今回は上毛三山の一つで榛名湖が近く、多くの巨岩が圧倒的な迫力の榛名神社(はるなじんじゃ)です
榛名神社は饒速日命の御子である可美真手命が神籬を立てて天神地祇を祀った事から始まったとされ、西暦586年に祭祀場が創建されたと伝承されます
そしてこちらも赤城神社と同じく“延喜式神名帳”に上野国十二社として記されるほどの名の知れた古社で、上野国では六宮の位置にあります
御祭神は火の神である火産霊神と土の神である埴山姫神で、その土地から火・水・土・木・金の五行が揃った強力なパワースポットとしても知られた神社です
元は神仏習合で仏教色が強く、名も榛名山巌殿寺となっていましたが、明治の神仏分離によって仏教が取り除かれ、元来の榛名神社に戻ったそうです
境内を見ると三重塔や元は仁王門だった髄神門、元は仏像を安置していた国祖社などからその名残りが窺えます
また、御神体は本殿と繋がった御姿岩内の洞窟に祀られていて、岩そのものが本殿とも言える形式となっています
御姿岩や鉾岩などの奇岩はこの神社の最大の特徴で、見る者を圧巻する迫力があります
現在榛名神社は100年以上ぶりの大修理の最中で、現在は双龍門にかかっている頃ですね
⚫︎社号標と鳥居
⚫︎みそぎ橋
それでは御朱印です
榛名山は赤城神社の時にコメントした「頭文字D」の舞台の中でも、主人公“秋名のハチロク”藤原拓海の本拠地として描かれた場所で、豆腐を届けていた秋名湖は榛名湖となります
ここも多くの走り屋が走ったのでしょうか?
直線などが走ってて気持ちのいい場所でした
榛名湖です
『上毛三山』
◆赤城神社赤城山山頂の湖畔にある上野国二宮
◆妙義神社江戸の天文(乾の方角)鎮護