんなに喜ばしいことはないでしょう。

 

もしお近くにHSPで頭痛に困っている人がいれば、「大変だね」「大丈夫?」「お水持ってこようか?」と声をかけてあげてください。 

 

そして頭痛で困っているあなた。まずは毎日こまめな水分補給を心がけましょう。

 

HSP/HSSの人が生きやすい世の中になるよう、微力ながらの発信とさせていただきます。皆様の助けになれば幸いです。