春休みまで、全国の小中高、特別支援学校を休校しますと。
今まで、というか、日本という国がはじまって以来の経験を、私たちは経験します。
いま生きている日本人の、誰もが経験していないことをこれから経験します。
私自身は、小中高生にはまったく縁がない生活をしているので、影響はまったくありません。
子を持つことをまったく望まないLGBT当事者だから、というのもあるのかもしれません。
なので、小中高生の当事者でもなく、親の当事者でもなく、学校・教育関係の当事者でもありません。
ですので、当事者ではなく、傍観する立場で、小中高一斉休校とその後に起こる事象を見ることになります。
怖いですか?
テレビやネットをよく見てると、ネガティブな情報を浴び続けてるので、知らないうちに怖くなってくるかもしれません。
けれども、自分がどういう立場なのか客観的にわかっていたら、怖くはありません。
私は不謹慎ながら、誰一人経験したことがないことを、みんなで経験していくなんて、少しワクワクしているところがあります。
日本が、日本の人々が今回のことでどう変化するのか、興味深いです。
小中高一斉休校で、日本がダメになるなら、日本はそういう国だったってことを、世界に晒せるじゃないですか。
平和ボケしてて、何でも後回しにして、人のせいにして、危機意識がなく、人権意識もない、ダメダメなところを見せたらいいじゃないですか。
私はダメなところも、いいところもひっくるめて、日本が好きです。
はたまた、日本人の底力で、今回の危機を乗り越えられるかもしれませんよね。
助け合いとか、地域の薄れたコミュニティの復活とか、出てくるかもしれませんね。
ピンチはチャンスとして、今まで日の目を見なかったビジネスが、脚光を浴びるかもしれませんね。
これから直面するのは、誰一人経験していないことなんです。
だから、怖がらなくてもいいんです。
その場その場で、力を合わせて対応していくしかありません。
日本人は底力があると私は信じています。