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今回は宇宙センターなど宇宙のイメージがあるつくば市の霊峰・筑波山を祀る神社、筑波山神社です
西と東の二つの峰からなる双耳峰の筑波山を御神体としたこちらは、古来日本の山を神とした信仰から始まった神社です
御祭神もそれぞれ西の峰=男体山の筑波男ノ神と、東の峰=女体山の筑波女ノ神の二柱を祀っています
人格神としては男=伊弉諾尊、女=伊弉冊尊となります
その二峰が仲良く並ぶ山容から自然と男女の夫婦神として祀られるようになったのでしょう
いろいろな神社にもある夫婦杉や夫婦岩と同じ発想ですね
そして古来から霊峰として富士山と並び信仰され、また万葉集などの和歌にも筑波山は登場し、特に有名な小倉百人一首の陽成院が詠んだ「つくばねの みねよりおつる みなのがわ…」の通り歌人にも愛の歌などで親しまれた常陸国を代表する山でした
みなのがわは漢字で男女川、まさに筑波山は男女の想いを表現する代表的なものだったのでしょう
今はあまりその印象がないのは神仏習合の修験道の色が強くなってしまったのが原因かと思います
後は幕末の天狗党が神威を下げたようにも感じますね
雅な筑波山のままでいて欲しかったと思いますが、歴史は難しいです
⚫︎鳥居
⚫︎宇宙の卵
⚫︎随身門⚫︎社殿前
ここから登山です
⚫︎ガマ石
随身門の横で実際にガマの油売りをやっていました!
有名な「ガマの油売り」の口上はこの筑波山で考え出されたと言われています
なんか感動です…
それでは御朱印です
⚫︎中腹拝殿
筑波山神社とも関係が深いので御朱印は筑波山神社でお受けする事ができます
蚕影神社には他に金色姫という養蚕と機織を伝えた人の伝説が残っており、同じ茨城県の大洗に伝わる虚船の船に乗っていた女性のモデルという説もあるそうです