実践記事:2vs1 ふたりが広いピッチを使うのは大変だ

2020/02/20

チーム活動

t f B! P L
2020年2月2,3週目
小学校低学年を対象としたトレーニングの実践記事


主なテーマにしている「相手をみる」のうち、以下2点が大切だと分かるよう、トレーニングしています。

  • 攻撃側オフの選手が動きながらボールを受けること、
  • 守備側がボールウォッチャーにならないよう意識すること



①コーディネーション、ボールタッチ

リズムや複数の動作を一緒にやる(例:ボールを見ながら下がる)、ボールを運ぶといった、基本的な動きに対する負荷が大きくなってきたなと改めて感じています。

言いかえれば、認知や判断といった部分よりも、動作やボールの扱いがボトルネックになってきた、ということかもしれません。

コーディネーション

最近は新しい子もいるため、コーディネーションも多めに入れています。以下はメニューの一部

  • バックステップからのダッシュ
  • 腕を回しながらサイドステップ両側
  • スキップ、後向きスキップ
  • ケンケン、後向きケンケン
  • ケンケンパ、後向きケンケンパ
  • パワーポジションでのサイドステップ


ボールタッチ

ボールに慣れるためのボールタッチ系の練習も継続中。こちらも難易度を低めにボリュームは多めに
トレーニングしています。


  • リフティング   合計50回
  • 3回に1回 頭より高いリフティング 合計50回
  • 蹴り上げワンバン 合計50回

タッチの強弱を求めるドリブル
  • ドリブル
  • ドリブル(細かいタッチから大きく押し出し、決まった場所で止める)
  • ドリブル(決まった距離を決まったタッチ回数で)
  • カットドリブル(アウト2回 イン1回)

片足ででき、横に抜けるフェイント中心に
  • カットドリブル
  • サイドステップ
  • キックフェイント
  • ステップオーバー


①1vs1

練習メニュー

足元の技術の上達具合、守備の基本(当チームでは、はやいプレス・インナーライン)を確認するため、1vs1を実施。

みんなが大好きなシュートを忘れないよう、以下のメニューを実施したら、ゴールへシュート! としています。



主な声がけ

「ナイスタッチ!」

(近くを諦め、遠いゴールへ判断したことに)
「よく切替えた!」

フリーズして、インナーラインの説明
「最後までシュートを打たせないためには、どこまで移動する? 防げれば自分のボールになるよね。」

KPT

KEEP:よかったので継続

勝ち同士、負け同士で次の組合せを作り、適当なレベルを作れたこと

PROBLEM:わるかったので改善

最後まで守備ができなかった子へ声がけについて、諦めることの問題を話せなかったこと

TRY:次に取り組むこと

(諦めた子に対して)試合中だったら、他の7人はどう思う? といった最後まで守備することの大切さを伝える

子どもたちへ

遠いゴールへ判断された場合でも、シュートまで持ち込まれないよう、最後まで頑張れるといいね


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②2vs1

練習メニュー

広いピッチでの2vs1を始めました。動いてボールを受けると、守備を外して受けやすいことを体感してもらいました。まずは、仲間とコミュニケーションを取れるようにチャレンジしてみよう。


主な声がけ

「ボール持っている人が指示だけだと、もう一人が走っても追い付かれちゃうね。ボール持っている人も、動いてみよう。」

「よくパス出して、受けたね。ナイス」

「ボールだけ見ていても守れないよ。後にいるパスする先の人も探しておこう。」

KPT

KEEP:よかったので継続

足元のパスから、動く先へのパスが出てきたこと

PROBLEM:わるかったので改善

チーム分けを2チームで行ったため、3人組を作るのに時間がかかったこと

TRY:次に取り組むこと

3チーム分けして一人ずつだす、または3人組を作る など3人を作りやすくする

子どもたちへ

上手になってるね。身体をひねって、ボールを見ながら動いたり、できる子も出てきました。
ワンツー(パス&ゴー)など、テーマを決めてやっていこう。


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自己紹介

1975年生まれ。2014年からサッカーコーチ活動を開始。ボランティアでスポーツ少年団にて活動中。
息子3人サッカー選手。それぞれ、スポーツ少年団、部活、クラブチーム、サッカースクールで活動。サッカー選手の保護者の目、サッカーコーチの目で子どもたちや息子の成長を見ています。

指導者D 級ライセンス
審判4級ライセンス
スポーツ少年団認定員

関係ないけど
経済産業大臣登録 中小企業診断士
ネットワークスペシャリスト
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